コネクション
コネクションとは、フローの中で使用するデータベース、インターネットプロトコルなどの接続情報のことです。接続のためのサーバーアドレス、ポート番号、ユーザー名、パスワードなどの情報に対してコネクション名をつけて定義することを接続設定といいます。
データベースやメールサーバーなどに接続するフローを作成するには、以下の手順で行います。
コネクションの種類と管理
コネクションは、フローデザイナーと管理コンソールで管理できます。コネクションには、ユーザーコネクションとシステムコネクションの2種類があり、システムコネクションは管理コンソールからのみ作成、変更が可能です。
| コネクションの種類 | 説明 | 作成・変更 |
|---|---|---|
| ユーザーコネクション | 作成したユーザーのみ使用可能なコネクション | フローデザイナー 管理コンソール |
| システムコネクション | フローサービス上に作成したすべてのユーザーで使用可能なコネクション | 管理コンソール |
コネクションプール
接続にコストがかかるデータベースのコネクションはプールしておくことができ、コンポーネントの実行ごとに再接続せずにプールしたコネクションを再利用することができます。RDBの接続設定で、接続時にプールされたコネクションを使用するかどうかを選択します。
メモ
コネクションプールに関して、管理コンソールの「設定」-「サービス」-「フロー」の「フローエンジン」画面で以下の設定を行うことができます。
- コネクションプールサイズ(初期値20)
- コネクションプールタイムアウト(初期値7200秒)
- コネクション再利用回数(初期値100)
フローサービスがコネクションプールをクリアするタイミング
フローサービスは以下のような場合にコネクションプールをクリアします。
個別のコネクションプール
- 管理コンソールに設定したコネクション再利用回数になった場合
- 管理コンソールに設定したコネクションプールタイムアウトの時間内に再利用されなかった場合
- そのコネクションを使用したフローが異常終了した場合
すべてのコネクションプール
- フローサービスを停止した場合
- 何らかのコネクション定義が変更された場合
- そのコネクションを使用したフローが異常終了し、さらにその解放でエラーが発生した場合
メモ
「フローが異常終了した場合」とは、コンポーネントの「エラー処理」プロパティが「(なし)」で、かつフローの「汎用エラー処理」プロパティが「(なし)」の場合に何も処理されずにフローが終了することをさします。エラー処理については、「エラー処理」を参照してください。
コネクションプールをクリアする
コネクションをプールしているデータベース接続が何らかの原因により異常な状態になった場合、例えば、データベースサーバーを再起動した場合などにフローサービスの中にプールしているデータベース接続が使用されると、データベース操作がエラーになります。その場合、コネクションプールをクリアする必要があります。
すべてのコネクションプールをクリアするには、管理コンソールの「ツール」-「サービス」-「フロー」画面で「データベース接続プールのクリア」項目で実行するか、またはflow-ctrlの「clear connection-pool」コマンドを実行します。詳しくは、管理コンソールのヘルプ、flow-ctrlコマンドリファレンスを参照してください。
コネクションについて
フローデザイナーで管理できるユーザーコネクションについて、次項から以下の順で説明します。