RegexpReplace

正規表現でマッチした文字列を指定した文字列で置換します。

■入力/出力

接続数: 最小 1/最大 3
入力データ型説明
入力1String文字列
入力2String存在する場合、正規表現プロパティを置換
入力3String存在する場合、置換文字列プロパティを置換

出力データ型説明
出力1String置換した文字列

■プロパティ

名前プロパティ型説明
正規表現string検索に使う正規表現の文字列を指定します。
置換文字列string 置換する文字列を指定します。
下の例にあるように$1、$2のようなマクロを使用することで正規表現中の()部分にマッチした値を参照することもできます。
大文字小文字の区別choice 英大文字小文字を区別するか指定します。
区別しない [true] - 区別しません。
区別する [false] - 区別します。
置換対象choice 置換する対象を指定します。
すべて [true] - マッチするすべての文字列を置換します。
最初のみ [false] - 最初にマッチした文字列のみ置換します。
メタ文字を使用choice置換文字列でメタ文字を使用できるかどうかを指定します。

メタ文字コントロール文字
\tTAB
\rCR
\nLF

この場合、「\」を文字列に含める場合は「\\」のようにエスケープします。
エスケープされない単独の「\」が文字列中にある場合はコンパイルエラーとなります。
はい [true] - メタ文字を有効にします。
いいえ [false] - メタ文字を無効にします。

■備考

■正規表現ダイアログ

正規表現の関数をダブルクリックすると正規表現ダイアログが表示され、 そこで各種プロパティの設定とテストを行うことができます。

 

 

ダイアログの項目説明
正規表現正規表現プロパティ値を入力します。
画面右下のリストで項目を選択すると対応する正規表現が設定されます。
入力文字列テストに使用する入力文字列を指定します。
実行結果テストの実行結果が表示されます。
その他のプロパティ編集中の関数の正規表現以外のプロパティを表示/編集します。
選択リストコンボボックスでカテゴリーを選択するとそのカテゴリーに属する正規表現のリストが表示されます。
リストから項目を選択すると対応する正規表現が入力欄に反映され、その説明が画面下部に表示されます。
テストボタン編集中の関数を画面上のプロパティ設定と入力文字列を使用して実行します。
サンプルの編集ボタン選択リストに表示する正規表現のリストを編集します。

 

正規表現の選択リストは単純なCSV形式のテキストデータなので独自にカスタマイズすることが可能です。

 

正規表現サンプルデータの仕様

■例

例1:置換対象が「最初のみ」にすると最初の"abc"だけが置換されます。置換対象が「すべて」にするとすべての"abc"が置換されるようになります。
プロパティ出力
入力1abc def hij abc正規表現abcZZZ def hij abc
置換文字列ZZZ
大文字小文字の区別区別しない
置換対象最初のみ

例2:置換文字列では$1と書くことで、正規表現で指定した1番目の( )の部分にマッチした文字列の値を参照できます。
プロパティ出力
入力1(1,2) (2,3) (3,4)正規表現\(([0-9]),([0-9])\)(2,1) (3,2) (4,3)
置換文字列($2,$1)
大文字小文字の区別区別しない
置換対象すべて