「ツール」メニューは、「アカウント」「メンテナンス」「カレンダー」「サービス」の各機能によりフローサービスのアカウント管理やメンテナンス、起動・停止などを操作するための画面タブで構成されています。
アカウント | フローサービス上でフローを作成、実行するユーザーの新規作成やユーザーに対してさまざまな機能設定を行うことができます。 | ||||||
メンテナンス | 以下のメニューから、フローサービスのログや設定情報をメンテナンスすることができます。
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カレンダー | フローサービスでフローをスケジュール起動するときに使うシステムカレンダーの新規作成したり任意の休日を設定したりすることができます。 | ||||||
サービス | 以下のメニューで、サーバー上で動作しているサービスの状態や起動・停止を行うことができます。
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フローサービスでは、ドメイン、ユーザ、権限というオブジェクトを持ったフローサービスアカウントという概念があります。フローサービスアカウント
で、フローの設計とフローの実行を切り分けたり、フローの中でユーザ認証や権限チェックを行ったりすることができます。
フローサービスアカウントについては、「フローサービスマニュアル」の「はじめに」-「フロー設計の基礎知識」-「アカウント」を参照してください。
フローサービスアカウント管理の画面では、ドメインの階層リストと選択されたドメインに所属するユーザのリストが表示されます。
初期状態では、最上位のルートドメインが選択された状態が表示されます。
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ドメイン階層リストでドメインを選択した画面では、サブドメインの作成とドメインに所属するユーザの追加を行うことができます。
ドメイン階層リストでドメイン名をクリックすると、青色にハイライトされて表示されます。
ドメイン階層リスト (上記の画面の例では、「/」ドメインの下に「domain1」、「domain2」の2つのサブドメインが作成されていることがわかります。また、この例では「/」を選択している状態なので「/」の部分が青色で表示されています) |
ドメイン階層リストでドメインを選択した画面では、サブドメインの作成とドメインに所属するユーザの追加を行うことができます。
ドメイン階層リスト (上記の画面の例では、「/」ドメインの下の「domain1」サブドメインが選択されていること を示しています。) |
ドメインを作成するには、以下の手順を行います。
サブドメイン名 | 新しく作成するドメイン名 |
asuパスワード | サブドメインの管理者となるユーザ「asu」のパスワード。 |
注意:ホームディレクトリはWindows環境で英字の大文字と小文字が区別されませんので、注意してください。
(上記の画面の例では、「/domain1」ドメインの下にサブドメイン「subtest」を作成 しています。) |
ドメイン名として利用できる文字列として以下の条件があります。
これに合致しない名前を入力した場合はエラーとなります。
パスワードに利用できる文字は、長さに制限はありません。大文字と小文字は区別されます。
ドメインに所属する任意の名前のユーザを作成することができます。
ドメイン階層リスト (上記の画面の例では、「/」ドメインの下の「domain1」サブドメインが選択されていること を示しています。) |
ユーザ名として利用できる文字列として以下の条件があります。
これに合致しない名前を入力した場合はエラーとなります。
注意:ホームディレクトリはWindows環境で英字の大文字と小文字が区別されませんので、注意してください。
パスワードに利用できる文字は、長さに制限はありません。大文字と小文字は区別されます。
ユーザを作成するには、以下の手順を行います。
ユーザ名 | 新しく作成するユーザ名。 |
パスワード | ユーザのパスワード。 |
ドメイン名表示バーの右側には、詳細情報の表示/非表示を切り替えるアイコンと削除アイコン
があります。
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ドメインを削除するには、以下の手順を行います。ドメインを削除する場合、そのドメインに所属するユーザもすべて削除されます。
ドメインの属性情報、権限情報など詳細情報を参照するには、ドメイン名表示バーの右側から2番目のアイコンをクリックします。画面が切り替わり、ドメイン名表示バーのアイコンも切り替わります。
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詳細表示にすると、以下のような画面が表示されます。
詳細表示を閉じるには、右側から2番目の切り替わったアイコンをクリックします。
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ドメインの詳細情報では、属性設定と権限設定を行うことができます。管理コンソールの画面からさまざまな設定を選択したり入力したりすると、システム内で自動的に属性や権限が付加されていきます。通常使用する場合には設定する必要はありません。権限の詳細については「権限の操作」を参照してください。
ドメイン階層リストでドメイン名をクリックすると、所属するユーザリストを表示します。
各ドメインには必ず「asu」というそのドメインでのスーパーユーザ(特権ユーザ)が作成されています。
ユーザリスト (上記の画面の例では、左側のドメイン階層で「/domain1」というドメインを選択したときの 所属ユーザに「asu」というユーザが属していることを示しています。) |
ドメイン階層リストから表示したいドメインを選択し、右側に表示される所属ユーザリストからユーザ名をクリックすると、下部にユーザ名表示バーとユーザ情報が表示され ます。
ユーザリスト (上記の画面の例では、左側のドメイン階層で「/domain1」というドメインを選択したときの 所属ユーザに「duser01」というユーザの情報を示しています。) |
ユーザ権限には以下のような権限があります。
ユーザ管理権限 | 所属ドメイン以下にユーザを作ることが可能になります。 |
システムコネクション管理権限 | システムコネクション設定が可能になります。 |
システムメンテナンス権限 | バックアップしたデータをリストアすることが可能になります。 |
サービス管理権限 | サービスの起動・停止等の操作が可能になります。 |
SSL通信設定権限 | SSL通信に使用する証明書の管理を行うことが可能になります。 |
システム設定管理権限 | 各種システム設定の変更が可能になります。 |
【指定しない場合のホームディレクトリ例】 /domain1/duser01のデフォルトホームディレクトリ C:/asteriahome/flow/home/@domain1/duser01
一度指定したホームディレクトリを変更する場合に、「現在のホームディレクトリを変更先へコピーする」「変更後、既存のホームディレクイトリを削除する」のオプションを指定することができます。
ユーザ作成時に設定したパスワードを変更するには、「パスワード」「パスワード(確認用)」に新しいパスワードを入力して「変更」ボタンをクリックします。
フローサービスはFTPサーバ機能を内蔵しています。FTPサーバ機能を使用するには、「ツール」-「サービス」-「一覧」の画面からサービス名「FtpService」を起動してください。「起動・停止」欄の「起動」ボタンをクリックします。(デフォルトは起動しないようになっています。)
「FTPユーザとして使用する」のチェックボックスをチェックして「変更」ボタンをクリックすると、
このアカウントのユーザ名とパスワードでフローサービス内蔵のFTPサーバにアクセスすることができます。この際、ユーザのホームディレクトリがFTPでのルートディレクトリとなります。
FTPサービスの詳細については「フローサービスマニュアル」の「運用ガイド」の「FTPサービス」を参照してください。
ユーザに対してさまざまな設定を行うことができます。
ユーザがデザイナー上でプロジェクトを作成したり、実行設定を行ったタイミングでプロジェクトと実行設定のエクスポートファイルを自動的に作成することができます。このファイルを使用して別のユーザ上にプロジェクトや実行設定を移行する場合にインポートを行うことができます。
この機能を使用する場合は「プロジェクト更新時にエクスポートファイルを作成する」をチェックし、「エクスポートファイル名」を入力します。エクスポートファイル名はユーザのホームディレクトリからの相対パスです。
ユーザで既存のプロジェクトなどをデザイナーから参照する操作だけにしたい場合、「デザイナーを読取専用で使用する」をチェックします。このユーザでデザイナーから接続すると、プロジェクト、関数コレクション、外部変数セット、ストリーム定義セットが常に読取専用となり更新、削除などの操作はできません。
ユーザがフローサービス管理コンソールにログインした時に表示されるメニューを制限することができます。この機能を有効にするには、まず「設定」-「サービス」-「MC」-「 メニュー編集」画面でメニューテンプレート(表示されるメニューの雛形)を作成してください。そこで作成したメニューテンプレート名がリストに表示されるので、選択して「変更」ボタンをクリックすると、ユーザにメニューテンプレートを適用することができます。
※ユーザにメニューテンプレートを適用してすぐにフローサービス管理コンソール右上にある「ログアウト」リンクでログアウトし、メニューテンプレートを適用したユーザで再度フローサービス管理コンソールにログインしてもメニューテンプレートが反映されていない場合があります。これは、メニューテンプレートの適用には少し時間がかかるためです。そのような場合には少し時間を置いてから、再度フローサービス管理コンソールにログインしてメニューテンプレートが正しく適用されているか確認してください。
ユーザ名表示バーの右側には、詳細情報の表示/非表示を切り替えるアイコンとユーザ証明書管理アイコン
ととユーザの所属ドメインを表示するアイコンと削除アイコン
があります。
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ユーザを削除するには、以下の手順を行います。
ユーザを選択するとユーザ名表示バーが表示されます。
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詳細設定を表示するには、以下の手順を行います。
ユーザを選択するとユーザ名表示バーが表示されます。
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ユーザの詳細情報では、属性設定と権限設定を行うことができます。管理コンソールの画面からさまざまな設定を選択したり入力したりすると、システム内で自動的に属性や権限が付加されていきます。通常使用する場合には設定する必要はありません。権限の詳細については「権限の操作」を参照してください。
ユーザの詳細情報の画面では、左下に「コンテキスト設定」の機能が表示されます。
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フローサービスでは、ユーザのコンテキストパスを指定することができます。
たとえば、「コンテキストパス」に「/test」と設定すると、URL起動するフローの実行設定でURLを「http://xxxx/test/flow1」のように指定して実行することができます。
また、実行設定がされていないURLコンテキストが入力されたとき、「ドキュメントルート」で指定した場所にHTMLなどの静的なファイルがあった場合はそれをレスポンスとして返すことができます。
URLコンテキストの解決順序は以下のようになります。
HTTPユーザとして使用する | コンテキスト設定を行う場合にチェックします。チェックしないと以下の項目を設定することはできません。 |
コンテキストパス | URLの一部となるコンテキストの文字列。 |
Basic認証 | このコンテキストでBasic認証を行うかどうかを指定します。 Basic認証のアカウントとしてはフローサービスアカウントが使用されます。 また、フローが実行された場合には、Basic認証で認証されたフローサービスアカウントがフローの実行ユーザとなります。 ※Basic認証のユーザ名はフローサービスアカウントのフルドメイン名となります。例えば「/guest」、「/testdomain/testuser」のようになります。特に最初の「/」を忘れないように注意してください。 |
ドキュメントルート | このユーザからのホームディレクトリからの相対パスを記述します。 |
ウェルカムページ |
ディレクトリがリクエストされた時にリダイレクトするリソース名が表示されます。 |
リスティング | ディレクトリを公開するかどうかを指定します。 |
Includes |
指定したパターンのファイルを含むようにします。
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Excludes |
指定したパターンのファイルを除外します。 |
最大ボディサイズ(KB) | HTTPリクエストのボディとして受け入れることのできる最大サイズをKB(キロバイト)単位で指定します。 |
フローの直接実行を許可する | ドキュメントルート以下で作成されたフローを実行設定なしで実行することを許可する場合はチェックします。 実行URLは「コンテキストパス/[ドキュメントルート以下のプロジェクトファイルまでのフォルダ/]プロジェクトファイル名/フロー名」となります。 (フロー名に日本語が含まれる場合は直接実行はできません。またフローのプロパティ「HTTPでの呼出しを許可」がtrueになっている必要があります。) |
初回アクセス時の自動登録を有効にする | チェックを入れた場合未登録のプロジェクトでも直接実行が可能になります。 ドキュメントルート以下のフォルダにxfpファイルをコピーするだけでHTTPからのフローの実行が可能になります。 |
直接実行するデフォルトのフロー名 | 直接実行では実行するフローを特定するためにURLで「プロジェクトファイル名/フロー名」を指定しますが、プロジェクトファイル名までしか指定されなかった場合にリダイレクトするフロー名を指定します。 |
ユーザの詳細情報の画面では、左下に「コンテキスト設定」の機能が表示されます。
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フローサービスでバージョン管理を使用する場合、使用するSubversionサーバーの設定を行います。設定する前に、Subversionサーバーをインストール、起動しておきます。
※ バージョン管理を行うためには別途Subversionサーバーをインストールする必要があります。Subversionの設定方法についてはSubversionの公式ページを参照してください。
バージョン管理については、「フローサービスマニュアル」の「フローデザイナー」-「バージョン管理」を参照してください。
バージョン管理を使用する | バージョン管理を使用する場合にチェックします。チェックしないと以下の項目を設定することはできません。 |
Subversion URL | 使用するSubversionサーバのURLを指定します。指定のURLとユーザーのホームディレクトリが同期して管理されます。 |
Subversion ユーザー名 | 使用するSubversionサーバーで有効なユーザー名を指定します。 |
Subversion パスワード | 上記ユーザー名に指定したユーザーのパスワードを記述します。 ここまでの3つの項目は必須項目です。認証なしの設定でバージョン管理を使用することはできません。 |
無視するファイルのパターン |
バージョン管理で無視するファイルのパターンを指定します。 「,」で区切って複数指定可能でありワイルドカードとして「*」「?」が使用できます。 通常はデフォルトで指定されている「*.xfp2(プロジェクト中間ファイル)」や「*.$$$(ロックファイル)」を変更する必要はなく、必要に応じて追加のみを行います。 ※ 無視ファイルの設定はデザイナー上で個別に設定することもできます。 |
ロックが必要なファイルのパターン | 編集操作にロックが必要かどうかを指定します。 「,」で区切って複数指定可能でありワイルドカードとして「*」「?」が使用できます。 設定されているパターンにマッチするファイルはデザイナーでの編集時にロックが必要になります。 リポジトリへの追加時にファイルに対して「svn:needs-lock」属性が付加されます。 設定しない場合、すべてのファイルがロックが必要でないようになります。 |
URLに対応するフォルダをリポジトリに作成する |
Subversionサーバーに指定のURLに対応するフォルダが存在しない場合、このチェックを入れて設定を行うとSubversionサーバー側に
フォルダが作成されます。 このチェックはURL変更時にのみ有効です。変更を行った後はチェックは解除されます。 |
この画面からリポジトリの任意のリビジョンにホームディレクトリを同期することができます。
同期を行う場合は「最新リビジョン」または「リビジョン番号」に任意のリビジョン番号を指定して「同期」ボタンをクリックしてください。
※この画面で各リビジョンの詳細情報を確認することはできません。
リビジョンの詳細情報はリポジトリを設定しているユーザーでログインして「状態」-「バージョン管理」の画面を参照してください。
フローサービスでは、ユーザごとに証明書を設定することができます。
ユーザごとの証明書管理画面を表示するには、ユーザ名表示バーの右側にある
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上記ボタンを押すと下記のような画面が表示されます。
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フローサービスでは、システム権限とユーザ権限の2種類があります。
権限は基本的に単純な文字列であり、サービス上からその文字列を持っているかどうかで、権限があるかどうかが判断されます。すべての権限名は 「asteria.」で始まる必要があり、「asteria.<ドメイン>.<権限名>」という構造になっています。<ド メイン>の部分は対象のドメイン名になり、ドメインが階層構造を持つ場合は階層を「.」で記述します。
またワイルドカードであるアスタリスク('*')を指定することも可能で、この場合そのドメインの下位の権限のすべてを持つことを表します。
addGroupRole | ドメインにロールが付与する権限 |
removeGroupRole | ドメインからロールを削除する権限 |
createGroup | そのドメインの下位にドメインを作成する権限 |
existUser | システム内部でユーザが存在することを確認する権限 |
createUser | そのドメイン内でユーザを作成する権限 |
asteria.FtpService.login | フローサービスが持つFTPサービスにログインするための権限 |
asteria.FtpService.write | フローサービスが持つFTPサービスにログインし、ファイルを書き込むための権限 |
addAttribute | ドメインに属性を付加するための権限 |
existUser | システム内部でユーザが存在することを確認する権限 |
addRole | ユーザにロールを付与する権限 |
removeRole | ユーザからロールを削除する権限 |
addAttribute | ユーザの属性を追加する権限 |
setAttribute | ユーザの属性を設定する権限 |
removeAttribute | ユーザの属性を削除する権限 |
removeUser | ユーザを削除する権限 |
changePassword | ユーザのパスワードを変更する権限 |
asteria.FtpService.login | フローサービスが持つFTPサービスにログインするための権限 |
asteria.FtpService.write | フローサービスが持つFTPサービスにログインし、ファイルを書き込むための権限 |
ドメインに権限を作成するには、以下の手順を行います。
ドメインから権限を削除するには、以下の手順を行います。
ユーザに権限を作成するには、以下の手順を行います。
ユーザから権限を削除するには、以下の手順を行います。
フローサービスで記録されたログのメンテナンスを行います。ログについては、「フローサービスマニュアル」の「運用ガイド」-「メンテナンス」を参照してください。
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ログファイルをサーバーからダウンロードします。ファイルは、zip形式でダウンロードされます。
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ログファイルをダウンロードするには、以下の手順を行います。
過去の日付のログファイルをフローサービスのログディレクトリから削除します。
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過去のログファイルを削除するには、以下の手順を行います。
過去日付のログファイルを自動的に削除していくことができます。
自動的にログの削除を行うには、ログを削除するスケジュールを登録します。登録されたスケジュールに基づいてログファイルが削除されていきます。
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スケジュールの種類は以下のとおりです。
スケジュールの種類 | パス |
設定なし |
過去の日付のログの削除を行いません。 |
毎日、指定時刻に実行するスケジュールを設定する |
毎日、指定された時刻に過去の日付のログの削除を行います。 |
毎週、指定曜日に実行するスケジュールを設定する |
毎週、指定された曜日に過去の日付のログの削除を行います。 |
毎月、指定日付に実行するスケジュールを設定する | 毎月、指定された日付に過去の日付のログの削除を行います。 |
すでにスケジュールを登録しているがそのスケジュールを中止したい場合は、「設定なし」を選択して「スケジュールを登録」のボタンを押してくださ い。
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「毎日、指定時刻に実行するスケジュールを設定する」を選択した場合は、以下の2項目を入力してスケジュールを登録します。
保存期間 | 「ログを何日分保存しておくか」を日数で指定します。指定した日数以上の過去のログはスケジュールにより自動的に削除されます。 |
実行時刻 | ログの削除を行う時刻を指定します。この指定した時間にログの削除が行われます。 |
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「毎週、指定曜日に実行するスケジュールを設定する 」を選択した場合は、以下の3項目を入力してスケジュールを登録します。
保存期間 | 「ログを何日分保存しておくか」を日数で指定します。指定した日数以上の過去のログはスケジュールにより自動的に削除されます。 |
実行時刻 | ログの削除を行う時刻を指定します。この指定した時間にログの削除が行われます。 |
曜日 | 指定した曜日にログの削除を行います。ログの削除を行いたい曜日を複数選択することができます。 |
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「毎月、指定日付に実行するスケジュールを設定する 」を選択した場合は、以下の3項目を入力してスケジュールを登録します。
保存期間 | 「ログを何日分保存しておくか」を日数で指定します。指定した日数以上の過去のログはスケジュールにより自動的に削除されます。 |
実行時刻 | ログの削除を行う時刻を指定します。この指定した時間にログの削除が行われます。 |
実行日 | 指定した日にログの削除を行います。ログの削除を行いたい日を複数選択することができます。 |
フローサービスの設定情報のバックアップを行うことができます。
フローサービスを構成している各サービスを起動している場合、各サービスの設定情報やログはファイルとして記録されています。それらのフローサービスシステ
ム環境ファイルのバックアップを行うことができます。各サービスを起動している場合、定期的にバックアップを行うことをおすすめします。
フローサービスの各サービスについては「フローサービスマニュアル」の「はじめに」-「フローサービスとは」-「フローサービスのプロセス構成」を参照してください。また、各サービスの稼動状態については「ツール」-「サービス」で確認することがで
きます。
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フローサービスのシステム環境のバックアップを行うことができます。
バックアップを行うと、[INSTALL_DIR]/flow/backupにバックアップ対象サービスごとにバックアップファイルがZIP形式で作成され
ます。
作成したバックアップファイルは、サーバー内に保存したり、ローカル(Webブラウザ端末側)にダウンロードしたりすることができます。
システム環境をバックアップするには、以下の手順を行います。
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実際にバックアップするディレクトリのパスは以下のとおりです。([INSTALL_DIR]/flowからのパスで示します。)
バックアップディレクトリ | パス |
conf | conf |
data | data |
log | log |
フローサービスのサービス環境のバックアップを行うことができます。
バックアップを行うと、[INSTALL_DIR]/flow/backupにバックアップ対象サービスごとにバックアップファイルがZIP形式で作成され
ます。
作成したバックアップファイルは、サーバー内に保存したり、ローカル(Webブラウザ端末側)にダウンロードしたりすることができます。
サービス環境をバックアップするには、以下の手順を行います。
![]() |
実際にバックアップするディレクトリのパスは以下のとおりです。([INSTALL_DIR]/flowからのパスで示します。)
サービス | バックアップディレクトリ | パス |
flowservice | conf | services/flowservice/conf |
data | services/flowservice/data | |
ftpservice | conf | services/ftpservice/conf |
前述の「バックアップ」で記録したサーバーの環境のリストアを行うことができます。
データのリストアする場合、ローカル(Web端末側)に保存されたバックアップファイルを使用する方法と、サーバー内に保持されているバックアップファイルを使用する方法の2種類があります。
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ローカル(Web端末側)にあるバックアップファイルから環境をリストアするには、以下の手順を行います。
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サーバー内のバックアップファイルからリストアするには、以下の手順を行います。
サーバー内のバックアップファイルからバックアップファイルを削除するには、以下の手順を行います。
サーバー内のバックアップファイルからバックアップファイルの内容を確認するには、以下の手順を行います。
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ローカル(Web端末側)にあるバックアップファイルから環境をリストアするには、以下の手順を行います。
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サーバー内のバックアップファイルからリストアするには、以下の手順を行います。
サーバー内のバックアップファイルからバックアップファイルを削除するには、以下の手順を行います。
サーバー内のバックアップファイルからバックアップファイルの内容を確認するには、以下の手順を行います。
フローサービスのスケジュール機能で使うシステムカレンダーの休日の設定/詳細表示を行うことができます。
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フローをスケジュール管理で実行する場合に使用するカレンダーをフローサービスのシステムカレンダーと呼びます。システムカレンダーに名前を付けて
管理することで複数のシステムカレンダーをもつことができます。
何曜日を休日にする、会社の創立記念日を休日にする、などといった休日の設定を自由に行うことができるので、会社の営業日カレンダーにあわせたり、システ
ム稼動カレンダーにあわせたフローサービスのシステムカレンダーを作成することができます。システムカレンダーとフローのスケジュール実行を関連付けて、
フローを休日には実行しない、フローを休日明けに実行するなどのフローを実行する制御を行うことができます。
フローサービスのスケジュール機能で使うシステムカレンダーを作成します。このカレンダーには休日の設定を行うことができます。
カレンダーの作成するには、以下の手順を行います。
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カレンダーの詳細を表示するには、以下の手順を行います。
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休日を変更したい場合、この画面で行うことができます。
休日設定を変更するには、以下の手順を行います。
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カレンダーを削除するには、以下の手順を行います。
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サーバー上で動作している各サービスの状態の参照や停止・起動を行うことができます。
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フローサービスは複数のサービスによって構成されています。
それぞれのサービスについては「フローサービスマニュアル」の「はじめに」-「フローサービスとは」-「フローサービスのプロセス構成」を参照してください。
インストールされているサービスプロセス一覧画面でサーバー上で動作している各サービスの状態を参照することができます。また、各サービスの起動方法の変更、サービスの停止・起動、Garbage Collection、強制終了を行うこともできます。
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サービスの停止・起動には時間がかかりますので、「再表示」リンクをクリックして「現在の状態」を確認することができます。
サービスプロセス一覧画面の「起動方法」欄で現在の起動方法を確認できます。「自動」の場合、 サーバーを起動するときにサービスも起動されます。「手動」の場合、サーバーを起動するときにサービスは起動されませんので、 下記「サービスを起動する」を参照して起動するか、またはfsctrlコマンドを使用して起動します。fsctrlコマンドについては「フローサービス運用ガイド」の「1.2. コマンドラインからの起動と停止」を参照してください。
サービスの起動方法を変更するには、「自動・手動」欄の「自動」または「手動」ボタンをクリックします。
サービスの現在の状態を表示します。
現在の状態としては「起動処理中」「起動」「停止処理中」「停止」「異常終了」の5つがあります。
サービスを起動するには、「起動/停止」欄の「起動」ボタンをクリックします。
起動には時間がかかりますので、「再表示」リンクをクリックして「現在の状態」を確認することができます。
サービスを停止するには、「起動/停止」欄の「停止」ボタンをクリックします。
停止には時間がかかりますので、「再表示」リンクをクリックして「現在の状態」を確認することができます。
サービスが確保している不要なメモリを解放します。この機能を実行することによりメモリ効率が良くなり、サービスの稼動状態が向上する可能性があり
ます。
Garbage Collectionを実行するには、「Garbage Collection」欄の「実行」ボタンをクリックします。
「起動・停止」機能で「停止」ボタンをクリックしてもサービスが停止しない場合のみ使用してください。
サービスを強制終了するには、「強制終了」欄の「終了」ボタンをクリックします。
サービスのプロセスの詳細な状況を参照することができます。
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サービス名 | サービス名が表示されます。 |
TOTL | サービスが使用している総メモリ量が表示されます。 |
FREE | サービスが使用している総メモリ量の内の空きメモリ量が表示されます。 |
プロセス名 | プロセス名が表示されます。 |
QMAX | リクエストキューの最大値が表示されます。 |
QUEU | リクエストキューに溜まっているリクエストの数が表示されます。 |
RACC | リクエストを受け入れた数が表示されます。 |
RWIN | 処理スレッドがリクエストの処理を開始した数が表示されます。 |
RWOT | 処理スレッドがリクエストの処理を完了した数が表示されます。 |
PMAX | 処理スレッドがリクエストを処理するのに要した時間の最大値が表示されます。 |
PMIN | 処理スレッドがリクエストを処理するのに要した時間の最小値が表示されます。 |
WMAX | 処理スレッドの最大値が表示されます。処理スレッドの最大同時並行数です。 |
WPOL | 処理スレッドのスレッドプールの数が表示されます。 |
WRUN | 実行中の処理スレッドの数が表示されます。 |
WDED | 処理に時間がかかってタイムアウトと認識されたスレッドの数が表示されます。処理が完了してスレッドが正常終了した場合、この値は減少します。 |
フローサービスの起動・停止、および、フローサービス内で使用されているリソース(データベースへの接続プールなど)のクリアを行うことができま す。
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フローサービスの現在の状態が表示されます。
フローサービスの状態には「開始中」「開始」「無効」「停止中」「停止」「異常終了」の6つがあります。
フローサービスの現在の起動方法が表示されます。
フローサービスの起動方法には「自動」「手動」があります。
フローサービスの起動と停止を行います。
フローサービスの起動と停止には時間がかかりますので、「再表示」リンクをクリックして「サービスの状態」欄を確認してください。
フローサービスが新規のリクエストを受け付けられる状態(有効)にするか、受け付けられない状態(無効)にするかを設定します。
「有効」の時は「サービスの状態」には「開始」と表示されます。「無効」の時は「サービスの状態」には「無効」と表示されます。
「無効」に設定しても、現在実行中のフローはそのまま実行されます。また、「無効」の状態でフローサービスを再起動しても「有効」の状態でフローサービスは起動されます。
フローサービスを有効にしたり無効にしたりするには時間がかかることがありますので、「再表示」リンクをクリックして「サービスの状態」欄を確認してください。
サーバー起動時にフローサービスを自動的に起動させるかどうかを設定します。
現在の起動方法は「サービスの起動方法」欄に表示されています。「自動」に設定した場合は、サーバー起動時にフローサービスも自動的に起動されま
す。「手動」に設定した場合は、サーバーの起動時にフローサービスは自動的に起動されませんので、フローサービスを起動したい場合には「サービスの
起動・停止」欄によりフローサービスを起動してください。
フローサービスが確保している不要なメモリを解放します。
この機能を実行することによりメモリ効率が良くなり、フローサービスの実行速度が向上する可能性があります。
フローサービスを強制終了します。
「サービスの起動・停止」機能でフローサービスが停止しない場合のみ使用してください。サーバーの停止が行われていない場合、フローサービスを強制
終了してもサーバーにより再び自動的に起動されます。
フローサービスが保持している古いフローサービスアカウントの情報をクリアし、フローサービスで最新のフローサービスアカウント情報が使用されま す。フローサービスでは一度使用したフローサービスアカウントの情報を保持して再利用しています。そのため、フローサービスアカウントを変更した場合など に、最新のフローサービスアカウントの情報が使用されずにフローサービスで保持している古いフローサービスアカウントの情報が使用されてしまう可能性があ ります。
フローサービスが保持しているデータベース接続をクリアし、フローサービスで新たにデータベース接続を行うようになります。フローサービスでは一度 使用したデータベース接続を保持して再利用しています。そのため、保持されているデータベース接続が何らかの原因により異常な状態になった場合、例えば、 データベースサーバを再起動した場合等、フローサービスの中に保存されているデータベース接続が使用されると、データベース操作がエラーになります。
フローサービスが保持している古いプロジェクトの情報をクリアし、フローサービスで最新のプロジェクトの情報が使用されます。フローサービスでは一 度使用したプロジェクトの情報を保持して再利用しています。そのため、プロジェクトファイルをコピーしたり、フローサービスアカウントの情報を変更した場 合に、最新のプロジェクトの情報が使用されずにフローサービスで保持している古いプロジェクトの情報が使用されてしまう可能性があります。
「アカウント情報キャッシュのクリア」「データベース接続プールのクリア」「プロジェクトキャッシュのクリア」を一度に実行します。