【ツール】

「ツール」メニューは、「アカウント」「メンテナンス」「カレンダー」「サービス」の各機能によりフローサービスのアカウント管理やメンテナンス、起動・停止などを操作するための画面タブで構成されています。

アカウント フローサービス上でフローを作成、実行するユーザーの新規作成やユーザーに対してさまざまな機能設定を行うことができます。
メンテナンス 以下のメニューから、フローサービスのログや設定情報をメンテナンスすることができます。
ログ フローサービスで出力されたログのダウンロードや削除スケジュールを設定することができます。
バックアップ フローサービスの設定情報のバックアップファイルを作成することができます。
リストア 上記バックアップで保存したバックアップファイルから設定情報をリストアすることができます。
カレンダー フローサービスでフローをスケジュール起動するときに使うシステムカレンダーの新規作成したり任意の休日を設定したりすることができます。
サービス 以下のメニューで、サーバー上で動作しているサービスの状態や起動・停止を行うことができます。
一覧 サーバー上で動作している各サービスの状態を参照したり起動・停止を行うことができます。
フロー スケジュール起動するように登録されている実行設定の内容を参照することができます。

アカウント

◆フローサービスアカウントについて

フローサービスでは、ドメイン、ユーザ、権限というオブジェクトを持ったフローサービスアカウントという概念があります。フローサービスアカウント で、フローの設計とフローの実行を切り分けたり、フローの中でユーザ認証や権限チェックを行ったりすることができます。
フローサービスアカウントについては、「フローサービスマニュアル」の「はじめに」-「フロー設計の基礎知識」-「アカウント」を参照してください。

◆フローサービスアカウント管理画面について

フローサービスアカウント管理の画面では、ドメインの階層リストと選択されたドメインに所属するユーザのリストが表示されます。
初期状態では、最上位のルートドメインが選択された状態が表示されます。

アカウント管理画面

◆ドメイン階層

ドメイン階層リストでドメインを選択した画面では、サブドメインの作成とドメインに所属するユーザの追加を行うことができます。

■ドメインの表示

ドメイン階層リストでドメイン名をクリックすると、青色にハイライトされて表示されます。

ドメイン階層リスト

ドメイン階層リスト

(上記の画面の例では、「/」ドメインの下に「domain1」、「domain2」の2つのサブドメインが作成されていることがわかります。また、この例では「/」を選択している状態なので「/」の部分が青色で表示されています)

■ドメインの選択

ドメイン階層リストでドメインを選択した画面では、サブドメインの作成とドメインに所属するユーザの追加を行うことができます。

ドメインの選択

ドメイン階層リスト

(上記の画面の例では、「/」ドメインの下の「domain1」サブドメインが選択されていること を示しています。)

■サブドメイン作成

ドメインを作成するには、以下の手順を行います。

  1. 作成するドメインの上位ドメインをドメイン階層リストで選択します。
  2. 「サブドメイン作成」の画面で「サブドメイン名」、「asuパスワード」、「asuパスワード(確認用)」を入力します。
  3. サブドメイン名 新しく作成するドメイン名
    asuパスワード サブドメインの管理者となるユーザ「asu」のパスワード。

  4. 「作成」ボタンをクリックします。
  5. 階層リストに新しく作成したドメインが表示されます。

注意:ホームディレクトリはWindows環境で英字の大文字と小文字が区別されませんので、注意してください。

サブドメイン作成画面

(上記の画面の例では、「/domain1」ドメインの下にサブドメイン「subtest」を作成 しています。)

ドメインの命名規則

ドメイン名として利用できる文字列として以下の条件があります。
これに合致しない名前を入力した場合はエラーとなります。

パスワードに利用できる文字は、長さに制限はありません。大文字と小文字は区別されます。

■所属ユーザ作成

ドメインに所属する任意の名前のユーザを作成することができます。

ユーザ作成画面

ドメイン階層リスト

(上記の画面の例では、「/」ドメインの下の「domain1」サブドメインが選択されていること を示しています。)

ユーザの命名規則

ユーザ名として利用できる文字列として以下の条件があります。
これに合致しない名前を入力した場合はエラーとなります。

注意:ホームディレクトリはWindows環境で英字の大文字と小文字が区別されませんので、注意してください。

パスワードの設定規則

パスワードに利用できる文字は、長さに制限はありません。大文字と小文字は区別されます。

作成手順

ユーザを作成するには、以下の手順を行います。

  1. 作成するユーザのドメインをドメイン階層リストで選択します。
  2. 画面右側の「所属ユーザ作成」領域で以下の情報を入力します。
    ユーザ名 新しく作成するユーザ名。
    パスワード ユーザのパスワード。

  3. 「作成」ボタンをクリックします。
  4. 所属ユーザリストに新しく作成したユーザが表示されます。

■ドメイン名表示バー

ドメイン名表示バーの右側には、詳細情報の表示/非表示を切り替えるアイコン詳細表示アイコンと削除アイコン削除アイコンがあります。

ドメイン名表示バー

■ドメインの削除

ドメインを削除するには、以下の手順を行います。ドメインを削除する場合、そのドメインに所属するユーザもすべて削除されます。

  1. 削除するドメインをドメイン階層リストから選択します。
  2. ドメイン名表示バーの右側にある削除アイコンボタンをクリックします。

■ドメインの詳細情報の表示

ドメインの属性情報、権限情報など詳細情報を参照するには、ドメイン名表示バーの右側から2番目のアイコン詳細表示アイコンをクリックします。画面が切り替わり、ドメイン名表示バーのアイコンも切り替わります。

ドメイン詳細表示バー

詳細表示にすると、以下のような画面が表示されます。
詳細表示を閉じるには、右側から2番目の切り替わったアイコン詳細非表示アイコンをクリックします。

ドメイン詳細表示

■ドメインへの詳細情報

ドメインの詳細情報では、属性設定と権限設定を行うことができます。管理コンソールの画面からさまざまな設定を選択したり入力したりすると、システム内で自動的に属性や権限が付加されていきます。通常使用する場合には設定する必要はありません。権限の詳細については「権限の操作」を参照してください。

◆所属ユーザリスト

ドメイン階層リストでドメイン名をクリックすると、所属するユーザリストを表示します。
各ドメインには必ず「asu」というそのドメインでのスーパーユーザ(特権ユーザ)が作成されています。

ユーザリスト

ユーザリスト

(上記の画面の例では、左側のドメイン階層で「/domain1」というドメインを選択したときの 所属ユーザに「asu」というユーザが属していることを示しています。)

■ユーザ情報の表示

ドメイン階層リストから表示したいドメインを選択し、右側に表示される所属ユーザリストからユーザ名をクリックすると、下部にユーザ名表示バーとユーザ情報が表示され ます。

ユーザ情報表示画面

ユーザリスト

(上記の画面の例では、左側のドメイン階層で「/domain1」というドメインを選択したときの 所属ユーザに「duser01」というユーザの情報を示しています。)

ユーザ権限設定

ユーザ権限には以下のような権限があります。

ユーザ管理権限 所属ドメイン以下にユーザを作ることが可能になります。
システムコネクション管理権限 システムコネクション設定が可能になります。
システムメンテナンス権限 バックアップしたデータをリストアすることが可能になります。
サービス管理権限 サービスの起動・停止等の操作が可能になります。
SSL通信設定権限 SSL通信に使用する証明書の管理を行うことが可能になります。
システム設定管理権限 各種システム設定の変更が可能になります。

ホームディレクトリ設定

ユーザーはそれぞれ「ホームディレクトリ」を持ちます。ホームディレクトリは、フローの中で使用するファイルをフロー設計時に相対パスで指定することができ、ファイルの管理に便利です。ホームディレクトリは新規にユーザーを作成するときに指定します。ユーザーの作成後に変更することができます。
指定しない場合、デフォルトでフローサービスが作成するホームディレクトリは[DATA_DIR]/flow/home/[@ドメイン名]/[@ドメイン名]/…/[ユーザー名]です。データフォルダのデフォルトインストール時のパスは「C:/asteriahome」です。
指定する場合、絶対パスで指定します。相対パスは指定できません。

【指定しない場合のホームディレクトリ例】
/domain1/duser01のデフォルトホームディレクトリ

C:/asteriahome/flow/home/@domain1/duser01

一度指定したホームディレクトリを変更する場合に、「現在のホームディレクトリを変更先へコピーする」「変更後、既存のホームディレクイトリを削除する」のオプションを指定することができます。

パスワード設定

ユーザ作成時に設定したパスワードを変更するには、「パスワード」「パスワード(確認用)」に新しいパスワードを入力して「変更」ボタンをクリックします。

FTP設定

フローサービスはFTPサーバ機能を内蔵しています。FTPサーバ機能を使用するには、「ツール」-「サービス」-「一覧」の画面からサービス名「FtpService」を起動してください。「起動・停止」欄の「起動」ボタンをクリックします。(デフォルトは起動しないようになっています。)
「FTPユーザとして使用する」のチェックボックスをチェックして「変更」ボタンをクリックすると、 このアカウントのユーザ名とパスワードでフローサービス内蔵のFTPサーバにアクセスすることができます。この際、ユーザのホームディレクトリがFTPでのルートディレクトリとなります。
FTPサービスの詳細については「フローサービスマニュアル」の「運用ガイド」の「FTPサービス」を参照してください。

その他

ユーザに対してさまざまな設定を行うことができます。

プロジェクト更新時にエクスポートファイルを作成する

ユーザがデザイナー上でプロジェクトを作成したり、実行設定を行ったタイミングでプロジェクトと実行設定のエクスポートファイルを自動的に作成することができます。このファイルを使用して別のユーザ上にプロジェクトや実行設定を移行する場合にインポートを行うことができます。

この機能を使用する場合は「プロジェクト更新時にエクスポートファイルを作成する」をチェックし、「エクスポートファイル名」を入力します。エクスポートファイル名はユーザのホームディレクトリからの相対パスです。

デザイナーを読取専用で使用する

ユーザで既存のプロジェクトなどをデザイナーから参照する操作だけにしたい場合、「デザイナーを読取専用で使用する」をチェックします。このユーザでデザイナーから接続すると、プロジェクト、関数コレクション、外部変数セット、ストリーム定義セットが常に読取専用となり更新、削除などの操作はできません。

メニューテンプレート

ユーザがフローサービス管理コンソールにログインした時に表示されるメニューを制限することができます。この機能を有効にするには、まず「設定」-「サービス」-「MC」-「 メニュー編集」画面でメニューテンプレート(表示されるメニューの雛形)を作成してください。そこで作成したメニューテンプレート名がリストに表示されるので、選択して「変更」ボタンをクリックすると、ユーザにメニューテンプレートを適用することができます。
※ユーザにメニューテンプレートを適用してすぐにフローサービス管理コンソール右上にある「ログアウト」リンクでログアウトし、メニューテンプレートを適用したユーザで再度フローサービス管理コンソールにログインしてもメニューテンプレートが反映されていない場合があります。これは、メニューテンプレートの適用には少し時間がかかるためです。そのような場合には少し時間を置いてから、再度フローサービス管理コンソールにログインしてメニューテンプレートが正しく適用されているか確認してください。

■ユーザ名表示バー

ユーザ名表示バーの右側には、詳細情報の表示/非表示を切り替えるアイコン詳細表示アイコンとユーザ証明書管理アイコンユーザ証明書管理アイコンととユーザの所属ドメインを表示するアイコンと削除アイコン削除アイコンがあります。

ユーザ名表示バー

■ユーザの削除

ユーザを削除するには、以下の手順を行います。

  1. 削除するユーザを所属ユーザリストから選択します。
  2. ユーザを選択するとユーザ名表示バーが表示されます。

ユーザ詳細表示バー
  1. 右側にある削除アイコンボタンをクリックしま す。

■ユーザの詳細情報の表示

詳細設定を表示するには、以下の手順を行います。

  1. ユーザを所属ユーザリストから選択します。
  2. ユーザを選択するとユーザ名表示バーが表示されます。

ユーザ詳細表示バー
  1. 右側にある詳細表示アイコンボタンをクリックします。

■ユーザへの詳細情報

ユーザの詳細情報では、属性設定と権限設定を行うことができます。管理コンソールの画面からさまざまな設定を選択したり入力したりすると、システム内で自動的に属性や権限が付加されていきます。通常使用する場合には設定する必要はありません。権限の詳細については「権限の操作」を参照してください。

■コンテキスト設定

ユーザの詳細情報の画面では、左下に「コンテキスト設定」の機能が表示されます。

コンテキスト設定画面

フローサービスでは、ユーザのコンテキストパスを指定することができます。
たとえば、「コンテキストパス」に「/test」と設定すると、URL起動するフローの実行設定でURLを「http://xxxx/test/flow1」のように指定して実行することができます。 また、実行設定がされていないURLコンテキストが入力されたとき、「ドキュメントルート」で指定した場所にHTMLなどの静的なファイルがあった場合はそれをレスポンスとして返すことができます。

実行時の処理順序

URLコンテキストの解決順序は以下のようになります。

  1. 該当するURLにフローの実行設定のURLがあればそのフローを実行
  2. 該当するURLにフローの実行設定がない場合は、ドキュメントルートからファイルを検索
  3. ドキュメントルートにファイルがなければ、dtdディレクトリを検索
■コンテキストの設定
  1. ユーザ名表示バーで右側にある詳細表示アイコンをクリックして詳細情報を表示します。
  2. 画面左下の「コンテキスト設定」で以下の情報を入力します。

    HTTPユーザとして使用する コンテキスト設定を行う場合にチェックします。チェックしないと以下の項目を設定することはできません。
    コンテキストパス URLの一部となるコンテキストの文字列。
    Basic認証 このコンテキストでBasic認証を行うかどうかを指定します。
    Basic認証のアカウントとしてはフローサービスアカウントが使用されます。 また、フローが実行された場合には、Basic認証で認証されたフローサービスアカウントがフローの実行ユーザとなります。
    ※Basic認証のユーザ名はフローサービスアカウントのフルドメイン名となります。例えば「/guest」、「/testdomain/testuser」のようになります。特に最初の「/」を忘れないように注意してください。
    ドキュメントルート このユーザからのホームディレクトリからの相対パスを記述します。
    ウェルカムページ

    ディレクトリがリクエストされた時にリダイレクトするリソース名が表示されます。
    ディレクトリが要求され、ここで指定されたリソースがフローの実行設定またはファイルとして存在する場合はリダイレクトされます。

    リスティング ディレクトリを公開するかどうかを指定します。
    Includes

    指定したパターンのファイルを含むようにします。
    パターンの指定方法は以下の様に記述します。

    「**」 - ディレクトリ部分と比較するために使用でき、0個以上のディレクトリとマッチします。
    「*」 - ディレクトリ、ファイル名部分と比較するために使用でき、1個以上の文字とマッチします。
    「?」 - ディレクトリ、ファイル名部分と比較するために使用でき、任意の1文字とマッチします。
    「.」 - ディレクトリ自身はディレクトリ名に続いて"."1文字で表すことにします。
    「/」 はパスのデリミタとしてのみ使用することができます。


    例)
    「**/*.html 」 -すべてのディレクトリの拡張子が「.html」のファイルを返します。
    「dir1/. 」 - dir1ディレクトリを公開します。

    Excludes

    指定したパターンのファイルを除外します。
    パターンの指定方法はincludeの指定方法と同じです。

    最大ボディサイズ(KB) HTTPリクエストのボディとして受け入れることのできる最大サイズをKB(キロバイト)単位で指定します。
    フローの直接実行を許可する ドキュメントルート以下で作成されたフローを実行設定なしで実行することを許可する場合はチェックします。
    実行URLは「コンテキストパス/[ドキュメントルート以下のプロジェクトファイルまでのフォルダ/]プロジェクトファイル名/フロー名」となります。
    (フロー名に日本語が含まれる場合は直接実行はできません。またフローのプロパティ「HTTPでの呼出しを許可」がtrueになっている必要があります。)
    初回アクセス時の自動登録を有効にする チェックを入れた場合未登録のプロジェクトでも直接実行が可能になります。
    ドキュメントルート以下のフォルダにxfpファイルをコピーするだけでHTTPからのフローの実行が可能になります。
    直接実行するデフォルトのフロー名 直接実行では実行するフローを特定するためにURLで「プロジェクトファイル名/フロー名」を指定しますが、プロジェクトファイル名までしか指定されなかった場合にリダイレクトするフロー名を指定します。

  3. 「変更」ボタンをクリックします。

■バージョン管理

ユーザの詳細情報の画面では、左下に「コンテキスト設定」の機能が表示されます。

コンテキスト設定画面

フローサービスでバージョン管理を使用する場合、使用するSubversionサーバーの設定を行います。設定する前に、Subversionサーバーをインストール、起動しておきます。
※ バージョン管理を行うためには別途Subversionサーバーをインストールする必要があります。Subversionの設定方法についてはSubversionの公式ページを参照してください。

バージョン管理については、「フローサービスマニュアル」の「フローデザイナー」-「バージョン管理」を参照してください。

■バージョン管理の設定
  1. 詳細表示アイコンをクリックして詳細情報を表示します。
  2. 画面右下の「バージョン管理設定」で以下の情報を入力します。「Subversion URL」「Subversion ユーザー名」「Subversion パスワード」は必須項目です。

    バージョン管理を使用する バージョン管理を使用する場合にチェックします。チェックしないと以下の項目を設定することはできません。
    Subversion URL 使用するSubversionサーバのURLを指定します。指定のURLとユーザーのホームディレクトリが同期して管理されます。
    Subversion ユーザー名 使用するSubversionサーバーで有効なユーザー名を指定します。
    Subversion パスワード 上記ユーザー名に指定したユーザーのパスワードを記述します。
    ここまでの3つの項目は必須項目です。認証なしの設定でバージョン管理を使用することはできません。
    無視するファイルのパターン バージョン管理で無視するファイルのパターンを指定します。
    「,」で区切って複数指定可能でありワイルドカードとして「*」「?」が使用できます。
    通常はデフォルトで指定されている「*.xfp2(プロジェクト中間ファイル)」や「*.$$$(ロックファイル)」を変更する必要はなく、必要に応じて追加のみを行います。
    ※ 無視ファイルの設定はデザイナー上で個別に設定することもできます。
    ロックが必要なファイルのパターン 編集操作にロックが必要かどうかを指定します。
    「,」で区切って複数指定可能でありワイルドカードとして「*」「?」が使用できます。
    設定されているパターンにマッチするファイルはデザイナーでの編集時にロックが必要になります。
    リポジトリへの追加時にファイルに対して「svn:needs-lock」属性が付加されます。
    設定しない場合、すべてのファイルがロックが必要でないようになります。
    URLに対応するフォルダをリポジトリに作成する Subversionサーバーに指定のURLに対応するフォルダが存在しない場合、このチェックを入れて設定を行うとSubversionサーバー側に フォルダが作成されます。
    このチェックはURL変更時にのみ有効です。変更を行った後はチェックは解除されます。

  3. 「変更」ボタンをクリックします。

■バージョン管理の同期

この画面からリポジトリの任意のリビジョンにホームディレクトリを同期することができます。
同期を行う場合は「最新リビジョン」または「リビジョン番号」に任意のリビジョン番号を指定して「同期」ボタンをクリックしてください。

※この画面で各リビジョンの詳細情報を確認することはできません。
リビジョンの詳細情報はリポジトリを設定しているユーザーでログインして「状態」-「バージョン管理」の画面を参照してください。

■ユーザの証明書設定・情報

フローサービスでは、ユーザごとに証明書を設定することができます。

ユーザごとの証明書管理画面を表示するには、ユーザ名表示バーの右側にあるユーザ証明書管理アイコン
ユーザ詳細表示バー

上記ボタンを押すと下記のような画面が表示されます。

証明書管理画面

■権限の操作

フローサービスでは、システム権限とユーザ権限の2種類があります。

権限の記述方法

権限は基本的に単純な文字列であり、サービス上からその文字列を持っているかどうかで、権限があるかどうかが判断されます。すべての権限名は 「asteria.」で始まる必要があり、「asteria.<ドメイン>.<権限名>」という構造になっています。<ド メイン>の部分は対象のドメイン名になり、ドメインが階層構造を持つ場合は階層を「.」で記述します。

またワイルドカードであるアスタリスク('*')を指定することも可能で、この場合そのドメインの下位の権限のすべてを持つことを表します。

ドメインに対しての権限
addGroupRole ドメインにロールが付与する権限
removeGroupRole ドメインからロールを削除する権限
createGroup そのドメインの下位にドメインを作成する権限
existUser システム内部でユーザが存在することを確認する権限
createUser そのドメイン内でユーザを作成する権限
asteria.FtpService.login フローサービスが持つFTPサービスにログインするための権限
asteria.FtpService.write フローサービスが持つFTPサービスにログインし、ファイルを書き込むための権限
addAttribute ドメインに属性を付加するための権限
ユーザに対しての権限
existUser システム内部でユーザが存在することを確認する権限
addRole ユーザにロールを付与する権限
removeRole ユーザからロールを削除する権限
addAttribute ユーザの属性を追加する権限
setAttribute ユーザの属性を設定する権限
removeAttribute ユーザの属性を削除する権限
removeUser ユーザを削除する権限
changePassword ユーザのパスワードを変更する権限
asteria.FtpService.login フローサービスが持つFTPサービスにログインするための権限
asteria.FtpService.write フローサービスが持つFTPサービスにログインし、ファイルを書き込むための権限
ドメインに権限を作成する

ドメインに権限を作成するには、以下の手順を行います。

  1. ドメインをドメイン階層リストで選択し、ドメイン情報を表示します。
  2. ドメイン情報画面で詳細表示アイコンをクリックして詳細表示にします。
  3. 「権限設定」の「権限」の欄に権限の名前を入力します。
  4. 「作成」ボタンをクリックします。
  5. 最初に権限を作成した場合は、「権限リスト」が表示され、作成した権限が表示されます。権限を追加作成した場合は、「権限リスト」に作成した 権限が追加されます。
ドメインから権限を削除する

ドメインから権限を削除するには、以下の手順を行います。

  1. ドメインをドメイン階層リストで選択し、ドメイン情報を表示します。
  2. ドメイン情報画面で詳細表示アイコンをクリックして詳細表示にします。
  3. 権限名が表示されているリストから削除する権限を選択します。
  4. 「削除」ボタンをクリックします。
ユーザに権限を作成する

ユーザに権限を作成するには、以下の手順を行います。

  1. ユーザを所属ユーザリストから選択します。
  2. ユーザ情報画面で詳細表示アイコンをクリックして詳細表示にします。
  3. ユーザ情報画面の「権限設定」の「権限」の欄に権限の名前を入力します。
  4. 「作成」ボタンをクリックします。
  5. 最初に権限を作成した場合は、「権限リスト」が表示され、作成した権限が表示されます。権限を追加作成した場合は、「権限リスト」に作成した 権限が追加されます。
ユーザから権限を削除する

ユーザから権限を削除するには、以下の手順を行います。

  1. ユーザを所属ユーザリストから選択します。
  2. ユーザ情報画面で詳細表示アイコンをクリックして詳細表示にします。
  3. 権限名が表示されているリストから削除する権限を選択します。
  4. 「削除」ボタンをクリックします。

メンテナンス

◆ログ

フローサービスで記録されたログのメンテナンスを行います。ログについては、「フローサービスマニュアル」の「運用ガイド」-「メンテナンス」を参照してください。

ログメンテナンス表示画面

■ログファイルのダウンロード

ログファイルをサーバーからダウンロードします。ファイルは、zip形式でダウンロードされます。

ログファイルダウンロード画面

ログファイルをダウンロードするには、以下の手順を行います。

  1. ダウンロードするファイルの「ファイル名」と「日付」を選択し、「ダウンロード」ボタンをクリックします。
  2. 「ログファイルをダウンロードしますか」というダイアログが表示されるので、「OK」のボタンを押します。
  3. ダウンロードしたファイルをどのディレクトリに保存するかのダイアログが表示されます。「保存」のボタンを押してファイルをの保存場所を指定 し、保存します。
  4. 指定のディレクトリに「log.zip」というファイルが保存されます。

■ログファイルの削除

過去の日付のログファイルをフローサービスのログディレクトリから削除します。

ログファイル削除画面

過去のログファイルを削除するには、以下の手順を行います。

  1. 「過去(前日以前)のログを全て削除する」の行の「削除する」ボタンをクリックします。
  2. 「前日以前の全てのログを削除します(本日のログは残ります)」というダイアログが表示されるので、「OK」のボタンを押します。

■ログ削除の自動メンテナンス

過去日付のログファイルを自動的に削除していくことができます。
自動的にログの削除を行うには、ログを削除するスケジュールを登録します。登録されたスケジュールに基づいてログファイルが削除されていきます。

ログ削除スケジュール登録画面

スケジュールの種類は以下のとおりです。

スケジュールの種類 パス
設定なし
過去の日付のログの削除を行いません。
毎日、指定時刻に実行するスケジュールを設定する
毎日、指定された時刻に過去の日付のログの削除を行います。
毎週、指定曜日に実行するスケジュールを設定する
毎週、指定された曜日に過去の日付のログの削除を行います。
毎月、指定日付に実行するスケジュールを設定する 毎月、指定された日付に過去の日付のログの削除を行います。
「設定なし」

すでにスケジュールを登録しているがそのスケジュールを中止したい場合は、「設定なし」を選択して「スケジュールを登録」のボタンを押してくださ い。

「毎日、指定時刻に実行するスケジュールを設定する」
スケジュール毎日設定画面

「毎日、指定時刻に実行するスケジュールを設定する」を選択した場合は、以下の2項目を入力してスケジュールを登録します。

保存期間 「ログを何日分保存しておくか」を日数で指定します。指定した日数以上の過去のログはスケジュールにより自動的に削除されます。
実行時刻 ログの削除を行う時刻を指定します。この指定した時間にログの削除が行われます。
「毎週、指定曜日に実行するスケジュールを設定する」
スケジュール毎週設定画面

「毎週、指定曜日に実行するスケジュールを設定する 」を選択した場合は、以下の3項目を入力してスケジュールを登録します。

保存期間 「ログを何日分保存しておくか」を日数で指定します。指定した日数以上の過去のログはスケジュールにより自動的に削除されます。
実行時刻 ログの削除を行う時刻を指定します。この指定した時間にログの削除が行われます。
曜日 指定した曜日にログの削除を行います。ログの削除を行いたい曜日を複数選択することができます。
「毎月、指定日付に実行するスケジュールを設定する 」
スケジュール毎月設定画面

「毎月、指定日付に実行するスケジュールを設定する 」を選択した場合は、以下の3項目を入力してスケジュールを登録します。

保存期間 「ログを何日分保存しておくか」を日数で指定します。指定した日数以上の過去のログはスケジュールにより自動的に削除されます。
実行時刻 ログの削除を行う時刻を指定します。この指定した時間にログの削除が行われます。
実行日 指定した日にログの削除を行います。ログの削除を行いたい日を複数選択することができます。

◆バックアップ

フローサービスの設定情報のバックアップを行うことができます。
フローサービスを構成している各サービスを起動している場合、各サービスの設定情報やログはファイルとして記録されています。それらのフローサービスシステ ム環境ファイルのバックアップを行うことができます。各サービスを起動している場合、定期的にバックアップを行うことをおすすめします。
フローサービスの各サービスについては「フローサービスマニュアル」の「はじめに」-「フローサービスとは」-「フローサービスのプロセス構成」を参照してください。また、各サービスの稼動状態については「ツール」-「サービス」で確認することがで きます。

システム環境バックアップ画面

■システム環境をバックアップする

フローサービスのシステム環境のバックアップを行うことができます。
バックアップを行うと、[INSTALL_DIR]/flow/backupにバックアップ対象サービスごとにバックアップファイルがZIP形式で作成され ます。
作成したバックアップファイルは、サーバー内に保存したり、ローカル(Webブラウザ端末側)にダウンロードしたりすることができます。

システム環境をバックアップするには、以下の手順を行います。

  1. 「バックアップ」のメニューから「システム環境」を選択します。
システム環境バックアップ画面
  1. 「システム バックアップ ディレクトリ」のリストからバックアップしたいディレクトリを選択します。(複数選択可)
  2. 「システム バックアップ コメント」にバックアップの内容などに関して備考などを入力します。
  3. 「バックアップ作成」のボタンを押します。
  4. 「バックアップを作成します...」というダイアログが表示されます。「OK」を押してバックアップを作成します。

実際にバックアップするディレクトリのパスは以下のとおりです。([INSTALL_DIR]/flowからのパスで示します。)

バックアップディレクトリ パス
conf conf
data data
log log

■サービス環境をバックアップする

フローサービスのサービス環境のバックアップを行うことができます。
バックアップを行うと、[INSTALL_DIR]/flow/backupにバックアップ対象サービスごとにバックアップファイルがZIP形式で作成され ます。
作成したバックアップファイルは、サーバー内に保存したり、ローカル(Webブラウザ端末側)にダウンロードしたりすることができます。

サービス環境をバックアップするには、以下の手順を行います。

  1. 「バックアップ」のメニューから「サービス環境」を選択します。
サービス環境バックアップ画面
  1. 「サービス バックアップ ディレクトリ」のリストからバックアップしたいディレクトリを選択します。(複数選択可)
  2. 「サービス バックアップ コメント」にバックアップの内容などに関して備考などを入力します。
  3. 「バックアップ作成」のボタンを押します。
  4. 「バックアップを作成します...」というダイアログが表示されます。「OK」を押してバックアップを作成します。

実際にバックアップするディレクトリのパスは以下のとおりです。([INSTALL_DIR]/flowからのパスで示します。)

サービス バックアップディレクトリ パス
flowservice conf services/flowservice/conf
data services/flowservice/data
ftpservice conf services/ftpservice/conf

◆リストア

前述の「バックアップ」で記録したサーバーの環境のリストアを行うことができます。
データのリストアする場合、ローカル(Web端末側)に保存されたバックアップファイルを使用する方法と、サーバー内に保持されているバックアップファイルを使用する方法の2種類があります。

システム環境リストア画面

■システム環境をリストアする

ローカル(Web端末側)にあるバックアップファイルから環境をリストアする

ローカル(Web端末側)にあるバックアップファイルから環境をリストアするには、以下の手順を行います。

  1. 「リストア」のメニューから「システム環境」を選択します。
システム環境リストア画面
  1. 「システム バックアップ ファイル アップロード」の「参照...」のボタンを押して、リストアしたいバックアップファイルを選択します。
  2. 「アップロード」ボタンを押します。
  3. サーバーのバックアップ保存ディレクトリにアップロードされると、「システム バックアップ ファイル リスト」にアップロードしたファイルが表示されます。
  4. アップロードしたファイルの行の「リストア」ボタンを押します。
  5. リストア処理が開始されます。
  6. リストア処理が終了した後、サーバーを再起動するとリストアデータが反映されます。

■サーバー内のバックアップファイルからシステム環境をリストアする

サーバー内のバックアップファイルからリストアするには、以下の手順を行います。

  1. メニューから「ツール」-「サービス」-「一覧」 画面を選択します。
  2. 不可欠なサービス (AccessControl と ManagementConsole) 以外のサービスが停止しているか確認します。不可欠なサービス以外のサービスが停止してない場合は、停止します。
  3. メニューから「ツール」-「メンテナンス」-「リストア」 を選択して、「システム環境」画面を表示します。
  4. 画面下部の「システム バックアップ ファイル リスト」リストからリストアしたいファイルの右側にある「リストア」ボタンをクリックします。
  5. リストアするディレクトリを選択し「リストア」ボタン押して、処理が開始されます。

■システム環境のバックアップファイルを削除する

サーバー内のバックアップファイルからバックアップファイルを削除するには、以下の手順を行います。

  1. 画面下部の「システム バックアップ ファイル リスト」リストから削除したいファイルの行の右側にある 削除アイコンボタンをクリックします。
  2. バックアップファイルが削除されます。

■システム環境のバックアップファイルの内容を確認する

サーバー内のバックアップファイルからバックアップファイルの内容を確認するには、以下の手順を行います。

  1. 画面下部の「システム バックアップ ファイル リスト」リストから内容を表示したいファイルの行の右側にある「情報表示」ボタンをクリックします。
システムバックアップ情報表示画面
  1. バックアップファイルの内容が表示されます。

■サービス環境をリストアする

ローカル(Web端末側)にあるバックアップファイルから環境をリストアする

ローカル(Web端末側)にあるバックアップファイルから環境をリストアするには、以下の手順を行います。

  1. 「リストア」のメニューから「サービス環境」を選択します。
サービス表示画面
  1. 「サービス バックアップ ファイル アップロード」の「参照...」のボタンを押して、リストアしたいバックアップファイルを選択します。
  2. 「アップロード」ボタンを押します。
  3. サーバーのバックアップ保存ディレクトリにアップロードされると、「サービス バックアップ ファイル リスト」にアップロードしたファイルが表示されます。
  4. アップロードしたファイルの行の「リストア」ボタンを押します。
  5. リストア処理が開始されます。
  6. リストア処理が終了した後、サーバーを再起動するとリストアデータが反映されます。

■サーバー内のバックアップファイルからサービス環境をリストアする

サーバー内のバックアップファイルからリストアするには、以下の手順を行います。

  1. メニューから「ツール」-「サービス」-「一覧」 画面を選択します。
  2. リストアするサービスが停止しているか確認します。サービスが停止してない場合は、停止します。
  3. メニューから「ツール」-「メンテナンス」-「リストア」 を選択して、「サービス環境」画面を表示します。
  4. 画面下部の「サービス バックアップ ファイル リスト」リストからリストアしたいファイルの右側にある「リストア」ボタンをクリックします。
  5. リストアするサービスとディレクトリを選択し「リストア」ボタン押して、処理が開始されます。

■サービス環境のバックアップファイルを削除する

サーバー内のバックアップファイルからバックアップファイルを削除するには、以下の手順を行います。

  1. 画面下部の「サービス バックアップ ファイル リスト」リストから削除したいファイルの行の右側にある ボタンをクリックします。
  2. バックアップファイルが削除されます。

■サービス環境のバックアップファイルの内容を確認する

サーバー内のバックアップファイルからバックアップファイルの内容を確認するには、以下の手順を行います。

  1. 画面下部の「サービス バックアップ ファイル リスト」リストから内容を表示したいファイルの行の右側にある「情報表示」ボタンをクリックします。
  2. バックアップファイルの内容が表示されます。

カレンダー

フローサービスのスケジュール機能で使うシステムカレンダーの休日の設定/詳細表示を行うことができます。

カレンダー作成画面

◆フローサービスのスケジュール機能で使うシステムカレンダー

フローをスケジュール管理で実行する場合に使用するカレンダーをフローサービスのシステムカレンダーと呼びます。システムカレンダーに名前を付けて 管理することで複数のシステムカレンダーをもつことができます。
何曜日を休日にする、会社の創立記念日を休日にする、などといった休日の設定を自由に行うことができるので、会社の営業日カレンダーにあわせたり、システ ム稼動カレンダーにあわせたフローサービスのシステムカレンダーを作成することができます。システムカレンダーとフローのスケジュール実行を関連付けて、 フローを休日には実行しない、フローを休日明けに実行するなどのフローを実行する制御を行うことができます。

■カレンダーの作成

フローサービスのスケジュール機能で使うシステムカレンダーを作成します。このカレンダーには休日の設定を行うことができます。
カレンダーの作成するには、以下の手順を行います。

  1. 「新規カレンダー名」の欄に新規に作成するカレンダー名を入力します。
カレンダー作成画面
  1. 新規作成する場合は「コピー」のチェックボックスをチェックしません。すでに作成した休日設定をコピーして作成する場合は「コピー」のチェッ クボックスをチェックし、「雛型の休日設定名」リストボックスから既存の休日設定を選択します。下図のように雛形にするカレンダーをリストボックスから選 択できます。
雛形カレンダー表示画面
  1. 日曜日から土曜日までのいずれかの曜日と祝日を休日とする場合は「休日とする曜日の指定」のチェックボックスをチェックします。これを設定す ることにより一括して休日を指定することができます。休日とする曜日、あるいは「祝日」のチェックボックスをクリックします。曜日指定、祝日を休日としな いシステムカレンダーを作成する場合は「休日とする曜日の指定」のチェックボックスをチェックしません。(カレンダーの「詳細表示」で個別の休日を設定す ることができます。)
  2. 「休日とする曜日の指定」で休日設定の範囲を年数で指定します。「年数」リストボックスから選択します。
  3. 「作成」ボタンをクリックします。
  4. 画面上部に「カレンダーリスト」の一覧が表示されます。

■カレンダーの詳細表示

カレンダーの詳細を表示するには、以下の手順を行います。

  1. 「カレンダーリスト」の一覧で詳細表示したい休日設定名の右側にある「詳細表示」ボタンをクリックします。
カレンダーリスト詳細表示バー
  1. カレンダーの詳細が表示されます。年号が表示されているリストボックスから年を選択すると、年ごとの休日設定を参照することができます。
カレンダー詳細表示画面

休日を変更したい場合、この画面で行うことができます。

■休日設定を変更する

休日設定を変更するには、以下の手順を行います。

  1. 変更したい「カレンダー名」の詳細を表示します。
カレンダー詳細表示画面
  1. 年号のリストボックスで変更したい年を選択します。
  2. 選択した年の1年分のカレンダーが表示されます。
  3. 休日を追加するには、対象とする日にちのチェックボックスをオンにします。休日を削除するには、対象とする日にちのチェックボックスをオフに します。
  4. 画面最下部にある「更新」ボタンをクリックします。

■カレンダーを削除する

カレンダーを削除するには、以下の手順を行います。

  1. 「カレンダーリスト」の一覧で削除したいカレンダー名の右側にある「削除」ボタンをクリックします。
カレンダーリスト詳細表示バー
  1. 確認ダイアログが表示されますので、削除する場合は「OK」ボタン、削除しない場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。

サービス

◆一覧

サーバー上で動作している各サービスの状態の参照や停止・起動を行うことができます。

サービス一覧画面

■サーバー上で動作している各サービス

フローサービスは複数のサービスによって構成されています。
それぞれのサービスについては「フローサービスマニュアル」の「はじめに」-「フローサービスとは」-「フローサービスのプロセス構成」を参照してください。

■サービスプロセス一覧画面

インストールされているサービスプロセス一覧画面でサーバー上で動作している各サービスの状態を参照することができます。また、各サービスの起動方法の変更、サービスの停止・起動、Garbage Collection、強制終了を行うこともできます。

サービス一覧画面

■サービスプロセス一覧画面の再表示

サービスの停止・起動には時間がかかりますので、「再表示」リンクをクリックして「現在の状態」を確認することができます。

■サービスの起動

サービスプロセス一覧画面の「起動方法」欄で現在の起動方法を確認できます。「自動」の場合、 サーバーを起動するときにサービスも起動されます。「手動」の場合、サーバーを起動するときにサービスは起動されませんので、 下記「サービスを起動する」を参照して起動するか、またはfsctrlコマンドを使用して起動します。fsctrlコマンドについては「フローサービス運用ガイド」の「1.2. コマンドラインからの起動と停止」を参照してください。

■サービスの起動方法を変更する

サービスの起動方法を変更するには、「自動・手動」欄の「自動」または「手動」ボタンをクリックします。

■サービスの状態

サービスの現在の状態を表示します。
現在の状態としては「起動処理中」「起動」「停止処理中」「停止」「異常終了」の5つがあります。

■サービスを起動する

サービスを起動するには、「起動/停止」欄の「起動」ボタンをクリックします。
起動には時間がかかりますので、「再表示」リンクをクリックして「現在の状態」を確認することができます。

■サービスを停止する

サービスを停止するには、「起動/停止」欄の「停止」ボタンをクリックします。
停止には時間がかかりますので、「再表示」リンクをクリックして「現在の状態」を確認することができます。

■ガベージコレクションを実行する

サービスが確保している不要なメモリを解放します。この機能を実行することによりメモリ効率が良くなり、サービスの稼動状態が向上する可能性があり ます。
Garbage Collectionを実行するには、「Garbage Collection」欄の「実行」ボタンをクリックします。

■サービスを強制終了する

「起動・停止」機能で「停止」ボタンをクリックしてもサービスが停止しない場合のみ使用してください。
サービスを強制終了するには、「強制終了」欄の「終了」ボタンをクリックします。

■サービスのプロセス状況を見る

サービスのプロセスの詳細な状況を参照することができます。

サービスのプロセス状況詳細表示画面
サービスプロセス状況詳細表示画面

サービス名 サービス名が表示されます。
TOTL サービスが使用している総メモリ量が表示されます。
FREE サービスが使用している総メモリ量の内の空きメモリ量が表示されます。

プロセス名 プロセス名が表示されます。
QMAX リクエストキューの最大値が表示されます。
QUEU リクエストキューに溜まっているリクエストの数が表示されます。
RACC リクエストを受け入れた数が表示されます。
RWIN 処理スレッドがリクエストの処理を開始した数が表示されます。
RWOT 処理スレッドがリクエストの処理を完了した数が表示されます。
PMAX 処理スレッドがリクエストを処理するのに要した時間の最大値が表示されます。
PMIN 処理スレッドがリクエストを処理するのに要した時間の最小値が表示されます。
WMAX 処理スレッドの最大値が表示されます。処理スレッドの最大同時並行数です。
WPOL 処理スレッドのスレッドプールの数が表示されます。
WRUN 実行中の処理スレッドの数が表示されます。
WDED 処理に時間がかかってタイムアウトと認識されたスレッドの数が表示されます。処理が完了してスレッドが正常終了した場合、この値は減少します。

◆フロー

フローサービスの起動・停止、および、フローサービス内で使用されているリソース(データベースへの接続プールなど)のクリアを行うことができま す。

フローサービス状態画面

■サービスの状態

フローサービスの現在の状態が表示されます。
フローサービスの状態には「開始中」「開始」「無効」「停止中」「停止」「異常終了」の6つがあります。

■サービスの起動方法

フローサービスの現在の起動方法が表示されます。
フローサービスの起動方法には「自動」「手動」があります。

■サービスの起動・停止

フローサービスの起動と停止を行います。
フローサービスの起動と停止には時間がかかりますので、「再表示」リンクをクリックして「サービスの状態」欄を確認してください。

■サービスの有効・無効

フローサービスが新規のリクエストを受け付けられる状態(有効)にするか、受け付けられない状態(無効)にするかを設定します。
「有効」の時は「サービスの状態」には「開始」と表示されます。「無効」の時は「サービスの状態」には「無効」と表示されます。
「無効」に設定しても、現在実行中のフローはそのまま実行されます。また、「無効」の状態でフローサービスを再起動しても「有効」の状態でフローサービスは起動されます。
フローサービスを有効にしたり無効にしたりするには時間がかかることがありますので、「再表示」リンクをクリックして「サービスの状態」欄を確認してください。

■起動方法の設定

サーバー起動時にフローサービスを自動的に起動させるかどうかを設定します。
現在の起動方法は「サービスの起動方法」欄に表示されています。「自動」に設定した場合は、サーバー起動時にフローサービスも自動的に起動されま す。「手動」に設定した場合は、サーバーの起動時にフローサービスは自動的に起動されませんので、フローサービスを起動したい場合には「サービスの 起動・停止」欄によりフローサービスを起動してください。

■GarbageCollection の実行

フローサービスが確保している不要なメモリを解放します。
この機能を実行することによりメモリ効率が良くなり、フローサービスの実行速度が向上する可能性があります。

■サービスの強制終了

フローサービスを強制終了します。
「サービスの起動・停止」機能でフローサービスが停止しない場合のみ使用してください。サーバーの停止が行われていない場合、フローサービスを強制 終了してもサーバーにより再び自動的に起動されます。

■アカウント情報キャッシュのクリア

フローサービスが保持している古いフローサービスアカウントの情報をクリアし、フローサービスで最新のフローサービスアカウント情報が使用されま す。フローサービスでは一度使用したフローサービスアカウントの情報を保持して再利用しています。そのため、フローサービスアカウントを変更した場合など に、最新のフローサービスアカウントの情報が使用されずにフローサービスで保持している古いフローサービスアカウントの情報が使用されてしまう可能性があ ります。

■データベース接続プールのクリア

フローサービスが保持しているデータベース接続をクリアし、フローサービスで新たにデータベース接続を行うようになります。フローサービスでは一度 使用したデータベース接続を保持して再利用しています。そのため、保持されているデータベース接続が何らかの原因により異常な状態になった場合、例えば、 データベースサーバを再起動した場合等、フローサービスの中に保存されているデータベース接続が使用されると、データベース操作がエラーになります。

■プロジェクトキャッシュのクリア

フローサービスが保持している古いプロジェクトの情報をクリアし、フローサービスで最新のプロジェクトの情報が使用されます。フローサービスでは一 度使用したプロジェクトの情報を保持して再利用しています。そのため、プロジェクトファイルをコピーしたり、フローサービスアカウントの情報を変更した場 合に、最新のプロジェクトの情報が使用されずにフローサービスで保持している古いプロジェクトの情報が使用されてしまう可能性があります。

■上記3項目の実行

「アカウント情報キャッシュのクリア」「データベース接続プールのクリア」「プロジェクトキャッシュのクリア」を一度に実行します。