フローサービスAPIは、プロジェクトの登録やフローの実行などを簡単に行うことができるWebAPIです。
HTTPメソッド | 説明 |
---|---|
GET | データを取得する時に使用します。list, show などのAPIで使用します。 |
POST | フローサービスに対して登録や更新、削除などを行うときに使用します。register, unregister, execute, post などのAPIで使用します。 |
POSTメソッドの場合、リクエストパラメーターはx-www-form-urlencoded形式で指定してください。
リクエスト先のURLは次のような形式になります。
http://{Hostname}:{Port}/api/{Module}/{Function}[.{Format}]
上記のURL中の{Hostname}などのキーワードの説明については次の通りです。
キーワード | 説明 |
---|---|
Hostname | フローサービスのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
Port | フローサービスのフローデザイナーリスナーのポート番号を指定します。標準インストールした場合は21381となります。 |
Module | APIのモジュール名を指定します。例えば、authとかflowなどです。 |
Function | APIの機能名を指定します。例えば、loginとかlogoutなどです。 |
Format | 結果の形式をxmlまたはjsonで指定します。省略した場合はxmlとなります。 例えば、loginの結果をjson形式で取得したい場合は http://{Hostname}:{Port}/api/auth/login.json となります。 |
APIの実行が成功した場合、HTTPステータスコードは200(OK)
が返ります。
APIの実行がエラーとなった場合にどのようなHTTPステータスコードとエラーコードが返るかについては、共通エラーコードと各機能の「エラーケース」を参照してください。
エラーコード | HTTPステータスコード | 説明 |
---|---|---|
2000 | 400 Bad Request | 必須パラメーターがないなどのようにリクエストに誤りがある場合 |
2001 | 403 Forbidden | ログインに失敗したり、ログインしていなかった場合 |
2002 | 404 Not Found | URLが誤っていた場合 |
2003 | 405 Method Not Allowed | リクエストされたHTTPメソッド(GETやPOSTなど)が許可されていない場合 |
9000 | 500 Internal Server Error | サーバー内部でエラーが発生した場合 |
<result> <status>success</status> <data> 各APIごとの実行結果 </data> </result>
<result> <status>failure</status> <data> <code>エラーコード</code> <message>エラーメッセージ</message> </data> </result>
APIを実行するためには、次の手順で行います。
以下に上記の手順での実行例を記します。
POST /api/auth/login HTTP/1.1 Content-Type: application/x-www-form-urlencoded; charset=UTF-8 Content-Length: 26 user=/guest&password=guest
<result> <status>success</status> <data> <sessionId>F15B47BC1F004DB489BAF1E4CDD0100D</sessionId> </data> </result>
GET /api/project/list HTTP/1.1 X-Fs-SessionId: F15B47BC1F004DB489BAF1E4CDD0100D
POST /api/auth/logout HTTP/1.1 Content-Type: application/x-www-form-urlencoded; charset=UTF-8 Content-Length: 42 sessionId=F15B47BC1F004DB489BAF1E4CDD0100D