Asteria Management Console Help

共通

ログイン

フローサービス管理コンソールにログインするには、http://<サーバー名>:28080/へアクセスし、ログインします。

ログイン画面

ユーザー名にはフローサービスのユーザー名を入力します。ドメイン配下のユーザーの場合は「/」から始まるフルネーム形式で記述します。ドメインを省略した場合は、ルートドメインのユーザーとして認識されます。

ログインすると、メイン画面が表示されます。

メイン画面

ログアウト

ナビゲーションバーの右端のログアウトメニューをクリックしてログアウトします。ログアウトメニューは常に表示されています。

ログアウトメニュー

画面の構成

画面構成
  1. サイドバー - メインメニューです。上部のロゴをクリックすると開閉します。
  2. ナビゲーションメニュー - サイドバーのアイコンごとにサブメニューが表示されます。階層化されていることもあります。
  3. アクションバー - 表示している画面で何か操作を行うときのボタンが表示されます。一覧が表示されている場合は、一覧を選択してからボタンをクリックすると、対象のオブジェクトに対して操作できます。
  4. メインエリア - ナビゲーションメニューで選択した画面に応じてコンテンツが表示されます。

ユーザーと権限

ユーザーには「管理者」「開発者」「運用者」の3種類の権限があります。管理コンソール上でできることは権限によって異なります。

原則として、開発者は自分がオーナーとなるものだけが更新や参照の対象となります。管理者は所属するドメイン配下のユーザーのものも更新や参照の対象となります。運用者もドメイン配下のユーザーがオーナーとなるものも参照できますが、更新はできません。

また、システム全体に関わるものに関しては、ルートドメインの管理者のみが設定できます。他のユーザーは参照のみが可能です。

以下に各メニューへのアクセスの可否をまとめます。詳細については各メニューの説明を参照してください。

メニュー管理者開発者運用者
状態 ログ
フロー
バージョン管理
設定 コネクション
トリガー
プロキシ ◯ ※2
SSL
ログ ◯ ※3
通知 ◯ ※2
サービス ◯ ※2
パスワード
ツール アカウント ◯ ※1×△ ※1
メンテナンス
カレンダー
サービス
システム ライセンス情報
サーバー情報
契約情報 ×
アップデート
初期化
ヘルプ
ログアウト

◯:利用可能、△:一部機能制限あり、×:アクセス不可
※1:ルートドメイン直下のユーザーのみがアクセスできます。
※2:ルートドメイン直下の管理者のみが編集できます。
※2:システムログの設定及び削除の設定はルートドメイン直下の管理者のみが編集できます。

ヘルプの表示

サイドバーの一番下に表示されているヘルプメニューをクリックすると、このオンラインヘルプが表示されます。

ヘルプメニュー

状態

「状態」メニューは、「ログ」「フロー」「バージョン管理」の各機能によりフローサービスやフロー実行の状態を参照、管理するための画面で構成されています。

ログ 以下のメニューから、フローサービスとユーザーがフローで設定した情報を出力するアプリケーションのログを参照することができます。
システム フローサービスで出力されるログを出力レベルや日付ごとに参照することができます。
アプリケーション ユーザーがフロー実行時に出力するように設定したアプケーションログを出力レベルや日付ごとに参照することができます。
フロー 以下のメニューから、フローの状態を参照したりフローを実行したりすることができます。
リクエスト一覧 現在実行中のフローリクエストの一覧を参照することができます。また、リクエストをキャンセルすることもできます。
ステータス一覧 チェックポイントフローのステータス一覧を参照することができます。また、エラーとなったリクエストの再実行やステータスを削除することもできます。
統計情報 チェックポイントフローのリクエストの統計情報をグラフで表示することができます。また、統計情報をCSVとしてダウンロードすることもできます。
コンテキスト一覧 現在設定されているコンテキストの一覧を参照することができます。また、コンテキストを削除することもできます。
サーバー一覧 サーバーの一覧を参照することができます。
グラフ フローエンジン内部の情報をグラフ化した情報を参照することができます。
フロー一覧 フローを実行することができます。現在管理コンソールにログインしているユーザーがオーナーとなっているフローのみ表示されます。
バージョン管理 バージョン管理を使用している場合、現在の状態やリビジョン履歴を確認できます。また、任意のリビジョンに更新することができます。

ログ

システム

フローサービスで出力されるログをログ出力レベルや日付ごとに参照することができます。
また、出力レベルやキーワードによって、ログ表示を絞り込むことができます。
さらに、表示件数や逆順表示、文字サイズを選択することができます。

システムログ表示画面

システムログ表示
ログの行番号が表示されます。この行番号は出力レベルを「デバッグ」にした時の番号となっていますので、出力レベルが「情報」以上の場合には番号が飛び飛びになることがあります。
日時 ログが出力された日時が表示されます。
レベル ログのレベルが表示されます。「FATAL」「ERROR」「WARN」「INFO」「DEBUG」の5種類あり、出力レベルの「致命的エラー」「エラー」「警告」「情報」「デバッグ」にそれぞれ対応しています。
メッセージ ログの内容が表示されます。

ファイル名

ファイル名で選択されたログファイルが表示されます。
ログファイルは「[DATA_DIR]/log」フォルダー(※1)に出力されていますが、その中で表示できるログファイルには以下のものがあります。

表示名 当日のファイル名 過去のファイル名 内容
$asteria$ $asteria$.log $asteria$.log.YYYY-MM-DD フローサービス以外のサーバー全体のログ
$asteria$-console $asteria$-console.log $asteria$-console.log.YYYY-MM-DD コンソール出力のログ
FlowCompile FlowCompile.log FlowCompile.log.YYYY-MM-DD フローのコンパイルログ
FlowAccess FlowAccess.log FlowAccess.log.YYYY-MM-DD フローサービスのアクセスログ
FlowService FlowService.log FlowService.log.YYYY-MM-DD フローサービスのログ
FtpService FTPService.log FTPService.log.YYYY-MM-DD FTPサービスのログ
mcapi mcapi.log mcapi.log.YYYY-MM-DD MC APIのログ
mcapi-access mcapi-access.log mcapi-access.log.YYYY-MM-DD MC APIのアクセスログ
※1 ログファイルの出力先フォルダーは「設定」-「ログ」-「システム」画面で変更することができます。

出力レベル

ログの出力レベルには、致命的エラー/エラー/警告/情報/デバッグの5種類があります。
指定した出力レベルは上位を含みます。例えば、情報レベルの場合、致命的エラー/エラー/警告/情報までを含み、デバッグレベルの場合、致命的エラー/エラー/警告/情報/デバッグを含んで出力、表示されます。
各レベルは、ログ表示画面の「種別」欄にそれぞれFATAL/ERROR/WARN/INFO/DEBUGというレベルを示す名前で表示されます。
デフォルトは「情報」です。

表示件数

ログの表示件数を変更するには、「表示」リストボックスから表示したい件数を選択します。デフォルトは1000件です。

表示順

ログ表示画面では、上から新しい順に表示されます。古い順から表示するには、「逆順表示」チェックボックスをオフにします。デフォルトではチェックされています。

文字サイズ

ログ表示画面の文字サイズを変更するには、「文字サイズ」リストボックスから選択します。小さく表示するには小さい数字を選択します。デフォルトは「12pt」です。
文字サイズは、変更すると画面にすぐに反映されます。

キーワード

指定されたキーワードにマッチするログを表示します。
キーワードにアルファベットを入力した場合は、大文字小文字は区別されません。
キーワードは半角スペースで区切って複数入力することができます。
キーワードが複数入力されている場合には「OR」「AND」を指定することができます。
「OR」が選択されている場合には、入力されたキーワードのどれかひとつがマッチするログが表示対象となります。
「AND」が選択されている場合には、入力されたキーワードが全てマッチするログが表示対象となります。
「クリア」ボタンを押すとキーワードに入力されている文字列がクリアされます。(クリアされるだけで再表示はされません)

日時

画面に表示したいログの日付と時刻を選択します。

ページ切り替え

ログが1画面に表示しきれない場合、ログ画面の下部にページを切り替えるためのリンクが表示されます。

ログのダウンロード

右上にある「ダウンロード」ボタンをクリックすると、すべてのシステムログをアーカイブしてダウンロードできます。
ログはZIP形式でダウンロードされます。

システムログのダウンロードダイアログ
ファイル名 ダウンロードしたいファイルの種類を指定します。「すべてのファイル」を選択すると、すべての種類のシステムログをダウンロードできます。
日付 ダウンロードしたいファイルの日付を指定します。「すべての日付」を選択すると、指定されたファイルの中ですべての種類のシステムログをダウンロードできます。

アプリケーション

フローサービスで出力されるアプリケーションログをファイルごとに参照することができます。
また、出力レベルやキーワードによって、ログ表示を絞り込むことができます。
さらに、表示件数や逆順表示、文字サイズを選択することができます。

アプリケーションログ表示画面

アプリケーションログ表示
ログの行番号が表示されます。この行番号は出力レベルを「デバッグ」にした時の番号となっていますので、出力レベルが「情報」以上の場合には番号が飛び飛びになることがあります。
日時 ログが出力された日時が表示されます。
レベル ログのレベルが表示されます。「FATAL」「ERROR」「WARN」「INFO」「DEBUG」の5種類あり、出力レベルの「致命的エラー」「エラー」「警告」「情報」「デバッグ」にそれぞれ対応しています。
メッセージ ログの内容が表示されます。

ログ設定名

「設定」-「ログ」-「アプリケーション」画面で登録したログ設定名が表示されますので、表示したいログ設定名を選択してください。

出力レベル

ログの出力レベルには、致命的エラー/エラー/警告/情報/デバッグの5種類があります。
指定した出力レベルは上位を含みます。例えば、情報レベルの場合、致命的エラー/エラー/警告/情報までを含み、デバッグレベルの場合、致命的エラー/エラー/警告/情報/デバッグを含んで出力、表示されます。
各レベルは、ログ表示画面の「種別」欄にそれぞれFATAL/ERROR/WARN/INFO/DEBUGというレベルを示す名前で表示されます。
デフォルトは「情報」です。

表示件数

ログの表示件数を変更するには、「表示」リストボックスから表示したい件数を選択します。デフォルトは1000件です。

表示順

ログ表示画面では、上から新しい順に表示されます。古い順から表示するには、「逆順表示」チェックボックスをオフにします。デフォルトではチェックされています。

文字サイズ

ログ表示画面の文字サイズを変更するには、「文字サイズ」リストボックスから選択します。小さく表示するには小さい数字を選択します。デフォルトは「12pt」です。
文字サイズは、変更すると画面にすぐに反映されます。

キーワード

指定されたキーワードにマッチするログを表示します。
キーワードにアルファベットを入力した場合は、大文字小文字は区別されません。
キーワードは半角スペースで区切って複数入力することができます。
キーワードが複数入力されている場合には「OR」「AND」を指定することができます。
「OR」が選択されている場合には、入力されたキーワードのどれかひとつがマッチするログが表示対象となります。
「AND」が選択されている場合には、入力されたキーワードが全てマッチするログが表示対象となります。
「クリア」ボタンを押すとキーワードに入力されている文字列がクリアされます。(クリアされるだけで再表示はされません)

ファイル名

選択されたログ設定名に対してフローサービスが出力したファイルの一覧が表示されます。ここで選択したファイル名のログファイルが表示されます。

ページ切り替え

ログが1画面に表示しきれない場合、ログ画面の下部にページを切り替えるためのリンクが表示されます。

ログのダウンロード

右上にある「ダウンロード」ボタンをクリックすると、すべてのアプリケーションログをアーカイブしてダウンロードできます。
ログはZIP形式でダウンロードされます。

アプリケーションログのダウンロードダイアログ
ログ設定名 ダウンロードしたいファイルのログ設定名を指定します。「すべてのファイル」を選択すると、すべてのログ設定名のアプリケーションログをダウンロードできます。
ファイル名 ダウンロードしたいファイルのファイル名を指定します。「すべてのファイル」を選択すると、指定されたログ設定名の中ですべてのファイル名のアプリケーションログをダウンロードできます。

フロー

リクエスト一覧

現在実行中のフローリクエストの一覧を参照したり、リクエストをキャンセルしたりすることができます。

リクエスト一覧画面

一覧画面には、以下の項目が表示されます。

ステータス リクエストの現在の状態です。
  • キュー キュー
  • 実行中 実行中
  • 一時停止中 一時停止中
  • 終了 終了
開始日時 リクエストが投入された時刻です。ローカルタイムで表示されます。
リクエストID リクエストIDです。
プロジェクト名 リクエストされたフローのプロジェクト名です。
フロー名 リクエストされたフローのフロー名です。
セッションID セッションIDです。

フローリクエストの詳細情報

リクエスト一覧画面

アクションバーの「詳細」アイコンをクリックすると、現在実行中のリクエストについて一覧の情報と以下の情報が表示されます。

フローリクエストのキャンセル

キューイングされているまたは実行中のリクエストは途中でキャンセルすることができます。キューイングされていて実行されていないリクエストをキャンセルすると、実行はされません。実行中のフローリクエストをキャンセルすると、実行中のコンポーネントの処理が終わった時点でアボートする場合と実行中のコンポーネントの処理を強制終了してアボートする場合があります。キャンセルしたときに強制終了するコンポーネントは次のコンポーネントです。

コンポーネントが強制終了した場合にどのような動作になるかについては、各コンポーネントヘルプを参照してください。

フローリクエストをキャンセルするには、1つまたは複数のフローリクエストを一覧から選択し、アクションバーから「削除」ボタンをクリックします。

成功した場合はキャンセルされたフローリクエストが一覧から消えます。失敗した場合は失敗情報のダイアログが表示されます。

リクエスト一覧画面

失敗情報には、以下の項目が表示されます。

リクエストID 失敗したリクエストのIDです。
メッセージ 失敗した原因が表示されます 。

ステータス一覧

チェックポイントフローのステータス一覧を参照することができます。また、エラーとなったリクエストの再実行やステータスを削除することもできます。

ステータス一覧画面

検索条件

一覧画面では、以下の項目を指定して検索ができます。

ドメイン フローのオーナーのドメイン名を指定します。最新のドメイン名の一覧を取得したい場合には再取得アイコンをクリックしてください。
ユーザー フローのオーナーのユーザー名を指定します。ドメインを選択した時に指定できます。
プロジェクト名 プロジェクト名を指定します。ユーザーを選択した時に指定できます。
フロー名 フロー名を指定します。プロジェクト名を選択した時に指定できます。
開始日付 リクエストの開始日付を指定します。最新の情報を取得したい場合は、ドメイン横の再取得アイコンをクリックしてください。
ステータス リクエストのステータスを指定します。
1ページの行数 一覧画面の行数を指定します。
サーバー名 リクエストのサーバーを指定します。

ステータス一覧

一覧画面には、以下の項目が表示されます。

ステータス リクエストの状態が次のアイコンで表示されます。
実行準備中 - リクエストは実行準備中です。
実行中 - リクエストは実行中です。
成功 - リクエストが正常終了しました。
リトライ待ち - リクエストはリトライ待機中です。
エラー - リクエストが異常終了しました。
開始時刻 リクエストの開始時刻が表示されます
チェックポイント 最後に通過したチェックポイントのステータスが表示されます
終了時刻 リクエストの終了時刻が表示されます。
リクエストID リクエストIDが表示されます。
サーバー名 リクエストを実行したサーバー名が表示されます。
フロー名 フロー名が「プロジェクト名.フロー名」の形式で表示されます。
プロジェクトオーナー名 プロジェクトオーナー名が表示されます。
リトライ リクエストのリトライ回数が表示されます。最大リトライ回数に達していない場合は、「リトライ回数/最大リトライ回数 (次回リトライ時刻)」の形式で表示されます。

リクエストの再実行

リクエストを選択して、アクションバーの「再実行」ボタンをクリックすると、停止しているチェックポイントからリクエストを再実行することができます。

リクエストの削除

リクエストを選択して、アクションバーの「削除」ボタンをクリックすると、リクエストを削除することができます。実行中のリクエストを削除することはできません。

リクエストの詳細

リクエストを選択して、アクションバーの「詳細」ボタンをクリックすると、リクエストのチェックポイント詳細情報を参照することができます。

ステータス一覧画面

詳細ダイアログには、一覧情報と以下の項目が表示されます。

リトライ回数 リクエストのリトライの回数が表示されます
最大リトライ回数 リクエストのリトライの回数の上限が表示されます
次回実行時刻 リクエストの次回の実行時刻が表示されます

統計情報

チェックポイントフローのリクエストの統計情報をグラフで表示することができます。また、統計情報をCSVとしてダウンロードすることもできます。

統計情報画面

絞り込む条件

一覧画面では、次の項目を指定して統計情報を絞り込むことができます。

ドメイン フローのオーナーのドメイン名を指定します。最新のドメイン名の一覧を取得したい場合には再取得アイコンをクリックしてください。
ユーザー フローのオーナーのユーザー名を指定します。ドメインを選択すると指定できます。
プロジェクト名 プロジェクト名を指定します。ユーザーを選択すると指定できます。
フロー名 フロー名を指定します。プロジェクト名を選択すると指定できます。
サーバー名 リクエストのサーバーを指定します。
ステータス リクエストのステータスを指定します。
期間 統計の期間を指定します。
開始日付 統計の開始日付を指定します。

グラフ

「表示」ボタンをクリックすると、統計情報のグラフとグループ化条件が表示されます。

統計情報画像

表示されるグラフは四種類です。

実行回数 リクエストの実行された回数が表示されます。
エラー回数 「ステータス」が「エラー」であるリクエストの合計数が表示されます。
平均実行時間 リクエストの平均実行時間が表示されます。
リトライ回数 リクエストのリトライ回数の合計値が表示されます。

グラフの表示形式は二種類です。

折れ線 折れ線グラフで統計情報が表示されます。
積み上げ棒 積み上げ棒グラフで統計情報が表示されます。

グループ化

「グループ化」ドロップダウンを選択すると、統計情報グラフのグループ化条件を変更して参照することができます。

サーバー名 リクエストのサーバー別の統計情報が表示されます。
ユーザー リクエストのオーナー別の統計情報が表示されます。
フロー名 リクエストのフロー別の統計情報が表示されます。
ステータス リクエストのステータス別の統計情報が表示されます。
1時間ごと 1時間ごとの統計情報が表示されます。
1日ごと 1日ごとの統計情報が表示されます。
時間帯別 時間帯別の統計情報が表示されます
曜日別 曜日別の統計情報が表示されます。

CSVのダウンロード

「CSVダウンロード」ボタンをクリックすると、統計情報のCSVファイルをダウンロードすることができます。
CSVファイルの内容はグラフの表示内容と同じです。

コンテキスト一覧

現在設定されているコンテキストの一覧を参照できます。

コンテキスト一覧画面

一覧画面には、以下の項目が表示されます。

コンテキストパス URLの一部となるコンテキストの文字列が表示されます。
ユーザー このコンテキストに関連付けられているユーザーが表示されます。
Basic認証 このコンテキストでBasic認証を行うかどうかが表示されます。Basic認証する が表示されている場合はBasic認証を行います。
ドキュメントルート 静的なファイルを返す場合のベースフォルダーが表示されます。
ユーザーのホームフォルダーからの相対パスです。
Includes 指定したパターンのファイルを含むようにします。
パターンの指定方法は以下の様に記述します。

「**」 - フォルダー部分と比較するために使用でき、0個以上のフォルダーとマッチします。
「*」 - フォルダー、ファイル名部分と比較するために使用でき、1個以上の文字とマッチします。
「?」 - フォルダー、ファイル名部分と比較するために使用でき、任意の1文字とマッチします。
「.」 - フォルダー自身はフォルダー名に続いて"."1文字で表すことにします。
「/」 はパスのデリミタとしてのみ使用することができます。


例)
「**/*.html 」 -すべてのフォルダーの拡張子が「.html」のファイルを返します。
「dir1/. 」 - dir1フォルダーを公開します。

指定がない場合は「**/*」が指定されているのと同じになります。
Excludes 指定したパターンのファイルを除外します。
パターンの指定方法はincludeの指定方法と同じです。

サーバー一覧

同じクラスタ内にあるサーバーの一覧を参照できます。

サーバー一覧画面

一覧画面には、以下の項目が表示されます。

自サーバーアイコン 管理コンソールが動作しているサーバーの場合には自サーバーが表示されます。
ステータス サーバーのステータスが表示されます。
  • 正常 正常-通常状態
  • リカバリー中 リカバリー中-他のサーバーがリカバリー処理を実行している状態
  • 停止 停止-サーバーが停止している状態
  • 削除 削除-サーバーが削除された状態
  • バージョンアップしてください バージョンアップしてください- 他サーバーよりバージョンアップの要求があった状態
サーバーID サーバーIDが表示されます。
サーバー名 サーバー名が表示されます。
リカバリーサーバー名 このサーバーをリカバリーしているサーバーがある場合、そのサーバーのサーバー名が表示されます。
リカバリー処理が終了しサーバーが正常に起動した場合、ログに出力され値は削除されます。
リカバリー開始 このサーバーのリカバリー処理が開始された日時が表示されます。
リカバリー処理が終了しサーバーが正常に起動した場合、ログに出力され値は削除されます。
リカバリー終了 このサーバーのリカバリー処理が終了した日時が表示されます。
リカバリー処理が終了しサーバーが正常に起動した場合、ログに出力され値は削除されます。

サーバーの削除

サーバーをクラスターから削除して監視対象から一時的にはずしたい場合、サーバー一覧からサーバーを削除することができます。削除したサーバーは、正常に起動すると正常なステータスに戻ります。

サーバーを削除するには、一覧からサーバーを選択した状態で、アクションバーの「削除」ボタンをクリックします。
削除するときに、「完全に削除」をチェックする場合は、削除されたサーバーがサーバー一覧から消えます。チェックしない場合は、削除されたサーバーがサーバー一覧から消えませんが、ステータスが「削除」になっています。

グラフ

フローエンジン内部の情報をグラフ化して表示します。

グラフ画面

プロセス名

表示するプロセスを指定します。

日時

グラフ表示の終端日時を指定します。

表示範囲

グラフの表示範囲を指定します。

集計単位

処理数グラフで集計する単位時間を指定します。

表示されるグラフ

表示画面には、以下の項目が表示されます。

メモリ使用量 フローエンジンのプロセスが使用しているメモリ量を表示しています。Javaのプログラム内から見た量であるため、システム(OS)から見たメモ使用量とは一致しません。
  • Total-総獲得メモリ使用量
  • Use -Totalのうち使用しているメモリ量
キューサイズ 処理待ちキューにたまっている量を表示しています。たまっている量が多ければ多いほど処理が滞留しており、システムの許容量を超えたリクエストがきていることになります。
処理数 単位時間あたりに処理した数を表示しています。
  • Accepter-リクエストを受けた数
  • WorkerIn-リクエストの処理を開始した数
  • WorkerOut-リクエストの処理が終了した数
処理時間 1処理あたりにかかった時間を表示しています。
Workerスレッド数 実際に処理を担当するWorkerスレッドの状態を表示しています。
  • Run-処理中のスレッドの数
  • Pool-キューにリクエストがたまるまで待っているスレッドの数
  • Dead-処理に入ってから予定時刻までに終了していないスレッドの数(Deadステータスになったスレッドは再利用されない)

フロー一覧

プロジェクトやフローの一覧の表示と、フローの実行を行うことができます。フローサービス管理コンソールのログインユーザーがオーナーとなっているフローのみ表示されます。

フロー一覧画面

一覧画面には、以下の項目が表示されます。

コンパイル フローのコンパイル状態が表示されます。
プロジェクト名 プロジェクトの名前が表示されます。
フロー名 フローの名前が表示されます。

フローを実行する

フローを実行するには次の手順を行います。

  1. 実行するフローを一覧から選択し、アクションバーの「実行」ボタンをクリックします。
  2. 「フロー実行」ダイアログで、フローの実行モードとパラメーターを指定します。
    フロー実行画面
    フローの実行モードには次の4種類が選択できます。
    • 通常-通常のフロー実行を行います。
    • デバッグ-各コンポーネントが出力するデバッグ情報とコンポーネントのメソッドの実行情報をログに出力します。
    • プロファイル-各コンポーネントおよびフロー全体での実行時間が計測されログに出力されます。
    • 優先-優先実行モードでフロー実行を行います。

    入力ストリームのタイプとファイルを設定してフローを実行することができます。入力ストリームは必須ではありません。

    実行するフローに公開されたフロー変数が定義されている場合は、パラメータの入力欄が表示されます。各フロー変数に引数として設定したい値を入力してください。

  3. 実行結果がダイアログの下部に表示されます。

    フロー実行結果画面
    ステータス フローが正常終了したのか、異常終了したのかが表示されます。
    戻り値 戻り値(EndResponseコンポーネントやEndコンポーネントの戻り値プロパティの値)が表示されます。
    出力ストリーム 実行したフローに出力ストリームがある場合には、出力ストリームが表示されます。

バージョン管理

バージョン管理を使用している場合、この画面で現在のホームフォルダーの状態やリビジョン履歴を確認でき、また任意のリビジョンに更新することができます。

変更状態

バージョン管理画面

現在のホームフォルダーのバージョン管理状態が表示されます。

一覧には以下の情報が表示されます。

パス ファイルのパス
状態 ファイルのバージョン管理状態
リモートの状態 ファイルのリモート管理状態
ロック ファイルのロック状態
リビジョン ファイルのリビジョン
バージョン管理外の場合は非表示
日時 ファイルの修正日時

アクションバーの「最新リビジョンに更新」をクリックすると、ホームフォルダーが最新リビジョンに同期します。

ファイルを一覧から選択し、アクションバーの「詳細」をクリックすると、ファイルの詳細情報が表示されます。
バージョン管理画面
詳細ダイアログには一覧の情報と以下の情報が表示されます。

ロックコメント ファイルのロックコメント
ロックされていない場合は非表示
変更者名 リビジョンの更新者名
バージョン管理外の場合は非表示

履歴

バージョン管理画面

リポジトリの更新履歴が直近から最大100件表示されます。

一覧には以下の情報が表示されます。

リビジョン リビジョン番号
更新者名 そのリビジョンの更新を行ったSVNユーザーの名前
日時 そのリビジョンのコミット日時
コメント そのリビジョンに付けられたコメント

リビジョンを一覧から選択し、アクションバーの「詳細」をクリックすると、リビジョンの詳細情報が表示されます。
履歴詳細ダイアログ
詳細ダイアログには一覧の情報と以下の情報が表示されます。

詳細 リビジョンの更新内容の詳細

リビジョンを一覧から選択し、アクションバーの「このリビジョンに更新」をクリックすると、そのリビジョンに更新します。

設定

「設定」メニューは、「コネクション」「実行」「プロキシ」「SSL」「ログ」「通知」「サービス」「パスワード」の各機能によりフローサービスのさまざまな設定を管理するための画面で構成されています。

コネクション 以下のメニューから、フローサービスから接続するさまざまな種類のコネクションの設定や変更を行うことができます。
RDB フローサービスから接続して使うRDBへの接続情報の設定や変更を行います。
HTTP フローサービスから接続して使うウェブサーバーへの接続情報の設定や変更を行います。
FTP フローサービスから接続して使うFTPサーバーへの接続情報の設定や変更を行います。
SMTP フローサービスから接続して使うメール送信サーバー(SMTP)への接続情報の設定や変更を行います。
POP3 フローサービスから接続して使うメール受信サーバー(POP3)への接続情報の設定や変更を行います。
IMAP4 フローサービスから接続して使うメール受信サーバー(IMAP4)への接続情報の設定や変更を行います。
AWS フローサービスから接続して使うAmazon Web Servicesへの接続情報の設定や変更を行います。
kintone フローサービスから接続して使うkintoneへの接続情報の設定や変更を行います。
Queue フローサービスから接続して使うメッセージキューサーバー(JMS)への接続情報の設定や変更を行います。
JNDI フローサービスから接続して使うメッセージキューサーバー(JMS)やActiveDirectory、LDAPサーバーなどの設定や変更を行います。
汎用 フローサービスから接続して使うHandbookサーバーやOnSheetサーバーへの接続情報の設定や変更を行います。
トリガー 以下のメニューで、すでに登録されているフローのトリガーを参照したりフローのトリガーを新たに登録、変更、削除することができます。
URL HTTP,HTTPS起動するように登録されているトリガーの内容を参照することができます。
スケジュール スケジュール起動するように登録されているトリガーの内容を参照することができます。
SOAP SOAP起動するように登録されているトリガーの内容を参照することができます。
FTP FTP起動するように登録されているトリガーの内容を参照することができます。
メール監視 メール監視起動するように登録されているトリガーの内容を参照することができます。
メッセージキュー監視 メッセージキュー監視起動するように登録されているトリガーの内容を参照することができます。
プロキシ フローサービスからHTTP、HTTPSリクエストをプロキシ経由で送信する場合の設定を行います。
SSL 以下のメニューから、SSLを利用した通信を行う場合に必要な証明書の管理を行うことができます。
サーバー証明書 鍵を作成またはインポートしたり、発行した証明書を入れたり、証明書をエクスポートすることができます。
クライアント認証局 SSL通信を行う場合に使用する信頼するCA証明書を管理します。
クライアント証明書 鍵を作成またはインポートしたり、発行した証明書を入れたり、証明書をエクスポートすることができます。
サーバー認証局 SSL通信を行う場合に使用する信頼するCA証明書を管理します。
ログ 以下のメニューから、フローサービスの各種ログの設定を変更したりフローの中で出力するログ設定を作成、変更することができます。
システム フローサービスが出力する各種ログの出力レベルを変更することができます。
アプリケーション フローの実行時にフローの中で出力するように指定したアプリケーションログの設定を作成、変更することができます。
削除 サーバー上のログを削除したり、自動でログやチェックポイントのデータをメンテナンスするためのスケジュールを設定することができます。
通知 サーバーで異常が発生した場合に管理者にメールで通知するための設定を行います。
サービス 以下のメニューから、各サービスの設定を管理することができます。
フロー フローサービスの各種リスナーの通信や動作環境の詳細情報を設定します。
FTP フローサービスに内蔵されたFTPサービスの設定を変更することができます。
MC 管理コンソールのログインタイムアウトやメニューの設定を変更することができます。
パスワード 管理コンソールのログインユーザーのパスワードを変更します。

コネクション

コネクション設定共通

フローサービスから接続して使う各種データベースやインターネットサーバーなどへの接続情報の設定や変更を行うことができます。
(フローサービスから接続して使うとは、フローの中で対象となるデータベースにアクセスすることを指します。)

データベースとの接続

フローサービスからデータベースを使用するためにはJDBCドライバーが必要です。
使用する手続きを以下に示します。

  1. 使用するデータベースのJDBCドライバーを入手します。(通常、ベンダー各社のサイトもしくは製品内に同梱されて提供されています)
  2. 入手したJDBCドライバーのファイルを[DATA_DIR]/system/lib/drivers下に置きます。
  3. フローサービスを再起動します。
  4. フローサービス管理コンソールからRDBコネクションを作成し、接続テストを行います。(手順は後述します。)

コネクションと権限

システムコネクションはすべてのユーザーに表示されます。管理者のみがシステムコネクションの作成、編集、削除を行うことができます。

管理者および運用者は、ユーザーの所属するドメイン配下のユーザーが持つコネクションが表示されます。開発者は自分のコネクションのみが表示されます。

管理者は、ユーザーの所属するドメイン配下のユーザーが持つコネクションを作成・更新・削除できます。開発者は自分のコネクションのみを作成・更新・削除できます。運用者はコネクションを作成・更新・削除することはできません。

権限 システム 自分 所属ドメインとその配下 その他のドメイン
参照作成更新削除 参照作成更新削除 参照作成更新削除 参照作成更新削除
管理者 ××××
開発者 ××× ×××× ××××
運用者 ××× ××× ××× ××××

コネクション画面について

コネクションの画面では、メニューから設定したい種別をクリックします。

接続情報

それぞれの設定画面に切り替わり、現在の接続情報リストが表示されます。

表示される接続情報は、リスト左に表示されるアイコンにより、システムコネクションシステムコネクションアイコン / ユーザーコネクションユーザーコネクションアイコンに分けて表示されます。

「管理者」は所属するドメイン配下のドメインに所属するすべてのユーザーのユーザーコネクションを管理することができます。
「運用者」は所属するドメイン配下のドメインに所属するすべてのユーザーのユーザーコネクションを参照することができます。
いずれの場合も、参照できるすべての接続情報が一覧に表示されます。

ユーザーの権限は「ツール」-「アカウント」画面の「ユーザー権限」で指定できます。

コネクションを作成する

コネクションを作成するには、各コネクションの画面から以下の手順を行います。

  1. アクションバーの「新規」ボタンをクリックすると、作成ダイアログが表示されます。
  2. コネクションの作成先を指定します。
    システム全体に有効なコネクションを作成する場合は「システム」を選択します。
    特定のユーザーのみに有効なコネクションを作成する場合は「ユーザー」を選択し、作成先のドメインとユーザーを選択します。
  3. それぞれに必要な情報を入力します。接続名に、「(none)」を使用することはできません。
  4. 「作成」ボタンをクリックします。作成しない場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。
  5. コネクションを作成すると、一覧の画面に戻り、作成したコネクションが一覧に追加されます。

コネクションを編集する

コネクションを編集するには、各コネクションの画面から以下の手順を行います。

  1. 一覧で編集したいコネクションを選択し、アクションバーの「編集」ボタンをクリックすると、編集ダイアログが表示されます。
  2. コネクションの内容を編集します。
  3. 変更した内容を保存する場合は「保存」ボタンをクリックします。保存しない場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。

コネクションをテストする

コネクションをテストするには、各コネクションの画面から以下の手順を行います。(アクションバーの「テスト」ボタンが表示されている種別のみ接続テストを実行できます)

  1. 一覧でテストしたいコネクションを選択し、アクションバーの「テスト」ボタンをクリックします。
  2. テスト結果がダイアログで表示されます。

コネクションを複製する

コネクションを複製するには、各コネクションの画面から以下の手順を行います。

  1. 一覧で複製したいコネクションを選択し、アクションバーの「複製」ボタンをクリックします。
  2. 内容を複製したコネクションが作成され、一覧に表示されます。このとき、新しく作成されたコネクションの接続名は自動で生成されます。

コネクションを削除する

コネクションを削除するには、各コネクションの画面から以下の手順を行います。

  1. 一覧で削除したいコネクションを選択し、アクションバーの「作成」ボタンをクリックします。
  2. 確認メッセージが表示されるので、削除する場合は「OK」、削除をやめたい場合は「キャンセル」をクリックします。
  3. 「OK」をクリックすると、一覧から削除されます。

RDBコネクション

RDBコネクションダイアログ
接続名 コネクションを識別するための名前を入力します。
データベースタイプ [databasetype] 接続するデータベースを一覧から選択します。データベースによっては、接続方法としてバージョンや接続方式の異なるいくつかの方法が用意されています。環境に合わせて選択してください。
ドライバー [driver] 通常この項目は変更する必要はありません。
URL [url] データベースに接続するためのURLを入力します。
ユーザー名 [username] データベースに接続するためのユーザー名を入力します。
パスワード [password] データベースに接続するためのパスワードを入力します。
使用するスキーマ [useSchemata] 参照するスキーマをカンマ区切りで指定します。ここで指定したスキーマのテーブルがテーブル一覧などで参照可能になります。
コネクションプール [pool] 接続プールを使用するかどうかを選択します。デフォルトはONです。
 ・ON [true]-接続プールを使用する
 ・OFF [false]-接続プールを使用しない
XA対応 [xa] 接続にXA(2フェーズコミット)を使用するかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
XAに対応していないデータベースに対してONを設定しようとするとエラーになります。
 ・ON [true]-XAを使用する
 ・OFF [false]-XAを使用しない
動的に変更する DynamicConnectionコンポーネントを使って、フローの実行時にコネクション定義を変更可能にするかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
「ON」を選択して変更可能にすると、DynamicConnectionコンポーネントの「コネクション」プロパティで選択できるようになります。
  • ON-変更可能にする
  • OFF-変更可能にしない
RDB接続テスト

コネクションで設定したRDBへの接続が可能か確認し、下記の情報を表示します。

DBMS名 RDBの名称
DBMSバージョン RDBのバージョン情報
JDBCドライバー名 JDBCドライバーのクラス名
JDBCドライバーバージョン JDBCドライバーのバージョン情報
JDBCドライバーメジャーバージョン 接続時のメタデータとして取得したバージョンと、ドライバーとして登録したクラスから取得したバージョンを「/」区切りで表示します。バージョンが取得できなかった場合は空欄になります。
JDBCドライバーマイナーバージョン 接続時のメタデータとして取得したバージョンと、ドライバーとして登録したクラスから取得したバージョンを「/」区切りで表示します。バージョンが取得できなかった場合は空欄になります。
JDBC接続URL JDBC接続先のURL

HTTPコネクション

HTTPコネクションダイアログ
接続名 コネクションを識別するための名前を入力します。
URL [url] HTTPサーバーにアクセスするためのURLを「http(s)://<ホスト名>:<ポート番号>/<パス>」の形で入力します。
エンコーディング [urlencoding] URLのエンコーディング種別を選択します。
タイムアウト [timeout] 応答がない場合のタイムアウト時間を秒単位で設定します。デフォルトは60秒です。
ユーザー名 [username] 認証が必要な場合のユーザー名を入力します。
サポートしている認証方式は以下の3つです。
  • Basic 認証
  • Digest 認証
  • WSSE 認証
パスワード [password] 認証が必要な場合のパスワードを入力します。
ユーザーのクライアント証明書を使用 [useUserClientCert] クライアント認証でユーザーの証明書を使用するかどうかを指定します。ユーザーの証明書は「アカウント」画面で登録します。この項目が「ON」に選択された場合、「クライアント証明書のエイリアス」で指定された証明書を使用します。
  • ON [true]-ユーザーのクライアント証明書を使用します
  • OFF [false]-ユーザーのクライアント証明書を使用しません
クライアント証明書のエイリアス [clientCertAlias] ユーザーの証明書として使用するエイリアス名を入力します。
プロキシサーバー [dontProxy] このコネクションのHTTPリクエストを送信する場合にプロキシサーバーを使用するかどうかを設定します。この項目が「ON」に選択された場合、「プロキシの設定」で設定されたプロキシ経由でアクセスします。
  • ON [false]-プロキシサーバーを使用します
  • OFF [true]-プロキシサーバーを使用しません
動的に変更する DynamicConnectionコンポーネントを使って、フローの実行時にコネクション定義を変更可能にするかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
「ON」を選択して変更可能にすると、DynamicConnectionコンポーネントの「コネクション」プロパティで選択できるようになります。
  • ON-変更可能にする
  • OFF-変更可能にしない

FTPコネクション

FTPコネクションダイアログ
接続名 コネクションを識別するための名前を入力します。
ホスト名 [host] FTPサーバーにアクセスするためのホスト名(あるいはIPアドレスなど)を入力します。
プロトコル [protocol] FTPサーバーに接続するためのプロトコルを選択します。デフォルトはFTP(通常のFTP)です。
  • FTP [ftp]-通常のFTPプロトコルで接続する
  • SFTP [sftp]-SFTP(SecureFTP)プロトコルで接続する
ポート番号 [port] 接続するFTPサーバーの待ち受けポート番号を入力します。デフォルトは21です。
SFTPプロトコルで接続する場合、ポート番号は専用の番号(21以外、通常は22)を指定する必要があります。実際に使用する番号を指定します。
パッシブモード [passivemode] FTPサーバーにパッシブモードで接続するかどうかを選択します。デフォルトはONです。SFTPプロトコルでは使用されません。
  • ON [true]-パッシブモードで接続する
  • OFF [false]-パッシブモードで接続しない
ファイル名エンコーディング [filenameencoding] 日本語のファイル名を利用する場合のエンコーディング種別を選択します。SFTPプロトコルでは使用されません。
ユーザー名 [user] FTPサーバーにアクセスするためのユーザー名を入力します。
パスワード [password] 「ユーザー名」で設定したユーザーのパスワードを入力します。SFTPプロトコルで「公開鍵認証のキーファイル」が指定されている場合は使用されません。
公開鍵認証のキーファイル [keyfile] SFTPサーバーが公開鍵認証である場合に、認証で使用する秘密鍵のファイル名を絶対パスで指定します。FTPプロトコルでは使用されません。
キーファイルのパスフレーズ [keyfilepassphrase] 「公開鍵認証のキーファイル」で指定した秘密鍵がパスフレーズで保護されている場合には、そのパスフレーズを指定します。FTPプロトコルでは使用されません。
タイムアウト [timeout] 応答がない場合のタイムアウト時間(秒)を設定します。デフォルトは60です。
動的に変更する DynamicConnectionコンポーネントを使って、フローの実行時にコネクション定義を変更可能にするかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
「ON」を選択して変更可能にすると、DynamicConnectionコンポーネントの「コネクション」プロパティで選択できるようになります。
  • ON-変更可能にする
  • OFF-変更可能にしない

SMTPコネクション

SMTPコネクションダイアログ
接続名 コネクションを識別するための名前を入力します。
ホスト名 [host] SMTPサーバーに接続するためのホスト名(あるいはIPアドレスなど)を入力します。
SMTP over SSLを使用 [protocol] 通信内容を暗号化するためにSMTP over SSLを使うかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
  • ON [smtps]-SMTP over SSLを使用して接続する
  • OFF [smtp]-暗号化なしで接続する
STARTTLSを使用 [sslType] SMTP over SSLで接続する場合にSTARTTLSコマンドを使うかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
  • ON [starttls]-STARTTLSコマンドを使用する
  • OFF [default]-STARTTLSコマンドを使用しない
ポート番号 [port] SMTPサーバーの待ち受けポート番号を入力します。デフォルトは25です。
SMTP over SSLで接続する場合、ポート番号は専用の番号(通常は465)を指定する必要があります。実際に使用する番号を指定します。
認証 [auth] SMTPサーバーが認証を行う場合、その認証方法を選択します。
  • POP before SMTP-POP before SMTP認証を行う
  • SMTP認証 [SMTP]-SMTP認証を行う
  • none-認証を行わない
タイムアウト [timeout] 応答がない場合のタイムアウト時間(秒)を入力します。デフォルトは60です。
動的に変更する DynamicConnectionコンポーネントを使って、フローの実行時にコネクション定義を変更可能にするかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
「ON」を選択して変更可能にすると、DynamicConnectionコンポーネントの「コネクション」プロパティで選択できるようになります。
  • ON-変更可能にする
  • OFF-変更可能にしない
「認証」で「POP before SMTP」を選択した場合
POP3サーバー名 [pophost] POP3サーバーに接続するためのホスト名などを入力します。
POP over SSLを使用 [popProtocol] 通信内容を暗号化するためにPOP over SSLを使うかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
  • ON [pops]-POP over SSLを使用して接続する
  • OFF [pop3]-暗号化なしで接続する
STARTTLSを使用 [popSslType] POP over SSLで接続する場合にSTARTTLSコマンドを使うかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
  • ON [starttls]-STARTTLSコマンドを使用する
  • OFF [default]-STARTTLSコマンドを使用しない
POP3ポート番号 [popport] POP3サーバーの待ち受けポート番号を入力します。デフォルトは110です。
POP over SSLで接続する場合、ポート番号は専用の番号(通常は995)を指定する必要があります。実際に使用する番号を指定します。
ユーザー名 [user] POP3サーバーにアクセスするためのユーザー名を入力します。
パスワード [password] 「ユーザー名」で設定したユーザーのパスワードを入力します。
APOP [apop] POP3サーバーの認証にAPOPを使用するかどうかを選択します。デフォルトはONです。
  • ON [true]-APOPを利用する
  • OFF [false]-APOPを利用しない
間隔(ミリ秒) POP3サーバーで認証を行ってからSMTPサーバーが利用可能になるまでの時間をミリ秒数で設定します。デフォルトは5です。
「認証」で「SMTP認証」を選択した場合
SMTPユーザー名 [smtpuser] SMTPサーバーにアクセスするためのユーザー名を入力します。
SMTPパスワード [smtppassword] 「SMTPユーザー名」で設定したユーザーのパスワードを入力します。
認証方法 [smtpauthtype] SMTPサーバーでのユーザー認証の方法を選択します。 デフォルトは「プレーンテキスト」です。
  • プレーンテキスト [plain]-認証にプレーンテキストを利用する
  • CRAM-MD5 [cram-md5]-認証にCRAM-MD5を利用する

POP3コネクション

POP3コネクションダイアログ
接続名 コネクションを識別するための名前を入力します。
ホスト名 [host] POP3サーバーに接続するためのホスト名(あるいはIPアドレスなど)を入力します。
POP over SSLを使用 [protocol] 通信内容を暗号化するためにPOP over SSLを使うかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
  • ON [pops]-POP over SSLを使用して接続する
  • OFF [pop3]-暗号化なしで接続する
STARTTLSを使用 [sslType] POP over SSLで接続する場合にSTARTTLSコマンドを使うかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
  • ON [starttls]-STARTTLSコマンドを使用する
  • OFF [default]-STARTTLSコマンドを使用しない
ポート番号 [port] POP3サーバーの待ち受けポート番号を入力します。デフォルトは110です。
POP over SSLで接続する場合、ポート番号は専用の番号(通常は995)を指定する必要があります。実際に使用する番号を指定します。
ユーザー名 [user] POP3サーバーにアクセスするためのユーザー名を入力します。
パスワード [password] 「ユーザー名」で設定したユーザーのパスワードを入力します。
認証 [auth] 認証方法を選択します。 デフォルトは「プレーンテキスト」です。
  • プレーンテキスト [none]-認証にプレーンテキストを利用する
  • APOP-認証にAPOPを利用する
タイムアウト [timeout] 応答がない場合のタイムアウト時間(秒)を入力します。デフォルトは60です。
動的に変更する DynamicConnectionコンポーネントを使って、フローの実行時にコネクション定義を変更可能にするかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
「ON」を選択して変更可能にすると、DynamicConnectionコンポーネントの「コネクション」プロパティで選択できるようになります。
  • ON-変更可能にする
  • OFF-変更可能にしない

IMAP4コネクション

IMAP4コネクションダイアログ
接続名 コネクションを識別するための名前を入力します。
ホスト名 [host] IMAP4サーバーにアクセスするためのホスト名(あるいはIPアドレスなど)を入力します。
IMAP over SSLを使用 [protocol] 通信内容を暗号化するためにIMAP over SSLを使うかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
  • ON [imaps]-POP over SSLを使用して接続する
  • OFF [imap4]-暗号化なしで接続する
STARTTLSを使用 [sslType] IMAP over SSLで接続する場合にSTARTTLSコマンドを使うかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
  • ON [starttls]-STARTTLSコマンドを使用する
  • OFF [default]-STARTTLSコマンドを使用しない
ポート番号 [port] 接続するIMAP4サーバーの待ち受けポート番号を入力します。デフォルトは143です。
 IMAP over SSLで接続する場合、ポート番号は専用の番号(通常は993)を指定する必要があります。実際に使用する番号を指定します。
認証 [auth] IMAP4サーバーでのユーザー認証の方法を選択します。 デフォルトは「プレーンテキスト」です。
  • プレーンテキスト [none]-認証にプレーンテキストを利用する
  • CRAM-MD5-認証にCRAM-MD5を利用する
ユーザー名 [user] IMAP4サーバーにアクセスするためのユーザー名を入力します。
パスワード [password] 「ユーザー名」で設定したユーザーのパスワードを入力します。
メールボックス [mailbox] メッセージを読み出すメールボックスを設定します。デフォルトは「INBOX」です。
タイムアウト [timeout] 応答がない場合のタイムアウト時間(秒)を設定します。デフォルトは60です。
動的に変更する DynamicConnectionコンポーネントを使って、フローの実行時にコネクション定義を変更可能にするかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
「ON」を選択して変更可能にすると、DynamicConnectionコンポーネントの「コネクション」プロパティで選択できるようになります。
  • ON-変更可能にする
  • OFF-変更可能にしない

AWSコネクション

AWSコネクションダイアログ
接続名 コネクションを識別するための名前を入力します。
アクセスキー [accessKey] AWSへログインするためのアクセスキーを入力します。
シークレットキー [secretKey] AWSへログインするためのシークレットキーを入力します。
プロトコル [protocol] AWSへの接続に使用するプロトコルを選択します。デフォルトはHTTPSです。
  • HTTP-HTTPを使用して接続する
  • HTTPS-HTTPSを使用して接続する
リージョン [region] AWSのどのリージョンを使用するかを選択します。デフォルトはAsia Pacific(Tokyo)です。
接続するサービスによっては利用できないリージョンがあります。
  • US East (Northern Virginia) [us-east-1]
  • US West (Northern California) [us-west-1]
  • US West (Oregon) [us-west-2]
  • EU (Ireland) [eu-west-1]
  • EU (Frankfurt) [eu-central-1]
  • Asia Pacific (Singapore) [ap-southeast-1]
  • Asia Pacific (Sydney) [ap-southeast-2]
  • Asia Pacific (Tokyo) [ap-northeast-1]
  • South America (Sao Paulo) [sa-east-1]
タイムアウト [timeout] 応答がない場合のタイムアウト時間(秒)を設定します。デフォルトは60です。
プロキシサーバー [useProxy] このコネクションのHTTPリクエストを送信する場合にプロキシサーバーを使用するかどうかを設定します。この項目が「ON」に選択された場合、「プロキシの設定」で設定されたプロキシ経由でアクセスします。
  • ON [true]-プロキシサーバーを使用します
  • OFF [false]-プロキシサーバーを使用しません
動的に変更する DynamicConnectionコンポーネントを使って、フローの実行時にコネクション定義を変更可能にするかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
「ON」を選択して変更可能にすると、DynamicConnectionコンポーネントの「コネクション」プロパティで選択できるようになります。
  • ON-変更可能にする
  • OFF-変更可能にしない

kintoneコネクション

kintoneコネクションダイアログ
接続名 コネクションを識別するための名前を入力します。
URL [url] kintoneのREST APIを実行するためのURLを入力します。

https://[サブドメイン名].cybozu.com/k/v1/

ゲストスペース内アプリに接続する場合

https://[サブドメイン名].cybozu.com/k/guest/[スペースID]/v1/

認証 [auth] 認証方法を選択します。デフォルトはパスワード認証です。
  • パスワード認証-パスワード認証を行う
  • APIトークン認証-APIトークン認証を行う
Basic認証を使用 [useBasicAuth] Basic認証を使用して接続するかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
  • ON-Basic認証を使用して接続する
  • OFF-Basic認証を使用しないで接続する
タイムアウト [timeout] 応答がない場合のタイムアウト時間(秒)を設定します。デフォルトは60です。
プロキシサーバー [useProxy] このコネクションのHTTPリクエストを送信する場合にプロキシサーバーを使用するかどうかを設定します。この項目が「ON」に選択された場合、「プロキシの設定」で設定されたプロキシ経由でアクセスします。
  • ON [true]-プロキシサーバーを使用します
  • OFF [false]-プロキシサーバーを使用しません
動的に変更する DynamicConnectionコンポーネントを使って、フローの実行時にコネクション定義を変更可能にするかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
「ON」を選択して変更可能にすると、DynamicConnectionコンポーネントの「コネクション」プロパティで選択できるようになります。
  • ON-変更可能にする
  • OFF-変更可能にしない
「認証」で「パスワード認証」を選択した場合
ログイン名 [loginName] kintoneにアクセスするためのログイン名を入力します。
パスワード [password] kintoneにアクセスするためのパスワードを入力します。
「認証」で「APIトークン認証」を選択した場合
APIトークン [apiToken] kintoneにアクセスするためのAPIトークンを入力します。
アプリID [appId] kintoneにアクセスするためのアプリIDを入力します。
「Basic認証を使用」で「ON」を選択した場合
Basic認証ログイン名 [basicAuthLoginName] Basic認証のログイン名を入力します。
Basic認証パスワード [basicAuthPassword] Basic認証のパスワードを入力します。

Queueコネクション

Queueコネクションを利用するには、あらかじめJNDIコネクションをしておく必要があります。

Queueコネクションダイアログ
接続名 コネクションを識別するための名前を入力します。
JNDI接続名 [jndi] JNDIコネクションを一覧から選択します。
Queue Connection Factory [queueConnectionFactory] キュー接続ファクトリの名前を入力します。
ユーザー名 [username] Queueサーバーにアクセスすためのユーザー名を入力します。
パスワード [password] 「ユーザー名」で設定したユーザーのパスワードを入力します。
動的に変更する DynamicConnectionコンポーネントを使って、フローの実行時にコネクション定義を変更可能にするかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
「ON」を選択して変更可能にすると、DynamicConnectionコンポーネントの「コネクション」プロパティで選択できるようになります。
  • ON-変更可能にする
  • OFF-変更可能にしない

JNDIコネクション

LDAPコンポーネントでLDAPサーバーへ接続する場合やQueueコンポーネントで使用するJNDI接続として使います。
ActiveDirectoryコンポーネントを利用してActiveDirectoryに接続する場合は、ADAuthコンポーネントのヘルパーダイアログを利用するのが簡単です。

JNDIコネクションダイアログ
接続名 コネクションを識別するための名前を入力します。
Provider URL [java.naming.provider.url] 接続先のURLを入力します。
Initial Factory [java.naming.factory.initial] 初期コンテキスト値を入力します。
パラメーター [Param] 他に指定したいオプションがある場合、オプションの「パラメータ名」とその「パラメーター値」を入力します。
コネクションプール [pool] 接続プールを使用するかどうかを選択します。デフォルトはONです。
  • ON [true]-接続プールを使用する
  • OFF [false]-接続プールを使用しない
動的に変更する DynamicConnectionコンポーネントを使って、フローの実行時にコネクション定義を変更可能にするかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
「ON」を選択して変更可能にすると、DynamicConnectionコンポーネントの「コネクション」プロパティで選択できるようになります。
  • ON-変更可能にする
  • OFF-変更可能にしない

汎用コネクション

汎用コネクションはHandbookコンポーネントやOnSheetコンポーネント、SDKで作成するカスタムコンポーネントで利用します。

汎用コネクションダイアログ
接続名 コネクションを識別するための名前を入力します。
パラメーター [Param] ほかに指定したいオプションがある場合、オプションの「パラメーター名」とその「パラメーター値」を入力します。
非表示パラメーター [MaskedParam] パラメーターと同じくパラメーター名とパラメーター値のセットの入力項目ですが、値がマスクされます。
(パスワードなどを指定する場合に使用します。)
コネクションプール [pool] 接続プールを使用するかどうかを選択します。デフォルトはONです。
  • ON [true]-接続プールを使用する
  • OFF [false]-接続プールを使用しない
動的に変更する DynamicConnectionコンポーネントを使って、フローの実行時にコネクション定義を変更可能にするかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
「ON」を選択して変更可能にすると、DynamicConnectionコンポーネントの「コネクション」プロパティで選択できるようになります。
  • ON-変更可能にする
  • OFF-変更可能にしない

トリガー

トリガーと権限

管理者および運用者は、ユーザーの所属するドメイン配下のユーザーが持つトリガーが表示されます。開発者は自分のトリガーのみが表示されます。

管理者および開発者は自分のトリガーを作成・編集・削除できます。運用者はトリガーを作成・編集・削除することはできません。

ルートドメインの「asu」は自分のトリガーを作成できません。
ルートドメインの「asu」はすべてのユーザーのトリガーを作成・編集・削除できます。

権限 自分 所属ドメインとその配下 その他のドメイン
参照作成
編集
削除
実行有効
無効
参照作成
編集
削除
実行有効
無効
参照作成
編集
削除
実行有効
無効
「/asu」 ××××
管理者 × ××××
開発者 ×××× ××××
運用者 ×× ×× ××××

トリガーの操作

トリガーを作成する

トリガーを作成するには、各トリガーの画面から以下の手順を行います。

  1. アクションバーの「新規」ボタンをクリックすると、作成ダイアログが表示されます。
  2. 「/asu」で作成する場合は作成先のドメインとユーザーを選択します。
  3. それぞれに必要な情報を入力します。
  4. 入力した情報でトリガーを作成する場合は「作成」ボタンをクリックします。作成しない場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。
  5. トリガーを作成すると、一覧の画面に戻り、作成したトリガーが一覧に追加されます。
トリガーを編集する

トリガーを編集するには、各トリガーの画面から以下の手順を行います。

  1. 一覧から編集したいトリガーを選択します。
  2. アクションバーの「編集」ボタンをクリックすると、編集ダイアログが表示されます。
  3. 更新したい情報を編集します。
  4. 編集した内容を保存する場合は「作成」ボタンをクリックします。保存しない場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。
トリガーを実行する

トリガーを実行するには、各トリガーの画面から以下の手順を行います。

  1. 一覧から実行したいトリガーを選択します。
  2. アクションバーの「実行」ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されます。
  3. 実行したい場合は「OK」ボタンをクリックします。実行しない場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。
トリガーを削除する

トリガーを削除するには、各トリガーの画面から以下の手順を行います。

  1. 一覧から削除したいトリガーを選択します。
  2. アクションバーの「削除」ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されます。
  3. 削除したい場合は「OK」ボタンをクリックします。削除しない場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。
トリガーを有効化する・無効化する

トリガーを一時的に無効にしたり、再度有効にするには、各トリガーの画面から以下の手順を行います。

  1. 一覧から編集したいトリガーを選択します。
  2. アクションバーの「有効/無効」ボタンをクリックすると、トリガーの状態が有効もしくは無効に切り替わります。
トリガーの詳細を確認する

トリガーの詳細を確認するには、各トリガーの画面から以下の手順を行います。

  1. 一覧から編集したいトリガーを選択します。
  2. アクションバーの「詳細」ボタンをクリックすると、詳細ダイアログが表示されます。

URL

HTTP(S)リクエストでフローを実行するためのURLトリガーとフローの関連づけの一覧を表示したり、更新したりできます。参照や更新できるトリガーは権限に依存します。権限との関係は「トリガーと権限」を参照してください。また操作の手順については「トリガーの操作」を参照してください。

URL一覧画面

一覧画面には、以下の項目が表示されます。

ステータス 現在のトリガーのステータスが「有効」であるか「無効」であるかが表示されます。
緑色が有効、灰色が無効です。
オーナー フローのオーナーがフルネーム形式で表示されます。
名前 トリガー名が表示されます。
プロジェクト名 フローが属するプロジェクトの名前が表示されます。
フロー名 フローの名前が表示されます。
URL フローを実行するためのURLが表示されます。
実行モード フローの実行モード(通常/デバッグ/プロファイル/優先)が表示されます。
URLトリガーダイアログ

URLトリガーの作成・編集ダイアログでは、以下の項目が指定できます。

名前 トリガー名を入力してください。省略した場合は自動生成されます。
プロジェクト名 トリガーとして登録するプロジェクトを選択してください。
フロー名 トリガーとして登録するフローを選択してください。
実行モード フローの実行モードを選択します。下記の4種類が選択できます。
  • 通常-通常のフロー実行を行います。
  • デバッグ-各コンポーネントが出力するデバッグ情報とコンポーネントのメソッドの実行情報をログに出力します。
  • プロファイル-各コンポーネントおよびフロー全体での実行時間が計測されログに出力されます。
  • 優先-優先実行モードでフロー実行を行います。
実行ユーザー フローを実行するユーザーを指定します。実行ユーザーを指定しない場合はプロジェクトオーナーが実行ユーザーとなります。
実行ユーザーパスワード 実行ユーザーのパスワードを指定します。
説明 このトリガーの説明を入力してください。
URL 「/」で始まるURLを入力してください。フローの実行URLは
http://<サーバーアドレス>:<ポート番号(デフォルトでは21380)>/<ユーザーコンテキスト><この項目で設定したURL>
となります。
プロトコル 実行可能とするプロトコルにチェックしてください。
セッション有効時間 ブラウザからのセッションを保持する時間を分単位で入力してください。
有効 トリガーを有効にする場合はONにしてください。
編集ダイアログでは指定できません。

スケジュール

定期的にフローを実行するスケジュールトリガーの一覧を表示したり、更新したりできます。参照や更新できるトリガーは権限に依存します。権限との関係は「トリガーと権限」を参照してください。また操作の手順については「トリガーの操作」を参照してください。

スケジュール一覧画面

一覧画面には、以下の項目が表示されます。

ステータス 現在のトリガーのステータスが「有効」であるか「無効」であるかが表示されます。
緑色が有効、灰色が無効です。
オーナー フローのオーナーがフルネーム形式で表示されます。
名前 トリガー名が表示されます。
プロジェクト名 フローが属するプロジェクトの名前が表示されます。
フロー名 フローの名前が表示されます。
開始日時 実行する期間の開始日時が表示されます
終了日時 実行する期間の開始日時が表示されます
設定 設定したスケジュールの内容が表示されます。
次回の実行時刻 直近のスケジュール実行予定日時が表示されます。
実行モード フローの実行モード(通常/デバッグ/プロファイル/優先)が表示されます。
スケジュールトリガーダイアログ

スケジュールトリガーの作成・編集ダイアログでは、以下の項目が指定できます。

名前 トリガー名を入力してください。省略した場合は自動生成されます。
プロジェクト名 トリガーとして登録するプロジェクトを選択してください。
フロー名 トリガーとして登録するフローを選択してください。
実行モード フローの実行モードを選択します。下記の4種類が選択できます。
  • 通常-通常のフロー実行を行います。
  • デバッグ-各コンポーネントが出力するデバッグ情報とコンポーネントのメソッドの実行情報をログに出力します。
  • プロファイル-各コンポーネントおよびフロー全体での実行時間が計測されログに出力されます。
  • 優先-優先実行モードでフロー実行を行います。
実行ユーザー フローを実行するユーザーを指定します。実行ユーザーを指定しない場合はプロジェクトオーナーが実行ユーザーとなります。
実行ユーザーパスワード 実行ユーザーのパスワードを指定します。
説明 このトリガーの説明を入力してください。
繰り返し設定 スケジュールをどのタイミングで実行するかを選択します。下記の5種類が選択できます。
  • 指定日時-開始日時に1度だけ実行します。
  • 一定間隔-ある一定の時間間隔で繰り返し実行します。時間間隔は「繰り返し間隔」で設定します。有効時間を指定するとその時間帯でのみ実行されます。
  • 毎日-毎日指定時刻に実行します。実行時刻は「繰り返し時刻」で設定します。
  • 毎週-毎週指定曜日の指定時刻に実行します。実行する曜日は曜日のチェックボックスにチェックを入れて指定してください。実行時刻は「繰り返し時刻」で設定します。すべての曜日を指定すると毎日として扱われ曜日の指定ができなくなります。
  • 毎月-毎月指定日の指定時刻に実行します。実行する日は日付のチェックボックスにチェックを入れて指定してください。実行時刻は「繰り返し時刻」で設定します。
開始日時 スケジュールの開始日時を選択してください。
終了日時 スケジュールの終了日時を選択してください。この項目は、繰り返し設定が「開始日のみ」以外の場合にのみ有効です。
また、終了日時として「指定しない」を選択するとスケジュールの終了日時のない永遠に続くスケジュールを設定することができます。
休日設定 スケジュール実行時に休日として扱う曜日の設定(システムカレンダー名)を選択してください。この項目は「ツール」-「カレンダー」画面で休日を設定するシステムカレンダーを作成している場合にのみ表示されます。
休日時の処理 上記の休日設定で休日となっている日にスケジュールの実行が重なった場合に、どのようにスケジュールを実行するかを下記の4種類から選択します。
  • 実行しない-スケジュールは実行されません。
  • そのまま実行-休日に関わらずスケジュールが実行されます。
  • 休日前に実行-休日の前日にスケジュールが実行されます。前日が休日の場合は、休日に該当しない日まで遡って休日前の日とします。
  • 休日明けに実行-休日の次の日にスケジュールが実行されます。次の日が休日の場合は、休日に該当しない日まで繰り上がって休日明けの日とします。
再開時の動作 フローサービスまたはスケジューラーが停止中は、指定した時刻にフローが実行されません。スケジューラーが停止中に指定した日時を経過した場合、スケジューラーの起動後にフローを実行するには、「停止中に実行時刻を経過した場合は再開時に実行する」チェックボックスをオンにします。フローを実行しない場合、チェックボックスをオフにします。
パラメーター 指定したフローにパラメーターが存在する場合、パラメーターの値を指定することができます。
有効 トリガーを有効にする場合はONにしてください。
編集ダイアログでは指定できません。

SOAP

SOAPリクエストを受信してフローを実行するSOAPトリガーの一覧を表示したり、更新したりできます。参照や更新できるトリガーは権限に依存します。権限との関係は「トリガーと権限」を参照してください。また操作の手順については「トリガーの操作」を参照してください。

SOAP一覧画面

一覧画面には、以下の項目が表示されます。

ステータス 現在のトリガーのステータスが「有効」であるか「無効」であるかが表示されます。
緑色が有効、灰色が無効です。
オーナー フローのオーナーがフルネーム形式で表示されます。
名前 トリガー名が表示されます。
プロジェクト名 フローが属するプロジェクトの名前が表示されます。
フロー名 フローの名前が表示されます。
対象名前空間 SOAPリクエストの対象名前空間(targetNamespace)が表示されます。
SOAPメソッド名 SOAPリクエストのメソッド名が表示されます。
実行モード フローの実行モード(通常/デバッグ/プロファイル/優先)が表示されます。
SOAPトリガーダイアログ

SOAPトリガーの作成・編集ダイアログでは、以下の項目が指定できます。

名前 トリガー名を入力してください。省略した場合は自動生成されます。
プロジェクト名 トリガーとして登録するプロジェクトを選択してください。
フロー名 トリガーとして登録するフローを選択してください。
実行モード フローの実行モードを選択します。下記の4種類が選択できます。
  • 通常-通常のフロー実行を行います。
  • デバッグ-各コンポーネントが出力するデバッグ情報とコンポーネントのメソッドの実行情報をログに出力します。
  • プロファイル-各コンポーネントおよびフロー全体での実行時間が計測されログに出力されます。
  • 優先-優先実行モードでフロー実行を行います。
実行ユーザー フローを実行するユーザーを指定します。実行ユーザーを指定しない場合はプロジェクトオーナーが実行ユーザーとなります。
実行ユーザーパスワード 実行ユーザーのパスワードを指定します。
説明 このトリガーの説明を入力してください。
対象名前空間 SOAPメソッドのtargetNamespaceを指定します。デフォルトでは「urn:asteria-service-flowservice」となっています。
SOAPメソッド名 SOAPメソッド名を指定します。
スタイル SOAPのStyleを選択します。
エンコード方式 SOAPのエンコード方式を選択します。「encoded」はWS-I Basic Profileによって禁止されているので特別な理由がない限りは「literal」を選択してください。
エンドポイント 実行時のURLのEndpointを指定します。指定がない場合は実行時に使用するURLは、
http://<サーバーアドレス>:<ポート番号(デフォルトでは21380)>/soap
となり、Endpointが指定された場合はその後ろに「/endpoint」が付加されます。
有効 トリガーを有効にする場合はONにしてください。
編集ダイアログでは指定できません。

FTP

FTPでアップロードを監視してフローを実行するFTPトリガーの一覧を表示したり、更新したりできます。参照や更新できるトリガーは権限に依存します。権限との関係は「トリガーと権限」を参照してください。また操作の手順については「トリガーの操作」を参照してください。

FTP一覧画面

一覧画面には、以下の項目が表示されます。

ステータス 現在のトリガーのステータスが「有効」であるか「無効」であるかが表示されます。
緑色が有効、灰色が無効です。
オーナー フローのオーナーがフルネーム形式で表示されます。
名前 トリガー名が表示されます。
プロジェクト名 フローが属するプロジェクトの名前が表示されます。
フロー名 フローの名前が表示されます。
フォルダー FTPでのファイルアップロードを監視するフォルダー名が表示されます。
実行モード フローの実行モード(通常/デバッグ/プロファイル/優先)が表示されます。
FTPトリガーダイアログ

FTPトリガーの作成・編集ダイアログでは、以下の項目が指定できます。

名前 トリガー名を入力してください。省略した場合は自動生成されます。
プロジェクト名 トリガーとして登録するプロジェクトを選択してください。
フロー名 トリガーとして登録するフローを選択してください。
実行モード フローの実行モードを選択します。下記の4種類が選択できます。
  • 通常-通常のフロー実行を行います。
  • デバッグ-各コンポーネントが出力するデバッグ情報とコンポーネントのメソッドの実行情報をログに出力します。
  • プロファイル-各コンポーネントおよびフロー全体での実行時間が計測されログに出力されます。
  • 優先-優先実行モードでフロー実行を行います。
実行ユーザー フローを実行するユーザーを指定します。実行ユーザーを指定しない場合はプロジェクトオーナーが実行ユーザーとなります。
実行ユーザーパスワード 実行ユーザーのパスワードを指定します。
説明 このトリガーの説明を入力してください。
フォルダ FTPでのファイルアップロードを監視するフォルダーを入力してください。
サブフォルダも対象 指定フォルダーのサブフォルダーにファイルがアップロードされた場合もフローを実行するかどうかを指定してください。
有効 トリガーを有効にする場合はONにしてください。
編集ダイアログでは指定できません。

メール監視

POPのメールボックスを監視してフローを実行するメール監視トリガーの一覧を表示したり、更新したりできます。参照や更新できるトリガーは権限に依存します。権限との関係は「トリガーと権限」を参照してください。また操作の手順については「トリガーの操作」を参照してください。

メール監視一覧画面

一覧画面には、以下の項目が表示されます。

ステータス 現在のトリガーのステータスが「有効」であるか「無効」であるかが表示されます。
緑色が有効、灰色が無効です。
オーナー フローのオーナーがフルネーム形式で表示されます。
名前 トリガー名が表示されます。
プロジェクト名 フローが属するプロジェクトの名前が表示されます。
フロー名 フローの名前が表示されます。
接続名 監視するメールボックスへ接続する名(POPのコネクション名)が表示されます。
監視間隔 メールボックスの監視間隔が表示されます。
実行モード フローの実行モード(通常/デバッグ/プロファイル/優先)が表示されます。
メール監視トリガーダイアログ

メール監視トリガーの作成・編集ダイアログでは、以下の項目が指定できます。

名前 トリガー名を入力してください。省略した場合は自動生成されます。
プロジェクト名 トリガーとして登録するプロジェクトを選択してください。
フロー名 トリガーとして登録するフローを選択してください。
実行モード フローの実行モードを選択します。下記の4種類が選択できます。
  • 通常-通常のフロー実行を行います。
  • デバッグ-各コンポーネントが出力するデバッグ情報とコンポーネントのメソッドの実行情報をログに出力します。
  • プロファイル-各コンポーネントおよびフロー全体での実行時間が計測されログに出力されます。
  • 優先-優先実行モードでフロー実行を行います。
実行ユーザー フローを実行するユーザーを指定します。実行ユーザーを指定しない場合はプロジェクトオーナーが実行ユーザーとなります。
実行ユーザーパスワード 実行ユーザーのパスワードを指定します。
説明 このトリガーの説明を入力してください。
接続名 監視するメールボックスの接続名(POP3)を指定してください。
起動が重なった場合 監視間隔が短い場合や処理するメールの数が多い場合は、トリガーの処理中に次の実行が開始されることがありえます。
その場合の処理を指定します。
メールの削除 メール処理フローの結果がどのような場合にメールボックスからメールを削除するかを指定します。
「戻り値が次の値の場合」を選択した場合、「戻り値」も指定してください。
添付ファイル処理プロジェクトとフロー 添付ファイルをメール本文とは別フローで処理する場合は添付ファイル用のフローを指定します。
エラー処理プロジェクトとフロー エラーが発生した場合に実行されるフローを指定します。
HTMLメールの扱い

いずれかを指定します

  • テキストを本文とする
  • HTMLを本文とする
  • テキストを本文とする(HTMLは添付ファイルとする)
トランザクション 本文処理フローと添付ファイル処理フローを一連トランザクションとする場合はチェックしてください。
監視間隔 メールボックスのチェックを行う間隔を指定してください。
休日設定 メールボックスのチェックの実行時に休日として扱う曜日の設定(システムカレンダー名)を選択してください。この項目は「ツール」-「カレンダー」画面で休日を設定するシステムカレンダーを作成している場合にのみ表示されます。
休日時の処理 上記の休日設定で休日となっている日にスケジュールの実行が重なった場合に、どのようにスケジュールを実行するかを下記の4種類から選択します。
  • 実行しない-スケジュールは実行されません。
  • そのまま実行-休日に関わらずスケジュールが実行されます。
  • 休日前に実行-休日の前日にスケジュールが実行されます。前日が休日の場合は、休日に該当しない日まで遡って休日前の日とします。
  • 休日明けに実行-休日の次の日にスケジュールが実行されます。次の日が休日の場合は、休日に該当しない日まで繰り上がって休日明けの日とします。
有効 トリガーを有効にする場合はONにしてください。
編集ダイアログでは指定できません。

メッセージキュー監視

メッセージキューを監視してフローを実行するメッセージキュー監視トリガーの一覧を表示したり、更新したりできます。参照や更新できるトリガーは権限に依存します。権限との関係は「トリガーと権限」を参照してください。また操作の手順については「トリガーの操作」を参照してください。

メッセージキュー監視一覧画面

一覧画面には、以下の項目が表示されます。

ステータス 現在のトリガーのステータスが「有効」であるか「無効」であるかが表示されます。
緑色が有効、灰色が無効です。
オーナー フローのオーナーがフルネーム形式で表示されます。
名前 トリガー名が表示されます。
プロジェクト名 フローが属するプロジェクトの名前が表示されます。
フロー名 フローの名前が表示されます。
接続名 監視されるメッセージキューへの接続名(Queueのコネクション名)が表示されます。
監視間隔 メッセージキューの監視間隔が表示されます。
実行モード フローの実行モード(通常/デバッグ/プロファイル/優先)が表示されます。
メッセージキュー監視トリガーダイアログ

メッセージキュー監視トリガーの作成・編集ダイアログでは、以下の項目が指定できます。

名前 トリガー名を入力してください。省略した場合は自動生成されます。
プロジェクト名 トリガーとして登録するプロジェクトを選択してください。
フロー名 トリガーとして登録するフローを選択してください。
実行モード フローの実行モードを選択します。下記の4種類が選択できます。
  • 通常-通常のフロー実行を行います。
  • デバッグ-各コンポーネントが出力するデバッグ情報とコンポーネントのメソッドの実行情報をログに出力します。
  • プロファイル-各コンポーネントおよびフロー全体での実行時間が計測されログに出力されます。
  • 優先-優先実行モードでフロー実行を行います。
実行ユーザー フローを実行するユーザーを指定します。実行ユーザーを指定しない場合はプロジェクトオーナーが実行ユーザーとなります。
実行ユーザーパスワード 実行ユーザーのパスワードを指定します。
説明 このトリガーの説明を入力してください。
接続名 監視するJMSQueueシステムへの接続名(Queue)を指定してください。
キュー名 監視するJMSQueueシステム上のキュー名を指定してください。
選択条件 SQLのWHERE句に似た文法を指定してメッセージを選別します。
通常は、キューシステムで決められたプライオリティに応じた順番でメッセージを取得しますが、Selectionを指定することによりある条件に応じたメッセージだけを取得することが可能になります。
例えば、メッセージプロパティに"Age"と"Name"という値をセットしておいて、"Age < 30 AND Name='name1'"と指定するとAgeが30未満でNameがname1のメッセージだけを取得することができます。
LIKE BETWEEN INなども使用できるので以下のような文も可能です。
Name LIKE 'name1 %'
Age BETWEEN 20 and 30
Name IN ('name1', 'name2', 'name3')
起動が重なった場合 監視間隔が短い場合や処理するメッセージの数が多い場合は、トリガーの処理中に次の実行が開始されることがありえます。
その場合の処理を指定します。
メッセージの削除 メッセージ処理フローの結果がどのような場合にメッセージキューからメッセージを削除するかを指定します。
監視間隔 メッセージキューのチェックを行う間隔を指定してください。
休日設定 メッセージキューのチェックの実行時に休日として扱う曜日の設定(システムカレンダー名)を選択してください。この項目は「ツール」-「カレンダー」画面で休日を設定するシステムカレンダーを作成している場合にのみ表示されます。
休日時の処理 上記の休日設定で休日となっている日にスケジュールの実行が重なった場合に、どのようにスケジュールを実行するかを下記の4種類から選択します。
  • 実行しない-スケジュールは実行されません。
  • そのまま実行-休日に関わらずスケジュールが実行されます。
  • 休日前に実行-休日の前日にスケジュールが実行されます。前日が休日の場合は、休日に該当しない日まで遡って休日前の日とします。
  • 休日明けに実行-休日の次の日にスケジュールが実行されます。次の日が休日の場合は、休日に該当しない日まで繰り上がって休日明けの日とします。
有効 トリガーを有効にする場合はONにしてください。
編集ダイアログでは指定できません。

プロキシ

フローサービスからのHTTP・HTTPSリクエストをプロキシ経由で送信する場合の設定を行うことができます。

プロキシサーバーの設定

インターネットサーバーコネクションのインターネットサーバー種別「HTTP」の接続情報に「プロキシサーバーを使用する」をチェックした場合にプロキシサーバーを経由してHTTP・HTTPSリクエストを送信することができます。

プロキシの設定をする

以下に設定情報が表示されます。それぞれの「編集」ボタンをクリックすると、編集用のダイアログが表示されます。編集後、「保存」ボタンで保存してください。

プロキシの設定
「プロキシサーバー」

使用するプロキシサーバーの情報を設定します。
「HTTP」と「HTTPS」のそれぞれについて以下の情報を入力します。

アドレス プロキシサーバーのアドレス
ポート ポート番号
「接続情報」

プロキシサーバー側でユーザー認証を行っている場合、「HTTP」と「HTTPS」のそれぞれについて以下の情報を入力します。

レルム(realm) 認証のレルムを入力します。必要なければ指定しなくてもかまいません。
ユーザー名 認証に必要なユーザー名を入力します。
パスワード 「ユーザー名」で設定したユーザーのパスワードを入力します。

SSL

SSLを利用した通信を行う場合に必要な証明書の管理を行うことができます。

SSL通信について

SSL通信とはHTTP over SSLまたはHTTPSと呼ばれるプロトコルで、https://ではじまるURLによってエンドポイントを指定します。

フローサービスと対向サーバーでHTTPSを利用して、公開鍵暗号や秘密鍵暗号、デジタル証明書を利用した公開鍵基盤(PKI)に準拠したセキュアな通信を行うことができます。

SSL画面について

SSL画面では、サーバー認証とクライアント認証のそれぞれにおいて、鍵や証明書の管理、通信相手の証明書の管理を行うことができます。

サーバー証明書、クライアント証明書

画面に示された手順で鍵を作成またはインポートしたり、発行された証明書を入れたり、また証明書をエクスポートすることができます。

サーバー証明書、クライアント証明書の使い方

フローサービスがサーバーとしてSSL通信を行うときに使用するのがサーバー証明書、クライアントとしてSSL通信を行う場合に使用するのがクライアント証明書です。

サーバー証明書を作成したりインポートしたりする場合にはメニューの「サーバー認証書」を、クライアント証明書を作成したりインポートしたりする場合にはメニューの「クライアント証明書」をそれぞれクリックして画面を表示してください。

証明書を追加、更新、削除した場合は、内容を反映させるためにフローサービスを再起動してください。

証明書の作成

自己署名証明書を作成します。

  1. アクションバーの「作成」ボタンをクリックし「証明書の作成」画面を表示します。
  2. 以下の情報を入力します。
    国コード(C) 2文字の国コードを入力します。
    都道府県名(ST) 州名、国内であれば都道府県名等を入力します。
    地域(都市)名(L) 地域名、国内であれば市区町村名等を入力します。
    組織名称(O) 会社名等を入力します。省略できません。
    部署名(OU) 部署名を入力します。
    名前(CN) 一般名または氏名を入力します。省略できません。
    格納用パスワード キーストアファイルのパスワードになります。
    格納用秘密鍵パスワード 入力されたパスワードで秘密鍵を保護します。
    鍵のサイズ 作成する秘密鍵・公開鍵のサイズを選択します。
    鍵のアルゴリズム 作成する秘密鍵・公開鍵のアルゴリズムを選択します。
    有効期限 作成する自己署名証明書の有効期限を選択します。
    証明書署名アルゴリズム 証明書に署名する際に使用するアルゴリズムを選択します。
  3. 作成する場合は「作成」ボタン、作成しない場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。
証明書のインポート

証明書のインポートを行います。

  1. 「証明書のインポート」ボタンをクリックし「証明書のインポート」画面を表示します。
  2. 以下の情報を入力します。
    インポートするファイル インポートする証明書のパスを入力します。「参照」ボタンをクリックすると「ファイルの選択」ダイアログが表示されるので、証明書ファイルを選択してください。対応ファイル形式は、PKCS#12、JavaKeyStoreになります。
    ファイルのパスワード インポートするファイルのパスワードを入力します。
    ファイルの秘密鍵パスワード インポートするファイルに格納された秘密鍵のパスワードを入力します。
    格納用パスワード キーストアファイルのパスワードになります。
    格納用秘密パスワード 入力されたパスワードで秘密鍵を保護します。
  3. インポートを実行する場合は「実行」ボタン、インポートしない場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。
証明書の削除

証明書の削除を行います。

  1. アクションバーの「削除」ボタンをクリックします。
  2. 格納用パスワードの入力欄が表示されるので、格納用パスワードを入力し「実行」ボタンをクリックします。
詳細表示

証明書の詳細情報を表示します。

  1. メニューをクリック後、証明書が登録されている場合はパスワード入力画面が表示されています。
  2. 「格納用パスワード」にパスワードを入力します。
  3. 「表示」ボタンをクリックします。
  4. 証明書の詳細情報が表示されます。
    発行先・発行者 証明書の発行先、発行者の情報を表示します。
    C country:国名を表す属性
    L localityName:都市を表す属性
    ST stateOrProvinceName:州・都道府県名を表す属性
    O OrganizationName:組織名、会社名を表す属性
    OU OrganizationalUnitName:部署名を表す属性
    CN commonName:一般名または氏名を表す属性
    有効期限 証明書の有効期限を表示します。
    Start 証明書が有効になる日時
    End 証明書が無効になる日時
    その他 その他の証明書の情報を表示します。
    バージョン 証明書フォーマットのバージョン番号
    証明書署名アルゴリズム 証明書を発行した際に使用した署名アルゴリズム名
    公開鍵の用途 Key Usageの情報を表示します。
    ・digitalSignature デジタル署名の検証に使用できる
    ・nonRepudiation 否認防止用のデジタル署名の検証に使用できる
    ・keyEncipherment 鍵の暗号化に使用できる
    ・dataEncipherment データの暗号化に使用できる
    ・keyAgreement 鍵交換に使用できる
    ・keyCertSign 公開鍵証明書の署名の検証に使用できる
    ・cRLSign CRLの署名の検証に使用できる
    ・encipherOnly 鍵交換に使用できる場合、交換した鍵でデータを暗号化できる
    ・decipherOnly 鍵交換に使用できる場合、交換した鍵でデータを復号化できる
    拇印 SHA1 SHA1による拇印
    拇印 MD5 MD5による拇印
    シリアル番号 証明書のシリアル番号
    証明書連鎖情報 証明書の連鎖をDN情報で表示します。
CSRのダウンロード

ベリサイン社などの認証局で正式な証明書の発行を受けるために必要なCSRをダウンロードします。

  1. アクションバーの「CSRのエクスポート」ボタンをクリックします。
  2. 格納用パスワード、秘密鍵用パスワードの入力欄が表示されるので、格納用パスワード、秘密鍵用パスワードをそれぞれ入力し「実行」ボタンをクリックします。
  3. CSRがZIP形式で圧縮された形でダウンロードされます。
証明書のエクスポート

対向サーバーとの通信に必要なフローサービスの証明書を出力します。

  1. 「証明書のエクスポート」ボタンをクリックします。
  2. ファイルの出力形式と内部データ形式を選択します。
    また、格納用パスワードの入力欄が表示されるので、格納用パスワードを入力します。
  3. 「実行」ボタンをクリックします。
  4. 証明書がZIP形式で圧縮された形でダウンロードされます。
証明書の格納

認証局から発行された証明書を格納します。

  1. アクションバーの「証明書の格納」ボタンをクリックします。
  2. 認証局に発行された証明書ファイルを選択します。
  3. 証明書ファイルにルート認証局への証明書連鎖が含まれていない場合、認証局の証明書、中間認証局の証明書が含まれているファイルも指定します。
  4. 格納用パスワード、格納用秘密鍵パスワードを入力します。
  5. 「実行」ボタンをクリックすると証明書が格納されます。中止する場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。

クライアント認証局、サーバー認証局

SSL通信を行う場合に使用する信頼する認証局証明書を管理します。

クライアント認証局、サーバー認証局の使い方

フローサービスがサーバーとしてSSL通信を行うときにクライアント認証で信頼する認証局証明書を管理するときに使用するのがクライアント認証局の証明書、クライアントとしてSSL通信を行う場合にサーバー認証で信頼する認証局証明書を管理するときに使用するのがサーバー認証局の証明書です。

クライアント認証のためのサーバー認証局の証明書を管理する場合にはメニューの「クライアント認証局」を、サーバー認証のためのクライアント認証局の証明書を管理する場合にはメニューの「サーバー認証局」をそれぞれクリックして画面を表示してください。

証明書を追加または削除した場合は、内容を反映させるためにフローサービスを再起動してください。

認証局証明書の新規追加

認証局証明書を新規に追加します。

  1. 「追加」ボタンをクリックし「証明書のインポート」画面を表示します。
  2. 新規に追加する認証局証明書ファイルを選択します。
  3. 追加する場合は「実行」ボタン、やめる場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。

追加された認証局証明書は一覧に表示されます。

発行先 証明書の使用者のDN情報を表示します。
発行者 証明書を発行した認証局のDN情報を表示します。
有効期限 証明書の有効期限を表示します。
認証局証明書の詳細表示

認証局証明書の詳細情報を表示します。

  1. 詳細情報を表示したい認証局証明書を選択し、アクションバーの「詳細」ボタンをクリックします。
認証局証明書の削除

認証局証明書の削除を行います。

  1. 削除を表示したい認証局証明書を選択し、アクションバーの「削除」ボタンをクリックします。
  2. 確認ダイアログが表示されるので、削除する場合は「OK」、削除しない場合は「キャンセル」をクリックします。

ログ

システム

フローサービスが出力する各種ログの設定を変更することができます。

システムログ設定画面

出力レベル

フローサービスが出力する各種ログの出力レベルを指定することができます。

各種ログの出力レベルを指定するには、以下の手順を行います。

  1. 「編集」ボタンをクリックします。
  2. 各ログの出力レベルを変更します。
    ログレベル変更ダイアログ
  3. 「保存」ボタンをクリックします。
  4. 出力レベルを変更した場合、フローサービス全体を再起動します。

出力パス

フローサービスが出力する各種ログファイルの出力先フォルダを指定することができます。

ログファイルの出力先を指定する

ログファイルの出力先を指定するには、以下の手順を行います。

  1. 「編集」ボタンをクリックします。
  2. 「パス」にログファイルを出力するフォルダへのパスを絶対パスで設定します。
    出力パス変更ダイアログ
  3. 「保存」ボタンを押下します。
  4. 出力先を変更した場合、フローサービス全体を再起動します。

アプリケーション

フローサービスが出力するフローの実行ログ、および、フローの各コンポーネントで設定したアプリケーションログを、フローサービスのログとは別のファイルに出力することができます。ある特定のログのみを別のファイルに出力することによって、ログの解析や障害の検出に役立てることができるようになります。また、出力されたログは「状態」-「ログ」-「アプリケーション」画面で表示することができます。
この画面ではそのためのログ設定を行います。

ログ設定の一覧

最初に設定されているログ設定の一覧画面が表示されます。

アプリケーションログ一覧画面
ログ設定名 ログ設定の名称が表示されます。
切り替え種別 ログファイルの切り替え種別が表示されます。
ファイル名 出力先のファイル名が表示されます。

ログ設定を作成する

新しくログ設定を作成するには、アクションバーの「新規」ボタンをクリックします。
すると、以下のような登録画面が表示されます。

アプリケーションログ登録画面

以下の項目を入力した後に、画面下部にある「追加」ボタンをクリックしてください。

ログ設定名 ログ設定の名称を入力します。ログ設定名としては、先頭の文字は英字、それ以降の文字は英数字しか使用できません。
ログ設定名は作成後に変更できません。変更したい場合は一度削除してから新しく作りなおしてください。
切り替え種別 ログファイルの切り替え方法を下記の2種類から選択します。
  • 日付切り替え-日付が変わるとファイル名が変更されてログファイルが切り替わります。切り替えられたログファイルには「ファイル名.yyyy-mm-dd」という形式で年月日が付加されます。
  • サイズ切り替え-指定されたファイルサイズに達するとログファイルが切り替わります。切り替えられたログファイルには「ファイル名.#」(#は数字)という形式で世代番号が付加されます。世代番号が小さいファイルほど新しいログファイルとなります。
上記の2種類の方式にはそれぞれ長所と短所があります。日付切り替えの場合は、特定の日付のログファイルというのが分かりやすい反面、ログファイルを削除しなければ無限にファイルが増えていきます(ログファイルの削除には「ツール」-「メンテナンス」-「ログ」画面のスケジュールを使用することができます)。それに対して、サイズ切り替えの場合は、ファイルサイズと世代数を指定することができますのでログファイルの削除といったメンテナンスに気を使う必要がありませんが、ログファイルを表示してみなければログの出力された日時が分かりませんので、特定の日付のログを見つけ出すことが難しくなります。
ファイルサイズ(MB) ログファイルを切り替えるファイルサイズを指定します。ログファイルが指定したファイルサイズに達するとログファイルが切り替えられます。
切り替え種別がサイズ切り替えの場合にのみ表示されます。
世代数 グファイルの保存世代数を指定します。例えば5世代と指定した場合は、現在出力中のログの他に5ファイルまで保存されることになります。すなわち、「ファイル名.1」~「ファイル名.5」までログファイルが保存されることになります。
切り替え種別がサイズ切り替えの場合にのみ表示されます。
ログレベル フローの各コンポーネントでログ設定する場合の出力ログレベルを指定します。ここで指定されたログレベル以上のログしかログ出力されません。ただし、サブカテゴリが設定されていた場合はそちらの設定が優先されます。
サブカテゴリ コンポーネント単位でログを出力する場合には、サブカテゴリを設定することができます。
サブカテゴリを設定するとログを分類したり、出力ログレベルを細かく設定することができます。例えば、デバッグ用のサブカテゴリを作成して、コンポーネントのログ設定ではデバッグレベルでログを出力するように設定し、ここでのログレベルを情報レベルに設定しておけば、運用時にはログ出力されません。しかし、何らかの状況によりデバッグログを出力しなければならなくなった場合には、ここでのログレベルをデバッグレベルに設定すれば、コンポーネントに設定したデバッグログがログ出力されるようになります。

サブカテゴリを設定するためには、カテゴリ名を入力しログレベルを選択した後に「追加」ボタンをクリックして一覧に表示されるように登録してください。
サブカテゴリを削除するには、一覧から削除するサブカテゴリを選択し「削除」ボタンをクリックして下さい。
登録済みのサブカテゴリのログレベルを変更する場合には、一覧で変更するサブカテゴリを選択し、ログレベルを変更後に「更新」ボタンをクリックして下さい。
一覧に表示されているサブカテゴリのみがログ設定として登録されますので、登録忘れのないように注意してください。また、サブカテゴリの変更後には必ず画面下部にある「追加」または「更新」ボタンをクリックして下さい。

ログ設定を使用する

ログ設定を使用するためには、フローデザイナーでログ出力の設定を行います。

プロジェクト単位でログ設定を使用する

フローデザイナーでログ出力を設定するプロジェクトをプロジェクトウィンドウで選択します。インスペクタのプロパティにある「アプリケーションログ設定」の「ログ設定名」として使用したいログ設定名を選択します。「ログレベル」として出力ログレベルを選択します。「システムログに出力」としてシステムログにも同時にログを出力するかを指定します。

フロー単位でログ設定を使用する

フローデザイナーでログ出力を設定するフローをプロジェクトウィンドウで選択します。インスペクタのプロパティにある「アプリケーションログ設定」の「ログ設定名」として使用したいログ設定名を選択します。「ログレベル」として出力ログレベルを選択します。「システムログに出力」としてシステムログにも同時にログを出力するかを指定します。

コンポーネント単位でログ設定を使用する

フローデザイナーでログ出力を設定するコンポーネントをメインウィンドウで選択し、右クリックするとコンテキストメニューが表示されますので、その中から「ログ設定」を選択します。「ログ設定」を選択すると表示されるログ設定ダイアログの「ログ設定名」として使用したいログ設定名を選択します。「出力ON・OFF」でログ出力するかどうかを選択します。「サブカテゴリ」でサブカテゴリ名を入力し、「ログレベル」で出力ログレベルを選択します。「出力メッセージ」で出力したいログの内容を入力します。

プロジェクト・フロー・コンポーネントで使用されるログ設定について
  1. プロジェクト単位でログ設定を指定している場合は、プロジェクトに含まれる全てのフローの実行ログがプロジェクトのログ設定を使用して出力されます。
  2. フロー単位でログ設定を指定している場合は、そのフローの実行ログがフローのログ設定を使用して出力されます。
  3. コンポーネント単位でログ設定を指定している場合は、そのコンポーネントの「ログ設定」の「出力メッセージ」で指定された内容が、コンポーネントのログ設定を使用して出力されます。

※プロジェクトとフローで別のログ設定を指定している場合には、フローの実行ログがプロジェクトとフローそれぞれのログ設定を使用して同時に出力されます。
※コンポーネントのログ設定は、フローの実行ログとは関連がありませんので、プロジェクトやフローのログ設定とは無関係にコンポーネントのログ設定のみを使用してログ出力されます。

ログ設定を編集する

作成したログ設定を編集するには、アクションバーの「編集」ボタンをクリックします。
すると作成時と同じ画面が表示されますので必要な項目を編集し、「保存」ボタンをクリックしてください。

編集時には「ログ設定名」を変更することはできません。変更したい場合は、一旦ログ設定を削除し、もう一度作りなおしてください。

ログ設定を削除する

作成したログ設定を削除するには、アクションバーの「削除」ボタンをクリックします。

削除

システムログ、アプリケーションログの削除や、自動で削除を行うためのスケジュールの設定を行うことができます。

ログ削除画面

削除

過去の日付のログファイルをフローサービスのログフォルダーから削除します。
本日のログ(ファイル名に日付のついていないログ)は残りますので注意してください。

過去のログファイルを削除するには、以下の手順を行います。

  1. 「過去(前日以前)のログを全て削除する」の行の「削除」ボタンをクリックします。
  2. 「過去(前日以前)のログを全て削除しますか?」というダイアログが表示されるので、「OK」のボタンをクリックします。

スケジュール

過去日付のログファイルやチェックポイントの履歴やデータを自動的に削除していくことができます。
自動でメンテナンスを行うには、メンテナンススケジュールを登録します。登録されたスケジュールに基づいてファイルやデータが削除されていきます。

スケジュールの種類は以下のとおりです。

スケジュールの種類 説明
設定なし メンテナンスを行いません。
毎日、指定時刻に実行する 毎日、指定された時刻にメンテナンスを行います。
毎週、指定曜日に実行する 毎週、指定された曜日の指定時刻にメンテナンスを行います。
毎月、指定日付に実行する 毎月、指定された日付の指定時刻にメンテナンスを行います。
「設定なし」

すでにスケジュールを登録しているがそのスケジュールを中止したい場合は、「設定なし」を選択して「スケジュールを登録」のボタンを押してください。

「毎日、指定時刻に実行する」
スケジュール毎日設定画面
ログの保存期間 「ログを何日分保存しておくか」を日数で指定します。指定した日数以上の過去のログはスケジュールにより自動的に削除されます。
チェックポイントデータの削除 指定されたスケジュールでチェックポイントのリクエストとデータを削除するかどうかを指定します。
チェックポイントの保存期間 「チェックポイントのリクエストとデータを何日分保存しておくか」を日数で指定します。指定した日数以上の過去のチェックポイントのリクエストとデータはスケジュールにより自動的に削除されます。
実行時刻 メンテナンスを行う時刻を指定します。ここで指定した時間にログの削除が開始されます。
「毎週、指定曜日に実行する」
スケジュール毎週設定画面
ログの保存期間 「ログを何日分保存しておくか」を日数で指定します。指定した日数以上の過去のログはスケジュールにより自動的に削除されます。
チェックポイントデータの削除 指定されたスケジュールでチェックポイントのリクエストとデータを削除するかどうかを指定します。
チェックポイントの保存期間 「チェックポイントのリクエストとデータを何日分保存しておくか」を日数で指定します。指定した日数以上の過去のチェックポイントのリクエストとデータはスケジュールにより自動的に削除されます。
実行時刻 メンテナンスを行う時刻を指定します。ここで指定した時間にログの削除が開始されます。
曜日 メンテナンスの対象となる曜日を指定します。複数選択することができます。
「毎月、指定日付に実行する」
スケジュール毎月設定画面
ログの保存期間 「ログを何日分保存しておくか」を日数で指定します。指定した日数以上の過去のログはスケジュールにより自動的に削除されます。
チェックポイントデータの削除 指定されたスケジュールでチェックポイントのリクエストとデータを削除するかどうかを指定します。
チェックポイントの保存期間 「チェックポイントのリクエストとデータを何日分保存しておくか」を日数で指定します。指定した日数以上の過去のチェックポイントのリクエストとデータはスケジュールにより自動的に削除されます。
実行時刻 メンテナンスを行う時刻を指定します。ここで指定した時間にログの削除が開始されます。
実行日 メンテナンスの対象となる日を指定します。複数選択することができます。その月に存在しない場合はスキップされます。

通知

サーバーで異常が発生した場合に管理者にメールで通知するための設定を行うことができます。開発したフローが異常終了した場合はこの通知は行われませんので、エラー処理フローなどを使って個別に対応してください。

異常時メール通知先

サーバーで異常が発生した場合に対処するための設定を行います。

異常時メール通知先

異常時メール通知先の設定をする

サーバーに異常が発生した際、それを知らせるメールを送信するための設定を行います。

画面の「編集」ボタンをクリックすると編集ダイアログが表示されます。それぞれの欄に情報を入力し、「保存」ボタンをクリックすると、設定が保存されます。

異常時メール通知先設定ダイアログ
異常時メール通知 異常時メール通知を行うかどうかを選択します。デフォルトはONです。
  • ON-異常時メール通知を行う
  • OFF-異常時メール通知を行わない
メールサーバー名 メール送信に利用するSMTPサーバーのアドレスを入力します。
SMTP over SSLを使用 通信内容を暗号化するためにSMTP over SSLを使うかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
  • ON-SMTP over SSLを使用して接続する
  • OFF-暗号化なしで接続する
STARTTLSを使用 SMTP over SSLで接続する場合にSTARTTLSコマンドを使うかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
  • ON-STARTTLSコマンドを使用する
  • OFF-STARTTLSコマンドを使用しない
ポート 送信に利用するSMTPサーバーの待ち受けポート番号を入力します。デフォルトは25です。
SMTP over SSLで接続する場合、ポート番号は専用の番号(通常は465)を指定する必要があります。実際に使用する番号を指定します。
通知元アドレス 送信するメールアドレスの送信元(From)欄に入れるメールアドレスを設定します。
通知先アドレス 異常が発生したことを知らせるメールの送信先メールアドレスを指定します。
通知先アドレスはカンマ区切りで複数指定できます。
件名 送信するメールの件名(Subject)を設定します。
ここで設定した件名+通知内容固有の件名がメールの件名になります。
デフォルトは「!!!Flow Service Notification !!!」です。
エンコーディング 送信するメールのエンコーディングを入力します。設定されてない場合は、日本語OSのデフォルトは「iso-2022-jp」、英語OSのデフォルトは「us-ascii」となります。
タイムアウト 応答がない場合のタイムアウト時間(秒)を入力します。デフォルトは60秒です。
認証 SMTPサーバーが認証を行う場合、その認証方法を選択します。
  • POP before SMTP-POP before SMTP認証を行う
  • SMTP認証-SMTP認証を行う
  • なし-認証を行わない
「認証」で「POP before SMTP」を選択した場合
POP3サーバー名 POP3サーバーに接続するためのホスト名などを入力します。
POP over SSLを使用 通信内容を暗号化するためにPOP over SSLを使うかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
  • ON-POP over SSLを使用して接続する
  • OFF-暗号化なしで接続する
STARTTLSを使用 POP over SSLで接続する場合にSTARTTLSコマンドを使うかどうかを選択します。デフォルトはOFFです。
  • ON-STARTTLSコマンドを使用する
  • OFF-STARTTLSコマンドを使用しない
POP3ポート番号 POP3サーバーの待ち受けポート番号を入力します。デフォルトは110です。
POP over SSLで接続する場合、ポート番号は専用の番号(通常は995)を指定する必要があります。実際に使用する番号を指定します。
ユーザー名 POP3サーバーにアクセスするためのユーザー名を入力します。
パスワード 「ユーザー名」で設定したユーザーのパスワードを入力します。
APOP POP3サーバーの認証にAPOPを使用するかどうかを選択します。デフォルトはONです。
  • ON-APOPを利用する
  • OFF-APOPを利用しない
間隔(ミリ秒) POP3サーバーで認証を行ってからSMTPサーバーが利用可能になるまでの時間をミリ秒数で設定します。デフォルトは5ミリ秒です。
「認証」で「SMTP認証」を選択した場合
ユーザー名 SMTPサーバーにアクセスするためのユーザー名を入力します。
パスワード 「ユーザー名」で設定したユーザーのパスワードを入力します。
認証方式 SMTPサーバーでのユーザー認証の方法を選択します。 デフォルトは「プレーンテキスト」です。
  • プレーンテキスト-認証にプレーンテキストを利用する
  • CRAM-MD5-認証にCRAM-MD5を利用する

異常時メール通知のテストを行う

「テスト」ボタンをクリックすると、現在設定されている内容でメール送信のテストを行います。
メール送信のテストに失敗した場合は、画面上部にエラー内容が表示されます。

異常時メールの通知タイミング

フローサービスでは以下の現象が発生した場合にメールのテンプレートを使ってメールが送信されます。

現象とその時のメールの件名、内容は以下の通りです。

現象 件名 メールテンプレートファイル
サーバーで監視している各サービスが異常終了し、自動再起動した 自動再起動 code2_ja_JP.template
サーバーで監視している各サービスが異常終了し、自動再起動しようとしたが再起動に失敗した 自動再起動失敗 code3_ja_JP.template
監視プロセス自体が異常終了した Monitor異常終了 code5_ja_JP.template
フローのトランザクションでリカバリーが必要なエラーが発生した トランザクションエラー code101_ja_JP.template
リトライによりトランザクションのリカバリーに成功した リカバリー成功 code102_ja_JP.template
既定の回数リトライを行ってもリカバリーに成功しなかった リカバリー失敗 code103_ja_JP.template
FlowService再起動時にリカバリー処理を行った 起動時リカバリー code104_ja_JP.template

サービス

フロー

「FlowService」の各種設定を行うことができます。

画面にはまず設定情報が表示されます。それぞれの「編集」ボタンをクリックすると、編集用のダイアログが表示されます。編集後、「保存」ボタンで保存してください。

FlowService設定画面

「FlowService」の設定を更新した場合には、設定を有効にするために「FlowService」の再起動が必要です。

サーバー設定

サーバー設定ダイアログ
サーバーID サーバーを識別するためのIDです。
複数台のサーバーで構成される環境で、サーバーを識別するために使用されます。
編集することはできません。
サーバー名 サーバーを識別するための名前です。
128文字までの名前を設定することができます。
サーバー名を変更した場合、変更を有効にするためにフローサービスを再起動する必要があります。

起動設定

起動設定ダイアログ
初期メモリサイズ(MB) FlowServiceが使用するメモリサイズの初期値をMB(メガバイト)単位で設定します。FlowServiceは最初にここで設定した値のメモリを確保し、必要に応じて使用する物理メモリ領域を拡張していきます。「最大メモリサイズ」を越えない値を設定してください。
最大メモリサイズ(MB) FlowServiceで使用するヒープメモリサイズの上限を MB(メガバイト)単位で設定します。FlowServiceは必要に応じて使用する物理メモリ領域を拡張していきます。その際の上限値がここで設定した値になります。ただし、ここで指定したヒープエリアの他にもFlowService(Javaプロセス)はスタックエリアなども必要としますので、実際の設定値は最大でも物理メモリの50%程度を目安に指定することを推奨します。32ビット版の場合、この値のおよその上限は、x86プラットフォームでは2000未満です。特にWindowsの場合1400~1500を超えて指定するとFlowServiceが起動できない場合があります。(限界値はWindowsのバージョンや本製品のバージョンによって異なります。) 64ビット版の場合、プラットフォームによる上限は十分に大きいので事実上問題になりません。物理メモリとの関係のみとなります。詳細は各プラットフォームのベンダーおよびJava VMの仕様に依存します。
値を設定しなかった場合の値はJava VMの仕様に依存します。
その他のオプション FlowServiceの起動オプションを設定します。
Javaプログラムの起動オプションを指定することができます。ただし、誤った設定を行うとFlowServiceが起動できなくなる場合がありますので、この設定は十分注意して行ってください。-Xmsは「初期メモリサイズ」、-Xmxは「最大メモリサイズ」で設定しますのでここには入力しないでください。

通信設定

通信設定ダイアログ
HTTPリスナー HTTPリスナーを有効にするか無効にするかを設定します。
SSL通信しか行わない等、HTTP通信を行いたくない場合には無効に設定してください。デフォルトは「有効」です。
HTTPリスナーポート番号 HTTP通信で使用するポート番号を設定します。
デフォルトは21380です。
HTTPSリスナー HTTPSリスナーを有効にするか無効にするかを設定します。
フローサービス管理コンソールでサーバー証明書を登録した後に、「有効」に設定することによりHTTPSによる通信を受け付けることができるようになります。デフォルトは「無効」です。
HTTPSリスナーポート番号 SSL通信(HTTPS通信)で使用するポート番号を設定します。
デフォルトは21443です。
IPフィルター FlowServiceへ接続できるホストの許可/拒否のフィルタ機能を有効にするか無効にするかを設定します。ここを「有効」に設定すると、「許可するホストのリスト」に含まれていて「拒否するホストのリスト」に含まれていないホストのみがFlowServiceに接続できます。
デザイナーへの接続には適用されません。
デフォルトは「無効」です。
許可するホストのリスト FlowServiceに接続を許可するホストをIPアドレスで設定します。
IPアドレスには*によるワイルドカード指定もできます。IPアドレスを追加するには右側のフィールドにIPアドレスを入力後に「追加」ボタンを押してください。接続を許可するホストのリストからIPアドレスを削除するには、一覧から削除したいIPアドレスを選択後に「削除」ボタンを押してください。
接続を許可/拒否するホストが「有効」になっている場合にのみ、ここでの設定は有効になります。
拒否するホストのリスト FlowServiceへの接続を拒否するホストをIPアドレスで設定します。
IPアドレスには*によるワイルドカード指定もできます。IPアドレスを追加するには右側のフィールドにIPアドレスを入力後に「追加」ボタンを押してください。接続を拒否するホストのリストからIPアドレスを削除するには、一覧から削除したいIPアドレスを選択後に「削除」ボタンを押してください。
接続を許可/拒否するホストが「有効」になっている場合にのみ、ここでの設定は有効になります。

フローエンジン設定

フローエンジン設定ダイアログ
スレッドプールサイズ フローエンジンで常時実行待機状態となる実行スレッドの最小数を設定します。
この値を大きくすることにより応答速度が速くなる可能性があります。デフォルトは32です。
スレッド最大サイズ フローエンジンで実行することができる実行スレッドの最大数を設定します。
実行スレッドの数が足りなくなるエラーが発生する場合には、この値を大きくしてください。ただし、CPUやOSの限界を超えて大きくすると逆に性能低下を起こす可能性があります。デフォルトは32です。「スレッドプールサイズ」以上で「リクエストキューサイズ」よりも小さい値を設定してください。
リクエストキューサイズ フローエンジンのリクエストキューのサイズを設定します。
新しくフローエンジンへ実行要求があると、その実行要求は一旦リクエストキューに入れられます。実行スレッドに空きがある場合は、リクエストキューの先頭にある実行要求が実行スレッドに振り分けられて実行されます。現在実行されているスレッドの数が「スレッド最大サイズ」になっている場合には、実行スレッドの数が「スレッド最大サイズ」以下になるまで待機します。このように実行待ち状態の実行要求を保管するキューがリクエストキューで、ここではそのリクエストキューに溜めることのできる実行要求の数を設定します。リクエストキューサイズを越える実行要求があった場合、その実行要求は破棄されます。 デフォルトは64です。「スレッド最大サイズ」より大きな値を設定してください。この値に0を設定するとリクエストキューサイズは無制限となります。 FlowServiceに割当てたメモリサイズに応じて設定を行ってください。
リクエストキュー警告サイズ フローエンジンのリクエストキューの警告サイズを設定します。
フローエンジンのリクエストキューに溜まっているリクエストの数がこの値を超えた場合に、以下のような警告ログが出力されます。
「AFRM_W_2007: キューの上限値に近づいています」
デフォルトは48です。この値に0を設定すると警告ログが出力されなくなります。
監視タイムアウト(秒) フローエンジンの実行スレッドの監視タイムアウト時間を設定します。
フローエンジンの実行スレッドがこの設定時間以内で処理を終えられなかった場合に、正常でないスレッドとして検出されエラーログが出力されます。ただし、フローの実行そのものが停止するわけではありませんのでご注意ください。フローの実行に時間がかかり、エラーログが頻繁に出力される場合にはこの値を大きくしてください。デフォルトは300秒(5分)です。
プロジェクトキャッシュサイズ プロジェクトのキャッシュサイズを設定します。
プロジェクトはコンパイル時または初回の実行リクエスト時にはじめてフローエンジンのメモリ上にロードされます。 1度ロードされたプロジェクトはキャッシュサイズ個数分までメモリに保持されます。 保持されるプロジェクトがキャッシュサイズを越えた場合はLRUアルゴリズムに基づき最も長く実行されなかったプロジェクトがメモリから削除されます。デフォルトは30です。
セッションタイムアウト(秒) フローのセッションがタイムアウトするまでの時間を設定します。
URLトリガーによりフローが実行される場合は、URLトリガーの「セッション有効時間」の値が有効となります。
フローデザイナーやflow-ctrlからフローの実行を行った場合には、この設定は有効にはならず常に30分となります。
デフォルトは1800秒(30分)です。
コネクションプールサイズ コネクションプールのサイズを設定します。
データベースなどのコネクションは接続名ごとに最大でこの数までキャッシュされます。デフォルトは20です。
コネクションプールタイムアウト(秒) コネクションプールのコネクションが使用されなくなってからタイムアウトするまでの時間を設定します。 デフォルトは7200秒(2時間)です。
コネクション再利用回数 コネクションプールのコネクションが再利用される回数を設定します。この回数使用されたコネクションはコネクションプールから破棄されて、要求に応じて新しくコネクションが作成されコネクションプールに入れられます。 デフォルトは100回です。
AACキャッシュタイム(秒) フローサービスアカウントのキャッシュを保持する時間を設定します。
フローサービス管理コンソールでのフローサービスアカウントに対する変更は最長でこの設定時間を経過後にFlowService に反映されます。デフォルトは900秒(15分)です。
DTD/XMLスキーマファイルパス DTD/XMLスキーマファイルの置き場所を設定します。
[DATA_DIR]/systemからの相対パスを設定します。デフォルトは「schema」です。
JDBC Forward Onlyドライバー RDBのカーソル制御としてTYPE_FORWARD_ONLYで使用するJDBCドライバーの名前を設定します。
設定するJDBCドライバーの名前を「;」で区切って列挙します。デフォルトは「sun.jdbc.odbc.JdbcOdbcDriver;com.fujitsu.symfoware.jdbc.SYMDriver;jp.co.dw_sapporo.JDBC.JDBCDriver」です。
リカバリーインターバル(秒) リカバリー可能なトランザクション(※1)のコミットまたはロールバック時にエラーが発生した場合に行うリカバリー処理の間隔を設定します。
エラー発生時にはこの設定時間を経過後にリカバリー処理が実行されます。デフォルトは300秒(5分)です。
リカバリーリトライ回数 リカバリー可能なトランザクション(※1)のコミットまたはロールバック時にエラーが発生した場合に行うリカバリー処理の間隔を設定します。
リカバリー処理をこの設定回数行ってもエラーから回復しなかった場合はメール通知を行ってリカバリー処理を終了します。デフォルトは3回です。
リカバリーメール通知 リカバリー可能なトランザクション(※1)のコミットまたはロールバック時にエラーが発生した場合にメール通知を行うかどうかを設定します。
この設定によりメール通知が行われるのは以下の場合です。
  • トランザクションのコミットまたはロールバック時にエラーが発生した場合
  • 発生したエラーがリカバリー処理により回復した場合
  • 規定の回数のリトライを行ってもエラーが回復しなかった場合
  • フローサービスの異常終了により中断されたトランザクションのリカバリーが再起動時に行われた場合
メールの通知先、メールサーバーの設定は「設定」-「サービス」-「通知」で行います。
並列実行スレッド最大サイズ 並列実行で実行することができる実行スレッドの最大数を設定します。
CPUやOSの限界を超えて大きくすると逆に性能低下を起こす可能性があります。デフォルトは32です。スレッドプールサイズも同じ値が使用されます。キューサイズは常に0(無制限)が指定されています。
優先実行スレッド最大サイズ 優先実行で実行することができる実行スレッドの最大数を設定します。
CPUやOSの限界を超えて大きくすると逆に性能低下を起こす可能性があります。デフォルトは32です。スレッドプールサイズも同じ値が使用されます。キューサイズは常に0(無制限)が指定されています。

※1、現時点ではリカバリー可能なトランザクションとなるのは「XA対応」をtrueにしたRDBコネクションを使用した場合のみです。

HTTPリスナー設定

HTTPリスナー設定ダイアログ
スレッドプールサイズ HTTPリスナーで常時実行待機状態となる実行スレッドの最小数を設定します。
この値を大きくすることにより応答速度が速くなる可能性があります。デフォルトは8です。
スレッド最大サイズ HTTPリスナーで実行することができる実行スレッドの最大数を設定します。
処理の多重度が高く実行スレッドの数が足りなくなるエラーが発生する場合には、この値を大きくしてください。ただし、CPUやOSの限界を超えて大きくすると逆に性能低下を起こす可能性があります。デフォルトは32です。「スレッドプールサイズ」以上で「リクエストキューサイズ」よりも小さい値を設定してください。
リクエストキューサイズ HTTPリスナーのリクエストキューのサイズを設定します。
新しくHTTPリスナーへ実行要求があると、その実行要求は一旦リクエストキューに入れられます。実行スレッドに空きがある場合は、リクエストキューの先頭にある実行要求が実行スレッドに振り分けられて実行されます。現在実行されているスレッドの数が「スレッド最大サイズ」になっている場合には、実行スレッドの数が「スレッド最大サイズ」以下になるまで待機します。このように実行待ち状態の実行要求を保管するキューがリクエストキューで、ここではそのリクエストキューに溜めることのできる実行要求の数を設定します。リクエストキューサイズを越える実行要求があった場合、その実行要求は破棄されます。デフォルトは64です。「スレッド最大サイズ」より大きな値を設定してください。この値に0を設定するとリクエストキューサイズは無制限となります。FlowServiceに割当てたメモリサイズに応じて設定を行ってください。
リクエストキュー警告サイズ HTTPリスナーのリクエストキューの警告サイズを設定します。
HTTPリスナーのリクエストキューに溜まっているリクエストの数がこの値を超えた場合に、以下のような警告ログが出力されます。
「AFRM_W_2007: キューの上限値に近づいています」
デフォルトは48です。この値に0を設定すると警告ログが出力されなくなります。
監視タイムアウト(秒) HTTPリスナーの実行スレッドの監視タイムアウト時間を設定します。
HTTPリスナーの実行スレッドがこの設定時間以内で処理を終えられなかった場合に、正常でないスレッドとして検出されエラーログが出力されます。ただし、フローの実行そのものが停止するわけではありませんのでご注意ください。フローの実行に時間がかかり、エラーログが頻繁に出力される場合にはこの値を大きくしてください。デフォルトは300秒(5分)です。
受信タイムアウト(秒) HTTPリクエストの受信タイムアウト値を設定します。
HTTPリクエストを受信し終わるまでに、送信側がこの値を越えて無応答になった場合は、そのHTTPリクエストは破棄されます。 デフォルトは60秒(1分)です。
リクエストライン最大受信サイズ(Byte) HTTPリクエストラインの最大受信サイズを設定します。
この値を越えるHTTPリクエストラインを持つリクエストを受信した場合は、そのHTTPリクエストは破棄されます。この値により、巨大なHTTPリクエストラインを持つリクエストによりシステムがダウンすることを防止できます。デフォルトは2048バイトです。
HTTPヘッダ最大受信サイズ(Byte) HTTPリクエストヘッダの最大受信サイズを設定します。
この値を越えるHTTPヘッダを持つリクエストを受信した場合は、そのHTTPリクエストは破棄されます。この値により、巨大なHTTPヘッダを持つリクエストによりシステムがダウンすることを防止できます。デフォルトは8192バイトです。
バックログ リクエストを受け付ける時に使用されるキューのサイズを設定します。
短時間にリクエストが集中して、リクエストが受け付けられない状態になってしまうような場合には、この値を大きく設定することにより状況を改善することが出来る可能性があります。デフォルトは0(設定しない)です。
受信バッファサイズ(Byte) 受信バッファのサイズを設定します。
大きなサイズのHTTPリクエストを受信する場合には、この値を大きく設定することによりパフォーマンスが改善する可能性があります。デフォルトは0(設定しない)です。
ダンプ 受信したHTTPリクエストの内容をファイルに出力するかどうかを設定します。
ダンプフォルダーの下に、受信した内容、レスポンスとして返信した内容が200308061530000000.request, 200308061530000000.responseのようなファイル名で出力されます。基本的には「無効」に設定し、障害調査等の場合のみ「有効」に設定するようにしてください。デフォルトは「無効」です。
ダンプフォルダー ダンプファイルを出力するフォルダーを設定します。
絶対パスで設定します。作成済みのフォルダーパスを指定してください。この値はダンプが「有効」になっている場合にのみ有効です。デフォルトは空文字でこの場合は[DATA_DIR]/logフォルダーとなります。

HTTPSリスナー設定

HTTPSリスナー設定ダイアログ
スレッドプールサイズ HTTPSリスナーで常時実行待機状態となる実行スレッドの最小数を設定します。
この値を大きくすることにより応答速度が速くなる可能性があります。デフォルトは8です。
スレッド最大サイズ HTTPSリスナーで実行することができる実行スレッドの最大数を設定します。
処理の多重度が高く実行スレッドの数が足りなくなるエラーが発生する場合には、この値を大きくしてください。ただし、CPUやOSの限界を超えて大きくすると逆に性能低下を起こす可能性があります。デフォルトは32です。「スレッドプールサイズ」以上で「リクエストキューサイズ」よりも小さい値を設定してください。
リクエストキューサイズ HTTPSリスナーのリクエストキューのサイズを設定します。
新しくHTTPSリスナーへ実行要求があると、その実行要求は一旦リクエストキューに入れられます。実行スレッドに空きがある場合は、リクエストキューの先頭にある実行要求が実行スレッドに振り分けられて実行されます。現在実行されているスレッドの数が「スレッド最大サイズ」になっている場合には、実行スレッドの数が「スレッド最大サイズ」以下になるまで待機します。このように実行待ち状態の実行要求を保管するキューがリクエストキューで、ここではそのリクエストキューに溜めることのできる実行要求の数を設定します。リクエストキューサイズを越える実行要求があった場合、その実行要求は破棄されます。デフォルトは64です。「スレッド最大サイズ」より大きな値を設定してください。この値に0を設定するとリクエストキューサイズは無制限となります。FlowServiceに割当てたメモリサイズに応じて設定を行ってください。
リクエストキュー警告サイズ HTTPSリスナーのリクエストキューの警告サイズを設定します。
HTTPSリスナーのリクエストキューに溜まっているリクエストの数がこの値を超えた場合に、以下のような警告ログが出力されます。
「AFRM_W_2007: キューの上限値に近づいています」
デフォルトは48です。この値に0を設定すると警告ログが出力されなくなります。
監視タイムアウト(秒) HTTPSリスナーの実行スレッドの監視タイムアウト時間を設定します。
HTTPSリスナーの実行スレッドがこの設定時間以内で処理を終えられなかった場合に、正常でないスレッドとして検出されエラーログが出力されます。ただし、フローの実行そのものが停止するわけではありませんのでご注意ください。 フローの実行に時間がかかり、エラーログが頻繁に出力される場合にはこの値を大きくしてください。デフォルトは300秒(5分)です。
受信タイムアウト(秒) HTTPリクエストの受信タイムアウト値を設定します。
HTTPリクエストを受信し終わるまでに、送信側がこの値を越えて無応答になった場合は、そのHTTPリクエストは破棄されます。 デフォルトは60秒(1分)です。
リクエストライン最大受信サイズ(Byte) HTTPリクエストラインの最大受信サイズを設定します。
この値を越えるHTTPリクエストラインを持つリクエストを受信した場合は、そのHTTPリクエストは破棄されます。この値により、巨大なHTTPリクエストラインを持つリクエストによりシステムがダウンすることを防止できます。デフォルトは2048バイトです。
HTTPヘッダ最大受信サイズ(Byte) HTTPリクエストヘッダの最大受信サイズを設定します。
この値を越えるHTTPヘッダを持つリクエストを受信した場合は、そのHTTPリクエストは破棄されます。この値により、 巨大なHTTPヘッダを持つリクエストによりシステムがダウンすることを防止できます。デフォルトは8192バイトです。
クライアント認証 クライアント認証を行うかどうかを設定します。
フローサービス管理コンソールのクライアント認証局の設定で通信先相手のCA証明書を登録した後に、ここで「有効」に設定することによりHTTPSリスナーがSSLクライアント認証を行います。 デフォルトは「無効」です。
有効期限前の証明書 クライアント認証で有効期限前の証明書を有効にするかどうかを設定します。
デフォルトは「無効」です。
有効期限切れの証明書 クライアント認証で有効期限切れの証明書を有効にするかどうかを設定します。
デフォルトは「無効」です。
バックログ リクエストを受け付ける時に使用されるキューのサイズを設定します。
短時間にリクエストが集中して、リクエストが受け付けられない状態になってしまうような場合には、この値を大きく設定することにより状況を改善することが出来る可能性があります。デフォルトは0(設定しない)です。
SSLデバッグログ SSL通信でのデバッグログを出力するかどうかを設定します。
SSL通信でクライアントが接続できない場合に、SSLデバッグログを出力することによりSSL通信エラーとなっている原因の特定が容易になります。デフォルトは「無効」です。
受信バッファサイズ(Byte) 受信バッファのサイズを設定します。
大きなサイズのHTTPリクエストを受信する場合には、この値を大きく設定することによりパフォーマンスが改善する可能性があります。デフォルトは0(設定しない)です。
ダンプ 受信したHTTPリクエストの内容をファイルに出力するかどうかを設定します。
ダンプフォルダーの下に、受信した内容、レスポンスとして返信した内容が200308061530000000.request, 200308061530000000.responseのようなファイル名で出力されます。基本的には「無効」に設定し、障害調査等の場合のみ「有効」に設定するようにしてください。デフォルトは「無効」です。
ダンプフォルダー ダンプファイルを出力するフォルダーを設定します。
絶対パスで設定します。この値はダンプが「有効」になっている場合にのみ有効です。デフォルトは空文字でこの場合は[DATA_DIR]/logフォルダーとなります。

フローデザイナーリスナー設定

フローデザイナーリスナー設定ダイアログ
スレッドプールサイズ フローデザイナーリスナーで常時実行待機状態となる実行スレッドの最小数を設定します。
この値を大きくすることにより応答速度が速くなる可能性があります。デフォルトは8です。
スレッド最大サイズ フローデザイナーリスナーで実行することができる実行スレッドの最大数を設定します。
処理の多重度が高く実行スレッドの数が足りなくなるエラーが発生する場合には、この値を大きくしてください。ただし、CPUやOSの限界を超えて大きくすると逆に性能低下を起こす可能性があります。デフォルトは32です。「スレッドプールサイズ」以上で「リクエストキューサイズ」よりも小さい値を設定してください。
リクエストキューサイズ フローデザイナーリスナーのリクエストキューのサイズを設定します。
新しくフローデザイナーリスナーへ実行要求があると、その実行要求は一旦リクエストキューに入れられます。実行スレッドに空きがある場合は、リクエストキューの先頭にある実行要求が実行スレッドに振り分けられて実行されます。現在実行されているスレッドの数が「スレッド最大サイズ」になっている場合には、実行スレッドの数が「スレッド最大サイズ」以下になるまで待機します。このように実行待ち状態の実行要求を保管するキューがリクエストキューで、 ここではそのリクエストキューに溜めることのできる実行要求の数を設定します。リクエストキューサイズを越える実行要求があった場合、その実行要求は破棄されます。 デフォルトは64です。「スレッド最大サイズ」より大きな値を設定してください。この値に0を設定するとリクエストキューサイズは無制限となります。FlowServiceに割当てたメモリサイズに応じて設定を行ってください。
リクエストキュー警告サイズ フローデザイナーリスナーのリクエストキューの警告サイズを設定します。
フローデザイナーリスナーのリクエストキューに溜まっているリクエストの数がこの値を超えた場合に、以下のような警告ログが出力されます。
「AFRM_W_2007: キューの上限値に近づいています」
デフォルトは48です。この値に0を設定すると警告ログが出力されなくなります。
監視タイムアウト(秒) フローデザイナーリスナーの実行スレッドの監視タイムアウト時間を設定します。
フローデザイナーリスナーの実行スレッドがこの設定時間以内で処理を終えられなかった場合に、正常でないスレッドとして検出されエラーログが出力されます。ただし、フローの実行そのものが停止するわけではありませんのでご注意ください。 フローの実行に時間がかかり、エラーログが頻繁に出力される場合にはこの値を大きくしてください。デフォルトは300秒(5分)です。
ダンプ 受信したHTTPリクエストの内容をファイルに出力するかどうかを設定します。
ダンプフォルダーの下に、受信した内容、レスポンスとして返信した内容が200308061530000000.request, 200308061530000000.responseのようなファイル名で出力されます。基本的には「無効」に設定し、障害調査等の場合のみ「有効」に設定するようにしてください。デフォルトは「無効」です。
ダンプフォルダー ダンプファイルを出力するフォルダーを設定します。
絶対パスで設定します。この値はダンプが「有効」になっている場合にのみ有効です。デフォルトは空文字でこの場合は[DATA_DIR]/logフォルダーとなります。

チェックポイント設定

チェックポイント設定ダイアログ
チェックポイント用コネクション チェックポイント機能を利用する場合は、チェックポイント機能で使用するRDBコネクションを指定します。
チェックポイント機能を利用しない場合は、「使用しない」を指定します。
チェックポイント機能を利用する場合は、「設定」-「コネクション」-「RDB」画面で、チェックポイント機能で使用するRDBコネクションをシステムコネクションとして作成する必要があります。作成したシステムコネクションがドロップダウンリストに表示されます。
チェックポイント保存フォルダパス チェックポイント機能を利用する場合に、チェックポイントのデータを保存するフォルダ名を、[DATA_DIR]/data からの相対パス、または絶対パスで指定します。デフォルトは「checkpoint」です。
チェックポイントリトライ回数 チェックポイントを有効にしたフローが正常に終了しなかった場合に自動で再実行する回数を設定します。
フローのスタートコンポーネントの「リトライ回数」プロパティで「システム設定」を選択したときに使用されます。
チェックポイントリトライ間隔(秒) チェックポイントを有効にしたフローが正常に終了しなかった場合に自動で再実行する間隔を設定します。
フローのスタートコンポーネントの「リトライ間隔(秒)」プロパティで「システム設定」を選択したときに使用されます。
リトライ監視間隔(秒) 再実行するリクエストを検索する間隔を設定します。
自動再実行を設定しているチェックポイントフローのエラーとなったリクエストで、設定した再実行時刻を経過しているものを検索する間隔として使用されます。
サーバーが停止したとみなす時間(秒) サーバーが異常停止していると判断する間隔を設定します。
ハートビートによるサーバーテーブルへの更新が行われていない間隔が、設定した間隔を超えた場合、他のサーバーはサーバーが異常状態にあると判断します。

FTP

フローサービスに内蔵されたFTPサービスの設定を行うことができます。

FTPサービスの認証

FTPサービスでは、認証にフローサービスアカウントを使用します。

FTPサービスの設定をする

FTPサービス設定画面

以下に設定情報が表示されます。「編集」ボタンをクリックすると、編集用のダイアログが表示されます。編集後、「保存」ボタンで保存してください。

FTPサービスの設定を更新した場合には、設定を有効にするために「FtpService」の再起動が必要です。

FTPサービス設定画面
ポート 待ち受けポート番号を入力します。デフォルトは21です。
アクティブモードデータ転送ポート アクティブモードの場合のサーバー側のデータ転送ポート番号を入力します。
デフォルトは20です。
パッシブモードデータ転送ポート

パッシブモードの場合に、サーバーがデータ転送用に待機するポートを入力します。

  • 自動割り当て - サーバーがランダムにポート番号を使用します。
  • 範囲設定 - サーバーが入力されている範囲の間のポート番号をランダムに使用します。
アイドルタイムアウト タイムアウト時間を秒単位で入力します。デフォルトは300秒です。
最大接続数 同時に接続できる最大数を入力します。デフォルトは100です。
デフォルトのログインドメインパス名 ログイン時のユーザーのデフォルトドメインパスを入力します。
デフォルトは「/」です。
Anonymousログイン Anonymous(匿名)でのログインを許可するかどうかを設定します。
デフォルトでは許可しません。
Anonymousホームフォルダー Anonymous(匿名)でログインした場合のホームフォルダーを設定します。
デフォルトは「home/anonftp」です。ユーザーにホームフォルダーが設定されている場合は、そこがログイン時のフォルダーになります。
最大Anonymousログイン数 Anonymousでのアクセスの最大同時アクセス数を入力します。デフォルトは0です。
仮想ルートフォルダー ログイン直後のホームフォルダーを任意のフォルダーに変更できます。仮想ルートフォルダーとしてログインユーザーのホームフォルダーからの相対パスで指定します。ここに絶対パスを指定することはできません。
指定しない場合、ログインユーザーのホームフォルダーになります。

MC

フローサービス管理コンソールに関する設定を行うことができます。

フローサービス管理コンソールの設定を更新した場合には、設定を有効にするためにサーバーの再起動が必要です。

以下に設定情報が表示されます。「編集」ボタンをクリックすると、編集用のダイアログが表示されます。編集後、「保存」ボタンで保存してください。

管理コンソール設定画面
管理コンソール設定ダイアログ
タイムアウト(分) フローサービス管理コンソールのログインタイムアウト時間を分単位で設定します。デフォルトは30分です。
フローサービス管理コンソールにログインしてからログインタイムアウト時間の間に何の操作も行わないと自動的にログアウトされます。
ログインタイムアウト時間を無制限にすることはできません。

パスワード

パスワード設定画面

フローサービス管理コンソールにログインしているユーザーのパスワードを変更することができます。以下のそれぞれの欄に情報を入力し、画面下部の「更新」ボタンをクリックしてください。

現在のパスワード 現在のパスワードを入力します。
新しいパスワード 新しく設定するパスワードを入力します。
新しいパスワード(確認用) 確認のため新しく設定するパスワードを再度入力します。

【ツール】

「ツール」メニューは、「アカウント」「メンテナンス」「カレンダー」「サービス」の各機能によりフローサービスのアカウント管理やメンテナンス、起動・停止などを操作するための画面タブで構成されています。

アカウント フローサービス上でフローを作成、実行するユーザーの新規作成やユーザーに対してさまざまな機能設定を行うことができます。
メンテナンス フローサービスの設定情報のバックアップファイルを作成したり、それをリストアすることができます。
カレンダー フローサービスでフローをスケジュール起動するときに使うシステムカレンダーを新規作成したり任意の休日を設定したりすることができます。
サービス サーバー上で動作している各サービスの状態を参照したり起動・停止を行うことができます。

アカウント

フローサービスアカウントについて

フローサービスでは、ドメインおよびユーザーという概念があります。

ユーザーは、フローの設計や実行を行うためのものです。バージョン管理機能を使って、複数のユーザーでフローを共有して開発することもできます。また、フローを実行するだけのユーザーを作成することもできます。フローの中で、ユーザー認証を行うことも可能です。

ドメインは、複数のユーザーをまとめるフォルダのような機能です。ドメインには「asu」ユーザーが必ず作られます。「asu」ユーザーは削除できません。また、トップレベルの「/」ドメインを「ルートドメイン」と呼びます。

フローサービスアカウントについては、「フローサービスマニュアル」の「はじめに」-「フロー設計の基礎知識」-「アカウント」を参照してください。

フローサービスアカウント管理画面について

フローサービスアカウント管理の画面では、ドメインの階層リストと選択されたドメインに所属するユーザーのリストが表示されます。
初期状態では、最上位のルートドメインが選択された状態で表示されます。

アカウント管理画面

ドメイン階層

ドメイン階層リストでドメインを選択した画面では、サブドメインの作成とドメインに所属するユーザーの追加を行うことができます。

ドメインの表示

ドメイン階層リストでドメイン名をクリックすると、水色にハイライトされて表示されます。

ドメイン階層リスト

上記の画面の例では、「/」ドメインの下に「domain1」、「domain2」の2つのサブドメインが作成されていることがわかります。また、この例では「/」を選択している状態なので「/」の部分が水色でハイライトされています。

ドメインの選択

ドメイン階層リストでドメインを選択した画面では、サブドメインの作成とドメインに所属するユーザーの追加を行うことができます。

ドメインの選択

上記の画面の例では、「/」ドメインの下の「domain2」ドメインが選択されていることを示しています。

サブドメイン作成

ドメインを作成するには、以下の手順を行います。

  1. 作成するドメインの上位ドメインをドメイン階層リストで選択します。
  2. アクションバーの「サブドメイン作成」をクリックします。
  3. 「サブドメイン作成」ダイアログで「サブドメイン名」、「asuパスワード」、「asuパスワード(確認用)」を入力します。
    サブドメイン作成画面
    サブドメイン名 新しく作成するドメイン名
    asuパスワード サブドメインの管理者となるユーザー「asu」のパスワード
  4. 「作成」ボタンをクリックします。
  5. 階層リストに新しく作成したドメインが表示されます。
注意:ドメインのホームフォルダーにはサブドメイン名が使用されますが、Windows環境では英字の大文字と小文字が区別されませんので注意してください。
ドメインの命名規則

ドメイン名として利用できる文字列として以下の条件があります。
これに合致しない名前を入力した場合はエラーとなります。

パスワードの設定規則

パスワードに利用できる文字は、長さに制限はありません。大文字と小文字は区別されます。

ドメインの属性設定

ドメインには属性を設定することができます。管理コンソールの画面からさまざまな設定を選択したり入力したりすると、システム内で自動的に属性や権限が付加されていきます。通常使用する場合には設定する必要はありません。また、この画面はルートドメインの管理者と運用者でのみ表示されます。

ドメインの削除

ドメインを削除するには、以下の手順を行います。ドメインを削除する場合、そのドメインに所属するユーザーもすべて削除されます。

  1. 削除するドメインをドメイン階層リストから選択します。
  2. アクションバーの「ドメインの削除」ボタンをクリックします。

所属ユーザー作成

ユーザーを作成するには、以下の手順を行います。

  1. ユーザーを作成するドメインをドメイン階層リストで選択します。
  2. アクションバーの「所属ユーザー作成」をクリックします。
  3. 「所属ユーザー作成」ダイアログで「ユーザー名」、「パスワード」、「パスワード(確認用)」を入力し、権限を選択します。
    所属ユーザー作成画面
    ユーザー名 新しく作成するユーザー名
    パスワード 作成するユーザーのパスワード
    権限 作成するユーザーの権限。権限についての詳細は「ユーザー権限」を参照してください。
  4. 「作成」ボタンをクリックします。
  5. 所属ユーザーリストに新しく作成したユーザーが表示されます。
注意:ユーザーのホームフォルダーのデフォルトにはユーザー名が使用されますが、Windows環境では英字の大文字と小文字が区別されませんので注意してください。
ユーザーの命名規則

ユーザー名として利用できる文字列として以下の条件があります。
これに合致しない名前を入力した場合はエラーとなります。

パスワードの設定規則

パスワードに利用できる文字は、長さに制限はありません。大文字と小文字は区別されます。

所属ユーザーリスト

ドメイン階層リストでドメイン名をクリックすると、所属するユーザーリストを表示します。
各ドメインには必ず「asu」というそのドメインでのスーパーユーザー(特権ユーザー)が作成されています。

ユーザーリスト

上記の画面の例では、左側のドメイン階層で「/」というドメインを選択したときの所属ユーザーに「asu」他のユーザーが属していることを示しています。

ユーザー情報の表示

ドメイン階層リストから表示したいドメインを選択し、右側に表示される所属ユーザーリストからユーザー名を選択すると、下部にユーザー情報が表示されます。

ユーザー情報表示画面

上記の画面の例では、左側のドメイン階層で「/」というドメインを選択したときの所属ユーザーに「guest」というユーザーの情報を示しています。

ユーザー名

選択されたユーザーのユーザー名が表示されます。

ユーザー名
パスワードの変更

パスワードを変更するには、以下の手順を行います。

  1. ユーザーを所属ユーザーリストから選択します。
  2. 「ユーザー名」の「パスワード変更」ボタンをクリックします。
  3. 編集ダイアログで、新しいパスワードを入力します。
    パスワード変更ダイアログ
  4. 「保存」ボタンをクリックします。

ユーザー権限

選択されたユーザーの権限が表示されます。

ユーザー権限

フローサービスのユーザーには「管理者」「開発者」「運用者」の3種類があります。

また、ドメインには必ず「asu」と呼ばれるスーパーユーザーが存在し、ドメイン配下のすべての権限を持ちます。中でもルートドメインの「asu」はスーパーユーザーと呼ばれ、フローサービスに関してすべての権限を持ちます。

「asu」ユーザーの権限を変更することはできません。

管理者 配下のドメインに対してすべての権限を持ちます
開発者 フローデザイナーで開発を行うユーザーを前提にした権限です。ユーザーの管理やサーバーの管理はできません。
運用者 運用時に状況を確認したりするユーザーを前提にした権限です。原則として参照のみの権限を持ちます。
ユーザーの権限を変更する

ユーザーの権限を変更するには、以下の手順を行います。

  1. ユーザーを所属ユーザーリストから選択します。
  2. 「ユーザー権限」の「編集」ボタンをクリックします。
  3. 編集ダイアログで、権限を選択します。
    ユーザー権限ダイアログ
  4. 「保存」ボタンをクリックします。

ホームフォルダー設定

選択されたユーザーのホームフォルダーが表示されます。

ホームフォルダー設定

ユーザーはそれぞれ「ホームフォルダー」を持ちます。ホームフォルダーは、フローの中で使用するファイルをフロー設計時に相対パスで指定することができ、ファイルの管理に便利です。

ホームフォルダーを変更する

ホームフォルダーを変更するには、以下の手順を行います。

  1. ユーザーを所属ユーザーリストから選択します。
  2. 「ホームフォルダー設定」の「編集」ボタンをクリックします。
  3. 編集ダイアログで、新しいホームフォルダーを絶対パスで指定します。相対パスは使えません。
    ホームフォルダーを変更する場合に、「ファイルを変更先へコピー」するときや、「古いホームディレクイトリを削除」するときには、それぞれを「ON」にします。
    ホームフォルダー設定ダイアログ
  4. 「保存」ボタンをクリックします。
ホームフォルダーの既定値

ホームフォルダーを明示的に指定しない場合、[DATA_DIR]/home/[@ドメイン名]/[@ドメイン名]/…/[ユーザー名]になります。

例えば、Windowsにデフォルトインストールした場合の「domain1」ドメインの「user1」ユーザーのホームフォルダーは、「C:/asteriahome5/home/@domain1/user1」になります。

ユーザーの属性設定

ユーザーには属性を設定することができます。管理コンソールの画面からさまざまな設定を選択したり入力したりすると、システム内で自動的に属性や権限が付加されていきます。通常使用する場合には設定する必要はありません。また、この画面はルートドメインの管理者でのみ表示されます。

コンテキスト設定

選択されたユーザーのコンテキストの情報が表示されます。

コンテキスト設定画面

フローサービスでは、ユーザーのコンテキストパスを指定することができます。

たとえば、「コンテキストパス」に「/test」と設定すると、URL起動するフローのトリガーでURLを「http://xxxx/test/flow1」のように指定して実行することができます。

また、URLトリガーが登録されていないURLが入力されたとき、「ドキュメントルート」で指定した場所にHTMLなどの静的なファイルがあった場合はそれをレスポンスとして返すことができます。

実行時の処理順序

URLの解決順序は以下のようになります。

  1. 該当するURLにURLトリガー設定してあればそのフローを実行
  2. 該当するURLにURLトリガーが設定されていない場合は、ドキュメントルートからファイルを検索
  3. ドキュメントルートにファイルがなければ、dtdフォルダーを検索
コンテキストの設定
  1. ユーザーを所属ユーザーリストから選択します。
  2. 「コンテキスト設定」の「編集」ボタンをクリックします。
  3. 編集ダイアログで以下の情報を入力します。
    コンテキスト設定ダイアログ
    HTTPユーザーとして使用 コンテキスト設定を行う場合はONにします。OFFの場合は以下の項目を設定することはできません。
    コンテキストパス URLの一部となるコンテキストの文字列。
    Basic認証 このコンテキストでBasic認証を行うかどうかを指定します。
    Basic認証のアカウントとしてはフローサービスアカウントが使用されます。 また、フローが実行された場合には、Basic認証で認証されたフローサービスアカウントがフローの実行ユーザーとなります。
    ※Basic認証のユーザー名はフローサービスアカウントのフルドメイン名となります。例えば「/guest」、「/testdomain/testuser」のようになります。特に最初の「/」を忘れないように注意してください。
    ドキュメントルート このユーザーからのホームフォルダーからの相対パスを記述します。
    ウェルカムページ

    フォルダーがリクエストされた時にリダイレクトするリソース名が表示されます。
    フォルダーが要求され、ここで指定されたリソースがフローのトリガーまたはファイルとして存在する場合はリダイレクトされます。

    リスティング フォルダーを公開するかどうかを指定します。
    Includes

    指定したパターンのファイルを含むようにします。
    パターンの指定方法は以下の様に記述します。

    「**」 - フォルダー部分と比較するために使用でき、0個以上のフォルダーとマッチします。
    「*」 - フォルダー、ファイル名部分と比較するために使用でき、1個以上の文字とマッチします。
    「?」 - フォルダー、ファイル名部分と比較するために使用でき、任意の1文字とマッチします。
    「.」 - フォルダー自身はフォルダー名に続いて"."1文字で表すことにします。
    「/」 はパスのデリミタとしてのみ使用することができます。


    例)
    「**/*.html 」 -すべてのフォルダーの拡張子が「.html」のファイルを返します。
    「dir1/. 」 - dir1フォルダーを公開します。

    Excludes

    指定したパターンのファイルを除外します。
    パターンの指定方法はincludeの指定方法と同じです。

    最大ボディサイズ(KB) HTTPリクエストのボディとして受け入れることのできる最大サイズをKB(キロバイト)単位で指定します。
    フローの直接実行を許可 ドキュメントルート以下で作成されたフローをトリガーなしで実行することを許可する場合はチェックします。
    実行URLは「コンテキストパス/[ドキュメントルート以下のプロジェクトファイルまでのフォルダ/]プロジェクトファイル名/フロー名」となります。
    (フロー名に日本語が含まれる場合は直接実行はできません。またフローのプロパティ「HTTPでの呼出しを許可」がtrueになっている必要があります。)
    初回アクセス時にプロジェクトを自動登録 チェックを入れた場合未登録のプロジェクトでも直接実行が可能になります。
    ドキュメントルート以下のフォルダにxfpファイルをコピーするだけでHTTPからのフローの実行が可能になります。
    直接実行するデフォルトのフロー名 直接実行では実行するフローを特定するためにURLで「プロジェクトファイル名/フロー名」を指定しますが、プロジェクトファイル名までしか指定されなかった場合にリダイレクトするフロー名を指定します。
  4. 「保存」ボタンをクリックします。

バージョン管理

選択されたユーザーのバージョン管理の設定情報が表示されます。

バージョン管理設定画面

フローサービスでバージョン管理を使用する場合に、接続先のSubversionサーバーを設定します。設定する前に、必要に応じてSubversionサーバーをインストール、起動しておきます。

バージョン管理を行うためには別途Subversionサーバーを準備する必要があります。Subversionの設定方法についてはSubversionの公式ページを参照してください。

バージョン管理については、「フローサービスマニュアル」の「フローデザイナー」-「バージョン管理」を参照してください。

バージョン管理の設定
  1. ユーザーを所属ユーザーリストから選択します。
  2. 「バージョン管理設定」の「編集」ボタンをクリックします。
  3. 編集ダイアログで以下の情報を入力します。「Subversion URL」「Subversion ユーザー名」「Subversion パスワード」は必須項目です。
    バージョン管理設定ダイアログ
    バージョン管理を使用 バージョン管理を使用する場合はONにします。OFFの場合は以下の項目を設定することはできません。
    Subversion URL 接続するSubversionサーバーのURLを指定します。指定したURLとユーザーのホームフォルダーが同期されて管理されます。
    Subversion ユーザー名 Subversionサーバーへの接続に使用するユーザーのユーザー名を指定します。
    Subversion パスワード 上記ユーザー名に指定したユーザーのパスワードを記述します。
    ここまでの3つの項目は必須項目です。認証なしの設定でバージョン管理を使用することはできません。
    無視するファイル バージョン管理で無視するファイルのパターンを指定します。
    「,」で区切って複数指定可能でありワイルドカードとして「*」「?」が使用できます。
    通常はデフォルトで指定されている「*.xfp2(プロジェクト中間ファイル)」や「*.$$$(ロックファイル)」を変更する必要はなく、必要に応じて追加のみを行います。
    ※ 無視ファイルの設定はデザイナー上で個別に設定することもできます。
    ロックが必要なファイル 編集操作にロックが必要かどうかを指定します。
    「,」で区切って複数指定可能でありワイルドカードとして「*」「?」が使用できます。
    設定されているパターンにマッチするファイルはデザイナーでの編集時にロックが必要になります。
    リポジトリへの追加時にファイルに対して「svn:needs-lock」属性が付加されます。
    設定しない場合、すべてのファイルがロックが必要でないようになります。
    URLに対応するフォルダをリポジトリに作成 指定したURLに対応するフォルダがSubversionサーバーに存在しない場合、ここをONにして保存するとSubversionサーバー側に フォルダが作成されます。
    このオプションはURL変更時にのみ有効です。
  4. 「保存」ボタンをクリックします。
バージョン管理の同期

この画面からリポジトリの任意のリビジョンにホームフォルダーを同期することができます。

  1. ユーザーを所属ユーザーリストから選択します。
  2. 「バージョン管理設定」の「今すぐ同期」ボタンをクリックします。
  3. 編集ダイアログで「最新リビジョン」または「リビジョン番号」に任意のリビジョン番号を指定します。
    同期ダイアログ
  4. 「同期」ボタンをクリックします。

この画面で各リビジョンの詳細情報を確認することはできません。リビジョンの詳細情報はリポジトリを設定しているユーザーでログインして「状態」-「バージョン管理」の画面を参照してください。

FTP設定

選択されたユーザーがFTPサービスで使用できるかどうか、またその設定が表示されます。

FTP設定画面

フローサービスはFTPサーバー機能を内蔵しています。FTPサーバー機能を使用するには、「ツール」-「サービス」-「一覧」の画面からサービス名「FtpService」を起動してください。「起動・停止」欄の「起動」ボタンをクリックします。(デフォルトでは起動しないようになっています。)

FTPの設定
  1. ユーザーを所属ユーザーリストから選択します。
  2. 「FTP設定」の「編集」ボタンをクリックします。
  3. FTPユーザーとして使用する場合は「FTPユーザーとして使用」をONにします。また、アップロードを許可する場合は「アップロードを許可」もONにします。
    FTP設定ダイアログ
  4. 「保存」ボタンをクリックします。

FTPユーザーとして使用する場合、このアカウントのユーザー名とパスワードでフローサービス内蔵のFTPサーバーにアクセスすることができます。このとき、ユーザーのホームフォルダーがFTPでのルートフォルダーとなります。

FTPサービスの詳細については「フローサービスマニュアル」の「運用ガイド」の「FTPサービス」を参照してください。

その他

ユーザーに対してその他のさまざまな設定を行うことができます。

その他の設定画面
エクスポートファイルの自動生成

ユーザーがデザイナー上でプロジェクトを作成したり、トリガーを行ったタイミングでプロジェクトとトリガーのエクスポートファイルを自動的に作成することができます。このファイルを使用して別のユーザー上にプロジェクトやトリガーを移行する場合にインポートを行うことができます。

この機能を使用する場合は「エクスポートファイルの自動生成」をONにし、「エクスポートファイル名」を入力します。エクスポートファイル名はユーザーのホームフォルダーからの相対パスです。

デザイナーでの変更を禁止

ユーザーで既存のプロジェクトなどをデザイナーから参照する操作だけにしたい場合、「デザイナーでの変更を禁止」をONにします。このユーザーでデザイナーから接続すると、プロジェクト、関数コレクション、外部変数セット、ストリーム定義セットが常に読取専用となり更新、削除などの操作はできません。

ユーザーの証明書設定・情報

フローサービスでは、ユーザーごとに証明書を設定することができます。

証明書管理画面

メンテナンス

バックアップ

フローサービスの設定情報のバックアップを行うことができます。

フローサービスを構成している各サービスを起動している場合、各サービスの設定情報やログはファイルとして記録されています。それらのフローサービスシステム環境ファイルのバックアップを行うことができます。各サービスを起動している場合、定期的にバックアップを行うことをおすすめします。

フローサービスの各サービスについては「フローサービスマニュアル」の「はじめに」-「フローサービスとは」-「フローサービスのプロセス構成」を参照してください。また、各サービスの稼動状態については「ツール」-「サービス」で確認することができます。

バックアップ一覧画面

バックアップを実行する

フローサービスのバックアップを行うことができます。

バックアップを行うと、[DATA_DIR]/backupにバックアップファイルがZIP形式で作成されます。

作成したバックアップファイルは、サーバー内に保存したり、ローカル(Webブラウザ端末側)にダウンロードしたりすることができます。

バックアップを実行するには、以下の手順を行います。

  1. アクションバーの「バックアップ」をクリックします。
  2. 「コメント」にバックアップの内容などに関して備考などを入力します。
    システム環境バックアップ画面
  3. 「実行」のボタンをクリックします。
  4. 「バックアップを作成します...」というダイアログが表示されます。「OK」を押してバックアップを作成します。

実際にバックアップするフォルダーのパスは以下のとおりです。([DATA_DIR]からのパスで示します。)

サービス バックアップフォルダー パス
共通 conf system/conf
keystore data/keystore
statistics data/statistics

バックアップファイルをダウンロードする

サーバー内のバックアップファイルをローカル(Web端末側)にダウンロードするには、以下の手順を行います。

  1. バックアップ一覧から削除したいファイルを選択し、アクションバーの「ダウンロード」ボタンをクリックします。
  2. ファイルを保存するフォルダーを指定します。
  3. バックアップファイルがダウンロードされ、指定したフォルダに保存されます。

バックアップファイルを削除する

サーバー内のバックアップファイルからバックアップファイルを削除するには、以下の手順を行います。

  1. バックアップ一覧から削除したいファイルを選択し、アクションバーの「削除」ボタンをクリックします。
  2. バックアップファイルが削除されます。

リストアを実行する

データのリストアする場合、ローカル(Web端末側)に保存されたバックアップファイルを使用する方法と、サーバー内に保持されているバックアップファイルを使用する方法の2種類があります。

ローカル(Web端末側)にあるバックアップファイルから環境をリストアする

ローカル(Web端末側)にあるバックアップファイルから環境をリストアするには、以下の手順を行います。

  1. バックアップ一覧のアクションバーの「アップロード」をクリックします。
  2. 「バックアップファイル」の「参照...」のボタンを押して、リストアしたいバックアップファイルを選択します。
    バックアップ一覧画面
  3. 「実行」ボタンをクリックします。
  4. 指定したファイルがサーバーのバックアップ保存フォルダーにアップロードされると、バックアップ一覧にアップロードしたファイルが表示されます。
  5. 不可欠なサービス(AccessControl と ManagementConsole)以外のサービスが停止しているか確認します。不可欠なサービス以外のサービスが停止してない場合は、停止します。
  6. アップロードしたファイルを選択し、「リストア」ボタンをクリックします。
  7. 確認ダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
  8. リストア処理が開始されます。
  9. リストア処理が終了した後、サーバーを再起動するとリストアデータが反映されます。
サーバー内のバックアップファイルから環境をリストアする

サーバー内のバックアップファイルからリストアするには、以下の手順を行います。

  1. 不可欠なサービス(AccessControl と ManagementConsole)以外のサービスが停止しているか確認します。不可欠なサービス以外のサービスが停止してない場合は、停止します。
  2. リストアしたいファイルを選択し、「リストア」ボタンをクリックします。
  3. 確認ダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
  4. リストア処理が開始されます。
  5. リストア処理が終了した後、サーバーを再起動するとリストアデータが反映されます。

カレンダー

フローサービスのスケジュール機能で使うシステムカレンダーの休日の設定/詳細表示を行うことができます。

カレンダー一覧画面

フローサービスのスケジュール機能で使うシステムカレンダー

フローをスケジュール管理で実行する場合に使用するカレンダーをフローサービスのシステムカレンダーと呼びます。システムカレンダーに名前を付けて管理することで複数のシステムカレンダーをもつことができます。

何曜日を休日にする、会社の創立記念日を休日にする、などといった休日の設定を自由に行うことができるので、会社の営業日カレンダーにあわせたり、システム稼動カレンダーにあわせたフローサービスのシステムカレンダーを作成することができます。システムカレンダーとフローのスケジュール実行を関連付けて、フローを休日には実行しない、フローを休日明けに実行するなどのフローを実行する制御を行うことができます。

カレンダーの作成

フローサービスのスケジュール機能で使うシステムカレンダーを作成します。このカレンダーには休日の設定を行うことができます。

カレンダーを作成するには、以下の手順を行います。

  1. アクションバーの「新規」ボタンをクリックします。
  2. 編集ダイアログが表示されるので、「カレンダー名」を入力し、休日にする曜日および祝日をチェックし、カレンダーを作成する年数を選択します。休日はあとから変更できます。
    カレンダー作成ダイアログ
  3. 「保存」ボタンをクリックします。

カレンダーの表示と編集

カレンダーの詳細を表示し、編集するには、以下の手順を行います。

  1. カレンダー一覧で編集したいカレンダーを選択し、アクションバーの「編集」ボタンをクリックします。
  2. カレンダーの編集ダイアログが表示されます。カレンダーをクリックすると休日かどうかが切り替わります。右上のリストボックスで年を選択すると、表示されている年が変更されます。
    カレンダー編集ダイアログ
  3. 変更した内容を保存する場合は「保存」ボタンをクリックします。保存しない場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。

カレンダーを複製する

カレンダーを複製するには、以下の手順を行います。

  1. カレンダー一覧で複製したいカレンダーを選択し、アクションバーの「複製」ボタンをクリックします。
  2. 内容を複製したカレンダーが作成され、一覧に表示されます。このとき、新しく作成されたカレンダーのカレンダー名は自動で生成されます。

カレンダーを削除する

カレンダーを削除するには、以下の手順を行います。

  1. カレンダー一覧で削除したいカレンダーを選択し、アクションバーの「削除」ボタンをクリックします。
  2. 確認ダイアログが表示されますので、削除する場合は「OK」ボタン、削除しない場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。

サービス

サーバー上で動作している各サービスの状態の参照や停止・起動を行うことができます。

サービス一覧画面

サーバー上で動作している各サービス

フローサービスは複数のサービスによって構成されています。
それぞれのサービスについては「フローサービスマニュアル」の「はじめに」-「フローサービスとは」-「フローサービスのプロセス構成」を参照してください。

サービスプロセス一覧

サービスプロセス一覧

インストールされているサービスプロセスが一覧として表示され、サーバー上で動作している各サービスの状態を参照することができます。サービス名の左側のアイコンが緑色であれば実行中、灰色であれば停止中です。

「サービス名」の左のアイコンをクリックすると、状態が更新されます。

サービスプロセス詳細

サービスプロセス一覧でサービスプロセスを選択すると、右側にプロセスの詳細情報が表示され、起動方法の変更、サービスの停止・起動、ガベージコレクションを行うこともできます。

サービスプロセス詳細
メモリー使用量

サービスプロセス内で使用されているヒープメモリーの状況を表示します。
緑色が空きメモリー、赤色が使用中のメモリーです。
円全体は指定した最大メモリサイズです。指定しなかった場合はJVMのデフォルト最大メモリサイズとなります。

サービスの状態

サービスの現在の状態を表示します。
現在の状態としては「開始中」「実行中」「無効」「停止中」「停止」「異常終了」の5つがあります。「無効」はFlowServiceのみの状態です。

サービスを起動する

サービスを起動するには、サービスが「停止」の状態の時に「起動」ボタンをクリックします。
起動には時間がかかりますので、サービスプロセス一覧の再表示アイコンをクリックして状態を確認することができます。

サービスを停止する

サービスを起動するには、サービスが「実行中」の状態の時に「停止」ボタンをクリックします。
停止には時間がかかりますので、サービスプロセス一覧の再表示アイコンをクリックして状態を確認することができます。

ガベージコレクションを実行する

サービスが確保している不要なメモリを解放します。
この機能を実行することによりメモリ効率が良くなり、サービスの稼動状態が向上する可能性があります。
ガベージコレクションを実行するには、「ガベージコレクション」の「実行」ボタンをクリックします。

サービスの起動方法

「自動起動」で起動方法を確認できます。
「ON」の場合、サーバーを起動するときにサービスも起動されます。「OFF」の場合、サーバーを起動するときにサービスは起動されませんので、下記「サービスを起動する」を参照して起動するか、またはfsctrlコマンドを使用して起動します。
fsctrlコマンドについては「フローサービス運用ガイド」の「1.2. コマンドラインからの起動と停止」を参照してください。
サービスの起動方法を変更するには、「自動起動」を「ON」または「OFF」にします。

サービスの有効・無効

FlowServiceを選択した時にだけ表示されます。
フローサービスが新規のリクエストを受け付けられる状態(有効)にするか、受け付けられない状態(無効)にするかを設定します。
「有効」の時は「サービスの状態」には「開始」と表示されます。「無効」の時は「サービスの状態」には「無効」と表示されます。
「無効」に設定しても、現在実行中のフローはそのまま実行されます。また、「無効」の状態でフローサービスを再起動しても「有効」の状態でフローサービスは起動されます。ただし、「無効」の状態でフローサービスのみを再起動するとスケジュールトリガーで実行されるフローが動作しませんので、「無効」の状態でフローサービスのみを再起動しないでください。
フローサービスを有効にしたり無効にしたりするには時間がかかることがありますので、サービスプロセス一覧の再表示アイコンをクリックして状態を確認してください。

アカウント情報キャッシュのクリア

FlowServiceを選択した時にだけ表示されます。
「クリア」ボタンをクリックすると、フローサービスが保持している古いフローサービスアカウントの情報をクリアし、フローサービスで最新のフローサービスアカウント情報が使用されます。
フローサービスでは一度使用したフローサービスアカウントの情報を保持して再利用しています。そのため、フローサービスアカウントを変更した場合などに、最新のフローサービスアカウントの情報が使用されずにフローサービスで保持している古いフローサービスアカウントの情報が使用されてしまう可能性があります。

データベース接続プールのクリア

FlowServiceを選択した時にだけ表示されます。
「クリア」ボタンをクリックすると、フローサービスが保持しているデータベース接続をクリアし、フローサービスで新たにデータベース接続を行うようになります。
フローサービスでは一度使用したデータベース接続を保持して再利用しています。そのため、保持されているデータベース接続が何らかの原因により異常な状態になった場合、例えば、データベースサーバーを再起動した場合等、フローサービスの中に保存されているデータベース接続が使用されると、データベース操作がエラーになります。

プロジェクトキャッシュのクリア

FlowServiceを選択した時にだけ表示されます。
「クリア」ボタンをクリックすると、フローサービスが保持している古いプロジェクトの情報をクリアし、フローサービスで最新のプロジェクトの情報が使用されます。
フローサービスでは一度使用したプロジェクトの情報を保持して再利用しています。そのため、プロジェクトファイルをコピーしたり、フローサービスアカウントの情報を変更した場合に、最新のプロジェクトの情報が使用されずにフローサービスで保持している古いプロジェクトの情報が使用されてしまう可能性があります。

上記3項目の実行

FlowServiceを選択した時にだけ表示されます。
「クリア」ボタンをクリックすると、「アカウント情報キャッシュのクリア」「データベース接続プールのクリア」「プロジェクトキャッシュのクリア」を一度に実行します。

サービスのプロセス状況を見る

サービスのプロセスの詳細な状況を参照することができます。

サービスのプロセス状況詳細表示画面
サービスプロセス状況詳細表示画面
プロセス名 プロセス名が表示されます。
QMAX リクエストキューの最大値が表示されます。
QUEU リクエストキューに溜まっているリクエストの数が表示されます。
RACC リクエストを受け入れた数が表示されます。
RWIN 処理スレッドがリクエストの処理を開始した数が表示されます。
RWOT 処理スレッドがリクエストの処理を完了した数が表示されます。
PMAX 処理スレッドがリクエストを処理するのに要した時間の最大値が表示されます。
PMIN 処理スレッドがリクエストを処理するのに要した時間の最小値が表示されます。
WMAX 処理スレッドの最大値が表示されます。処理スレッドの最大同時並行数です。
WPOL 処理スレッドのスレッドプールの数が表示されます。
WRUN 実行中の処理スレッドの数が表示されます。
WDED 処理に時間がかかってタイムアウトと認識されたスレッドの数が表示されます。処理が完了してスレッドが正常終了した場合、この値は減少します。

システム

「システム」メニューは、「ライセンス情報」「サーバー情報」「契約情報」「アップデート」「初期化」の各機能によりシステム全体の状態を参照、管理するための画面で構成されています。

ライセンス情報 基本ライセンスやオプションライセンスの情報を参照することができます。
サーバー情報 サーバーのバージョンやOSの情報、Javaの情報を参照することができます。
契約情報 システムに登録されている契約アカウントの情報を確認、変更することができます。
アップデート 以下のメニューから、システムのバージョンアップ、パッチの適用、アダプターの適用を行うことができます。
システム システムのバージョンアップを行うことができます。
パッチ パッチの適用状態の表示、新しいパッチの適用を行うことができます。
アダプター 適用済みのアダプターの表示、新しいアダプターの適用を行うことができます。
初期化 設定ファイルを初期化することができます。

ライセンス情報

稼働しているサーバーに登録されているライセンス情報を確認できます。また、ライセンス情報の登録を行うことができます。

ライセンス情報画面

ライセンス情報画面には以下の情報が表示されます。

基本ライセンス情報 基本ライセンスの情報が表示されます。試用版の場合は使用期限も表示されます。
オプションライセンス サーバーで使用できるオプション製品の一覧が表示されます。

ライセンスの登録

評価版のライセンスから正式版のライセンスに切り替える場合や、新規にアダプターを購入した場合などにユーザーサイトから入手した新しいライセンスを登録します。

  1. ライセンスキーの横の「変更」をクリックします。
  2. 新しいライセンスキーを入力します。
    ライセンス変更画面
  3. 「保存」ボタンをクリックします。
  4. 確認ダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
  5. サーバーを再起動すると新しいライセンスキーが反映されます。

ライセンスの取得

CoreとCore+エディションで新規に購入したアダプターのライセンスキーを即時に取得しシステムに反映します。

  1. ライセンスキーの横の「取得」をクリックします。
  2. サーバーを再起動すると新しいライセンスキーが反映されます。

サーバー情報

稼働しているサーバーのバージョン情報やOS、Javaの情報などを確認できます。

サーバー情報画面

サーバー情報画面には以下の情報が表示されます。

サーバー情報 サーバーのバージョンが表示されます。
OS情報 サーバーが稼働しているOSの名称、バージョンなどの情報が表示されます。
Java情報 サーバー上で使用されているJavaのバージョンなどの情報が表示されます。

Javaの変更

システムで使用するJavaを変更します。

  1. Javaパスの横の「変更」をクリックします。
  2. 新しく使用するJavaのjava.exeファイルのパスを選択します。
    Java変更画面
  3. 「保存」ボタンをクリックします。
  4. 確認ダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
  5. サーバーを再起動すると入力したJavaが使用されるようになります。

契約情報

ユーザーサイトに登録しているアカウントの情報を確認、変更できます。

契約情報画面

契約情報の変更

契約情報を変更します。

  1. 「変更」をクリックします。
  2. 新しく設定する契約アカウント名、または、パスワードを入力します。
    契約情報変更画面
  3. 「保存」ボタンをクリックします。

アップデート

システムのバージョンアップ、パッチの適用、アダプターの適用を行うことができます。

システム

システムのバージョンアップを行います。オンライン環境でのみ使用できます。

バージョンアップ画面

新しいバージョンが存在する場合に新バージョンの詳細な情報が表示されます。
バージョンアップを行う場合は「適用」をクリックします。
サーバーを再起動するとバージョンアップが行われます。

パッチ

適用済みのパッチの表示や新規パッチの適用を行います。

パッチ一覧画面

適用済みのパッチの一覧が表示されます。パッチを選択しアクションバーの「詳細」をクリックすると選択したパッチの詳細情報が表示されます。

パッチの詳細

パッチの詳細ダイアログ
パッチ名 パッチの名称
バージョン パッチの適用可能バージョン
リリース日 パッチのリリース日
発行者 このパッチをリリースした会社の名前
説明 パッチの説明
ビルド番号 パッチのビルド番号
詳細 パッチに含まれる修正内容

パッチのアップロード

  1. アクションバーの「アップロード」をクリックします。
  2. 適用するパッチを選択します。
    パッチのアップロード画面
  3. 「保存」ボタンをクリックします。
  4. サーバーを再起動するとパッチが適用されます。

アダプター

適用済みのアダプターの一覧が表示されます。オンライン環境では最新のアダプターやエクスペリメンタルビルドも表示されます。

アダプター一覧画面

アダプターのダウンロードと適用

適用済みのアダプターの左側には緑色のアイコンが表示されます。
オンライン環境では最新のアダプターの一覧が表示されます。適用可能なアダプターには「ダウンロード」ボタンが表示されます。アダプターを適用する場合は「ダウンロード」をクリックしサーバーを再起動するとアダプターが適用されます。 また、新しいバージョンのアダプターがリリースされると自動的にダウンロードされます。「ダウンロード済み」の状態でアクションバーの「すべて適用」をクリックしサーバーを再起動すると新しいバージョンのアダプターが適用されます。

アダプターの詳細

アダプターの詳細ダイアログ
アダプター名 アダプターの名称
ライセンス このアダプターのライセンスが有効かどうかを表示します
タイプ 「オプション」、「エクスペリメンタルビルド」のいずれか
バージョン アダプターのバージョン
発行者 このアダプターをリリースした会社の名前
説明 アダプターの説明
現在のビルド番号 ローカルに適用済みのビルド番号
最新ビルド番号 現在リリースされている最新ビルド番号
適用日 このアダプターを適用した日時

アダプターのアップロード

ユーザーサイトからダウンロードしたアダプターをサーバーにアップロードして適用します。

  1. アクションバーの「アップロード」をクリックします。
  2. アップロードして適用するアダプターを選択します。
    アダプターのアップロード画面
  3. 「適用」ボタンをクリックします。
  4. サーバーを再起動するとアダプターが適用されます。

初期化

設定ファイルの初期化を行います。

初期化画面
  1. 「初期化」をクリックします。
  2. 確認ダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
  3. サーバーを再起動すると設定ファイルが初期化された状態になります。

初期化対象となるのは、管理コンソールの「設定」メニュー配下の次の画面で設定した内容です。

設定ファイルの初期化後に、インストール時に初期設定画面で設定したポート番号を再設定します。
また、スーパーユーザー「asu」の、初期化前のパスワードを再設定します。