JFT - JCコマンドを実行する

JCコマンドを実行します。
JFT/LiteのSOAPインタフェースモジュールを使用してJCコマンドを実行します。選択したコマンドに必要なプロパティを設定して下さい。選択したコマンドに不必要なプロパティに値が設定されている場合無視されます。動作に必要な設定については、下記トピック「動作に必要な設定」を参照してください。
コマンドにオプションを設定する場合はオプションに各オプションを設定します。

■ストリーム情報

入力フォーマットXML,CSV,FixedLength,Text,HTML,Binary,MIME
接続数1
出力フォーマットXML,CSV,FixedLength,Text,HTML,Binary,MIME
説明 入力ストリームをそのまま出力します。

■コンポーネントプロパティ

名前プロパティ型マッピング説明
JFTサーバーURLstring入力&出力 コマンド実行を行うJFTサーバーを指定します。
SOAPインタフェースの受け付け先は、JFT/LiteWSから起動するTomcatになります。 フローサービスと同じマシンにJFT/Lite、JFT/LiteWSをインストールして8080ポートでTomcatを起動した場合、localhost:8080を設定します。
実行するコマンドchoice入力&出力 実行するコマンドを選択します。
選択したコマンドに使用できるプロパティが表示されます。
実行可能なコマンドについては下記トピック「実行するコマンド」を参照してください。
相手先リストstring入力&出力 JFT/Liteで管理している相手先情報マスタで定義されている相手先名のリストを指定します。
複数相手先名を指定したい場合は、カンマ(,)区切りで指定します。
相手先名string入力&出力 JFT/Liteで管理している相手先情報マスタで定義されている相手先名を指定します。
ファイル名string入力&出力 JFT/Liteで管理しているファイル情報マスタで定義されているファイル名を指定します。
ファイル名を“*”(アスタリスク)指定すると、該当するファイルでJFT/Liteが管理している管理情報の中で最も古い情報(LRU)に対して実行します。
例えば SEND* と指定すると、JFT/Liteで管理されているファイル情報マスタのファイル名が先頭に”SEND”と定義されたファイルのうち、最も古い情報に対して実行されます。
送受信モードchoice入力&出力 送受信モードを指定します。
ファイル名で指定したファイルが送信ファイルか受信ファイルかを選択します。
S-送信
R-受信
発着信モードchoice入力&出力 発着信モードを選択します。
“発信”で待ち登録した場合、「待ち起動」コマンドで起動を行わないとファイル転送処理されません
また、“着信”で待ち登録した場合は、相手先からの接続を自動的に受け付け、該当するファイルの転送処理が開始されます
T-発信
A-着信
着信モードchoice入力&出力 着信モードを選択します。
ON-着信有効
OFF-着信無効
JOB結果choice入力&出力 JOB結果が正常終了か異常終了かのステータスを設定します。
リセットするとJOBステータスは、IDLEになります。
OK-正常
NG-異常
RT-リセット
ホールドモードchoice入力&出力 該当ファイルに対して、ホールド/ホールド解除のホールドモードを指定します。
ON-ホールド
OFF-ホールド解除
再送区分choice入力&出力 該当ファイルに対して、再送扱いする/しないの再送区分を指定します。
ST-再送扱いしない
RE-再送扱いする
オペレーションログ文字列string入力&出力 業務アプリケーションにてログ内容を指定します。
このログは、オペレーションログとして出力されます。
コマンドの実行結果コードstring入力&出力 コマンドインタフェース呼び出しの実行結果コードが返ります。
コマンドの実行結果情報string入力&出力 コマンドインタフェース呼び出しの結果情報が返ります。
コマンドの実行結果詳細string入力&出力 コマンドインタフェース呼び出しの結果詳細が返ります。
オプションcategory入力&出力 コマンドインタフェース呼び出しへオプションを追加する場合に指定します。
パラメータ名にJCコマンドに付けるオプションを選択し、にオプション値を入力します。選択したJCコマンドに使用できないオプションを入力した場合、無視されます。
指定可能なオプションについては下記トピック「実行するコマンドのオプション」を参照してください。

■エラー処理

タイプパラ
メータ
エラー処理フロー
へのストリーム
エラー
コード
説明
汎用 なし コンポーネントの入力ストリーム なし コマンドインタフェース呼び出しが異常終了した場合:システム変数の「エラー処理」パラメータ値1~4に、ExitCode、ResultInfo、ResultDetail、Actorが返されます。

■実行するコマンド

各コマンドで設定するパラメータ、指定できるオプションについての詳細はJFTのマニュアルを参照して下さい。

JcJobStart起動登録[オプション -f -u -c -n -d -q -ip -port -v -h] 相手先リスト ファイル名 送受信モード
JcJobRestart起動再登録[オプション -c -n -ip port -v -h] 相手先名 ファイル名 送受信モード
JcJobWait待ち登録[オプション -f -u -c -n -ip -port -d -q -v -h] 相手先リスト ファイル名 送受信モード 発着信モード
JcJobRewait待ち再登録[オプション -c -n -ip -port -v -h] 相手先名 ファイル名 送受信モード 発着信モード
JcJobWaitStart待ち起動[オプション -p -f -g -t -c -n -ip -port -v -h]
JcJobStsChangeJOBステータス変更[オプション -c -n -ip -port -v -h] 相手先名 ファイル名 送受信モード 発着信モード ステータス
JcFileMngDeleteファイル管理削除[オプション -c -n -ip -port -v -h] 相手先名 ファイル名 送受信モード 発着信モード
JcCleanupクリーンナップ[オプション -c -n -ip -port -v -h]
JcArrivalService着信サービス制御[オプション -c -n -ip -port -v -h] 着信モード
JcFileHoldファイルホールド[オプション -c -n -ip -port -v -h] 相手先名 ファイル名 送受信モード 発着信モード ホールドモード
JcRetryCancelリトライキャンセル[オプション -c -n -ip -port -v -h] 相手先名 ファイル名 送受信モード
JcComDisc通信中断[オプション -c -n -ip -port -v -h] 相手先名
JcRetransChange再送区分変更[オプション -c -n -ip -port -v -h] 相手先名 ファイル名 送受信モード 発着信モード 再送区分
JcIpChangeIPアドレス切替[オプション -i -c -n -ip -port -v -h] 相手先名
JcReferFileStsステータス照会[オプション -c -n -ip -port -j -v -h] 相手先名 ファイル名 送受信モード 発着信モード
JcLogServiceログ出力[オプション -c -n -ip -port -v -h] ログ内容

■実行するコマンドのオプション

-p:相手先名 JFT/Liteで管理している相手先情報マスタで定義されている相手先名
-f:物理ファイル名 JFT/Liteで管理しているファイル情報マスタで定義されているファイル名
-g:相手先グループ名 JFT/Liteで管理している相手先情報マスタで定義されている相手先グループ名
-t:送受信モード ファイル名で指定したファイルが送信ファイルなのか受信ファイルなのかを指定します。
指定した送受信モードのファイルが対象となります
-u:ユーザ引継情報 指定されたユーザ引継情報を、後続バッチのパラメータとして渡します
-c:コマンドID オペレーションログ(誰がどういうオペレーションを行ったかを記録するログ)に記録されます。デフォルトは「JOB」です
-n:コマンド名 オペレーションログ(誰がどういうオペレーションを行ったかを記録するログ)に記録されます。デフォルトは「業務APL」です
-d:強制登録指定 強制登録を行う場合に指定します。
※このオプションは、Valueを必要としません。Valueに値を設定した場合オプションとして登録されません。
-q:ユニーク番号付与 集信(受信)する物理ファイル名にユニーク番号を付与したい場合に指定します。
送受信モードが“受信”の場合に有効です
※このオプションは、Valueを必要としません。Valueに値を設定した場合オプションとして登録されません。
-i:IPアドレス区分 [IP1:第1IPアドレス IP2:第2IPアドレス]
当パラメータに従って相手先情報のIPアドレスの切り替えを行います
-ip:IPアドレス JCサーバのIPアドレスを指定します。
デフォルトは、”localhost”です
-port:ポート番号 JCサーバのポート番号を指定します。
デフォルトは、”25000”です
-j:ジョブステータス照合 指定されたファイルのJOBステータスを照合します。
実行するコマンドがJcReferFileStsのときのみ有効です。
※このオプションは、Valueを必要としません。Valueに値を設定した場合オプションとして登録されません。
-v:詳細処理情報表示 コマンド実行時の詳細情報を標準出力します。
※このオプションは、Valueを必要としません。Valueに値を設定した場合オプションとして登録されません。
-h:ヘルプ ヘルプが表示されます
※このオプションは、Valueを必要としません。Valueに値を設定した場合オプションとして登録されません。
※このオプションの動作は保障されません。

■動作に必要な設定

JFTコンポーネントを使用するには、以下の環境が必要です。

JFT/LiteおよびJFT/LiteWS(SOAPインターフェイスモジュール)は全銀TCPIPアダプターとともに提供されます。Java2 SDKはJava2 Platform, Standard Edition (J2SE) (http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/)から入手してください。

インストール

インストールの方法については、各製品のマニュアルを参照してください。

フローサービスへのSOAPインタフェースモジュールの導入

ライブラリの編集

JFT/LiteWSでSOAPインタフェースモジュール用に提供しているjftwsclient.zipに含まれる下記ライブラリを編集します。

ライブラリのコピー

編集した上記4つのファイルを以下のディレクトリにコピーします。

[INSTALL_DIR]/flow/lib/ext

■動作確認の手順

フローサービス、フローデザイナーを使用したJFTコンポーネントの動作確認方法を説明します。

環境設定

動作確認用フローの作成

  1. フローデザイナーを起動、任意のユーザーでログインし、以下のようなフローを作成します。
    Start→JFT→Mapper→EndResponse
  2. JFTコンポーネントのプロパティーを以下のように設定します。
    • JFTサーバーURL:192.168.1.1:8080
    • 実行するコマンド:JcLogService
    • オペレーションログ文字列:ZENGIN TEST LOG
  3. MapperのCSVフィールドにレスポンスコード、終了情報、詳細情報を追加し、下記のようにマッピングします。
  4. フローを保存します。

このときエラーが表示される場合は、上記「環境設定」を確認して下さい。

動作確認用フローの実行

  1. フローデザイナーの「フローの実行」をクリックし、作成したフローを実行します。
  2. フローデザイナーから実行のチェックボックスを選択し、「実行」ボタンをクリックします。
  3. 以下のようにフローが正常終了することにより、JFTコンポーネントによるSOAPインタフェースを使用したJCコマンドの動作を確認することができます。また、JcMonitor/ログ照会/オペレーションログから、実行したログ出力結果を見ることができます。

補足

コマンドの実行結果コードコマンドの実行結果情報コマンドの実行結果詳細の各プロパティは、JCコマンドを実行した結果が返ります。この3つのプロパティを調べることでJCコマンドの結果を調べることができます。