<<2007/3/1更新>> ASTERIA WARP リリースノート(2007.3) はじめに 本資料は、ASTERIA WARPにおける新機能について説明します。 ASTERIA WARPリリース後の更新履歴についてはUpdateNotes.txtを参照してください。 * 以下、[INSTALL_DIR]はASTERIAサーバーのインストールフォルダーを指します。 -------------------------------------------------------------------------- 以前のリリースからのアップグレードについて 【旧バージョンがインストールされているマシンへのインストール】 ASTRIA R2(Rev.E)やASTERIA 3のインストールされているマシンへASTERIA WARPを インストールする場合、次の点に注意してください。 1. 旧バージョンのASTERIAと同じフォルダにインストールしてはいけません。 2. 旧バージョンのASTERIAと同時に稼動させるにはポート番号を重ならないように 設定する必要があります。 【旧バージョンとの互換性について】 ★ASTERIA WARP Flow Designerは旧バージョンのASTERIA Serverに接続できません。 それぞれのバージョンに対応したASTERIA Designerをお使いください。 ★旧バージョンのASTERIA Designerは、ASTERIA WARP Flow Serviceに接続できません。 ASTERIA WARP Flow Serviceに接続するにはASTERIA WARP Flow Designerをお使いく ださい。 ★ASTERIA R2の環境からの移行はサポートされません。 ★ASTERIA3のユーザー内に作成されたフローはASTERIA WARP上のアプリケーションと してインポートし、そのまま運用することができます。 ただし、この場合ASTERIA WARP Flow Designerでは編集できません。ASTERIA WARP Flow Designerで編集するには、ASTERIA WARP用のプロジェクトにコンバーターで 変換する必要があります。詳しくは「環境移行ガイド」を参照ください。 ★その他の変更点については、【ASTERIA3からの移行に関連するフローサービスの重要 な変更点】を参照してください。 -------------------------------------------------------------------------- 【ASTERIA WARPのメジャーな新機能】 ★パイプラインサービスの追加 Enterprise Service Pipeline(ESP)の概念を実装したパイプラインサービスが追加 されました。 Simple,Speedy,Safetyのコンセプトの元、従来のASTERIAよりもさらに迅速、簡単、 安全に「つなぐ」を実現できるようになりました。 ★フローデザイナーのリニューアル ASTERIA Designerが多くの新機能が搭載し、ASTERIA WARP Flow Designerとして リニューアルされました。 --------------------------------------------------------------------------- -- フローサービスの機能強化、仕様変更について ----------------------------- --------------------------------------------------------------------------- 【ASTERIA3からの移行に関連するフローサービスの重要な変更点】 ★データフォルダーの変更 ユーザーのデフォルトホームフォルダーを含む各種データを保存するフォルダー がASTERIAのインストールフォルダー配下からインストール時に指定するように変更 されました。Windows版の既定値は「c:\asteriahome」になります。 ★フローのプロジェクトファイルフォーマットの変更 フローのプロジェクトファイル(xfpファイル)のフォーマットが変更されました。 ASTERIA3で作成したプロジェクトファイルはASTERIA WARP Flow Serviceでそのまま 実行することができますが、ASTERIA WARP Flow Designerで編集するためには コンバートツールでの変換が必要です。 ★プロジェクト定数とセッション変数の定義方法変更 これまでプロジェクト単位で定義していた定数とセッション変数が、外部変数として 定義するようになりました。 この変更によりプロジェクトをまたいでこれらの変数を参照することができるように なります。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合、 <プロジェクトファイル名>.xvar いう外部変数ファイルが作成されます。 Mapperと条件式の変換はコンバータで行われますが、Velocityテンプレートからそれら の変数を参照している場合は修正が必要です。 ★StartコンポーネントのArgumentがフロー変数と統合 フローの引数はこれまでStartコンポーネントのArgumentプロパティとして定義されて いましたが、publicなフロー変数として定義するように変更されました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合、Start#Argumentで定義された 内容がそのままフロー変数にコピーされます。 同名のフロー変数が既に定義されている場合はそれらは同じものとして扱われます。 (同じ名前の変数が別の意味で使用されている場合はコンバートしたファイルは正しく 動作しません。) ★マッパーのRecordNoが1ベースに変更 マッパーのRecordNoが0ベースの番号から1ベースの番号に変更になりました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合のみ、マッパーに「レコード 番号は0ベース」というプロパティが表示されます。コンバート時にはこのプロパティ 値はtrueになるので、ASTERIA3からの移行プロジェクトではレコード番号は0ベースに なります。 ★EndResponseコンポーネントの分割 これまでEndResponseコンポーネントのプロパティ指定で行っていた - NextFlow - ExceptionReturn の機能が別コンポーネントに分離されました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合、適切なコンポーネントに 変換されます。 ★終了コンポーネントのCloseSessionプロパティ廃止 これまで終了コンポーネントにあったCloseSessionプロパティは廃止され、フローの セッションプロパティとなりました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合、終了コンポーネントの CloseSessionプロパティの値がフローのセッションプロパティにコピーされますが、 一つのフローの中で複数の終了コンポーネントが別の値を指定している場合は正し く変換できません。 ★レコード件数を示すコンポーネントプロパティの廃止 マッパーでレコード件数が取得できるようになりました。 これに伴い、FileListコンポーネント、RDB(Get)コンポーネントにあったレコード数 を取得するためのプロパティは廃止になりました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合、マッピングはマッパーの レコード件数に付け替えられます。 ★ParallelFilterEndコンポーネントの廃止 ASTERIA3では複数のコンポーネントからマッパーにつなぐ場合はマッパーの前に ParallelFilterEndコンポーネントを置く必要がありましたが直接マッパーに接続 することが可能になりました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合、直接マッパーに接続する ように変換されます。 ★StreamVariablesコンポーネントの廃止(マッパーに統合) ASTERIA3ではストリーム変数の追加はStreamVariablesコンポーネントを使用して いましたが、マッパー変数として追加できるようになりました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合もコンバートではそのまま 表示され、コンポーネントもそのまま利用できますが、パレットからの追加はでき ません。 ★RDBGetでSQLBuilder変更 RDBGetコンポーネントのSQLBuilderが新しいモデルに変更されました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合、SQL文のみコピーされます。 取得テーブルなどの情報は移行されませんが、フローの実行には問題ありません。 ★マッパーのレイヤー仕様変更 マッパーのレイヤーの仕様が変更されました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合、すべてデフォルトのレイヤ ーに移行されますので、再定義する必要があります。 ★トランザクション仕様変更 トランザクションの実装モデルが変更されました。 これによりこれまではコネクションを使用したトランザクション以外はNextFlowに 引き継がれなかったのがすべて引き継がれるようになりました。 既存のフローのトランザクション処理には影響ありません。 ★アプリケーションログのマクロ書式変更 アプリケーションログのマクロ書式が独自書式からプロパティ式に変更になりました。 (プロパティで使用するプロパティ式と同じ書式です。) これまでの書式のマクロも使用可能ですが、今後は新書式を使用してください。 古い書式は今後のバージョンでサポートされなくなる可能性があります。 ★ファイルパスの扱いの修正 プロジェクトが任意のフォルダーで作成できるようになったことに伴い、ファイル パスを扱うコンポーネント(マッパー関数)では相対パスの起点を指定するように なりました。 プロパティ値が相対パスの場合の起点を「プロジェクトフォルダ」と「ホームディレ クトリ」から選択します。(実行ユーザーに対応したコンポーネントの場合は選択肢に 「実行ユーザーのホームフォルダー」が加わります。) ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合、相対パスの起点は「プロ ジェクトフォルダ」になります。 ★Binary関数群からエンコーディング関連のプロパティを廃止 ASTERIA3では文字列をエンコーディングを指定してバイト列として扱う場合バイナリ 関数を使用していましたが、文字列関数で扱うように変更になりました。 これに伴い、バイナリ関数からはエンコーディング関連のプロパティが廃止されまし た。(LEFTB, RIGHTB, MIDB, REPLACEB, TRUNCATEB, LENB) 新しい文字列関数を利用した場合、従来起きていた文字の泣き別れ現象は発生しなく なります。(ただし、iso-2022-jpなどのShiftIn/ShiftOutがあるエンコーディングは 扱えません。) ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合は、プロパティが表示され、 そのまま利用できます。 ★CALC関数の廃止(Addなどの個別関数に統合) Add, Subtract, Multiply, Divide, Modの各関数にデータプロパティが追加され、 CALC関数が廃止されました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合、関数はそのまま表示され、 利用できます。 ★BodyDecodeコンポーネントの廃止(HttpStartコンポーネントの追加) ブラウザから実行するフローを作成するためのHttpStartコンポーネントが追加され ました。 添付ファイルや一つのパラメーターに複数の値がある場合も取得できるようになります 。これに伴い、BodyDecodeコンポーネントは廃止されました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合は、コンポーネントはそのま ま表示され、利用できます。 (通常のStartコンポーネントを使用してもブラウザから実行するフローを作成するこ とができますが今後はHttpStartコンポーネントを使用することを推奨します。) ★Abortコンポーネントの廃止 Exceptionを発生させるExceptionコンポーネントが追加されました。 これに伴い、Abortコンポーネントが廃止されました。 ExceptionコンポーネントのAbortコンポーネントとの違いはの次の2点です。 - エラーメッセージが指定できる - メインフローで使用した場合でもException扱いとなる ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合は、コンポーネントはそのま ま表示され、利用できます。 ★SOAPClientコンポーネントの廃止 SOAPClientコンポーネントは廃止されました。 今後はWebServiceコンポーネントを使用してください。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合は、コンポーネントはそのま ま表示され、利用できます。 ★NotesGet/NotesPutコンポーネントの廃止 NotesGet/NotesPutコンポーネントは廃止されました。 今後はNotesGetAdv/NotesPutAdvコンポーネントを使用してください。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合は、コンポーネントはそのま ま表示され、利用できます。 ★AttachementMail(AttachmentSMIMEMail)の廃止 SimpleMailコンポーネントで添付ファイルを扱えるようになりました。 これに伴い、AttachementMailコンポーネントは廃止されました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合は、コンポーネントはそのま ま表示され、利用できます。 ★FileList, FTPFileListでファイルが見つからない場合の仕様変更 FileList、FTPFileListコンポーネントでは指定フォルダーにファイルがない場合は 空のレコードストリームが出力されていましたが、Exceptionとなるように修正されま した。 これまでと同様の動作をさせるためには「ファイルが存在しない」のExceptionフロ ーに「エラーを無視する」を指定してください。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合は、「ファイルが存在しない 」に「エラーを無視する」が自動的に設定されます。 ★DATETIME、DATE、TIME関数の統合 日時を生成するDATETIME、DATE、TIME関数はひとつに統合されDateTimeEx関数となり ました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合は、関数はそのまま表示され 、利用できます。 ★YEAR~MILLISECOND関数までの統合 日時データから特定フィールドを抽出するYEAR、MONTH、DAY、WEEKDAY、HOUR、 MINUTE、SECOND、MILLISECONDは統合されDateSplit関数となりました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合は、関数はそのまま表示され 、利用できます。 ★SAP、Ariba、RosettaNet、ebXML、NewsML、Mainframe これらのコンポーネントは現在ASTERIA WARPでサポートする予定がございません。 ★シナリオ廃止 シナリオ機能は廃止されました。 シナリオを使用したフローはASTERIA WARPには移行できません。 ★ワークグループ廃止 ワークグループ機能は廃止されました。 ASTERIA3のプロジェクトファイルをコンバートした場合は、ワークグループで作成 されたフローは通常ユーザーのフローとして変換されます。 【フローサービス、フローデザイナーの新機能】 ★リクエスト変数 リクエストの開始から終了までの間、値が維持されるリクエスト変数が追加されまし た。 ★アプリケーション変数 サービスが停止しても永続的に値が維持されるアプリケーション変数が追加されまし た。 ★関数コレクション(サブ関数) 独自のマッパー関数を関数コレクションとして作成し、サブフローのように呼び出せ るようになりました。 ★プロパティ式機能 プロパティ値の設定にプロパティ式が使用できるようになり、フロー変数をプロパテ ィに設定するだけの場合などにはマッパーを使用しなくてもよくなりました。 ★プロジェクトのフォルダー管理 プロジェクトファイルをホームフォルダー以下の任意のフォルダーに作成できる ようになりました。 ★バックアップ プロジェクトをローカル環境にバックアップし、そこからリストアできるようになり ました。 ★仕様書出力の強化 ASTERIA3ではプロジェクト単位での出力しかできませんでしたが、ASTERIA WARPでは ユーザー単位に出力できるようになりました。 仕様書は複数のHTMLファイルに分割して出力され相互にリンクしています。 ★ログビューアー ログを表示・解析するためのログビューアーアプリケーションが追加されました。 【コンポーネントの追加機能】 ★Choiceコンポーネント 複数分岐をサポートするChoiceコンポーネントが追加されました。 ★LoopEndコンポーネント追加 ループをフローの途中で止めるLoopEndコンポーネントが追加されました。 ★BranchEnd経由のマッピングサポート フィールド定義が同じ場合、BranchEndを経由してもフィールドに対するマッピングが 行えるようになりました。 ★RecordFilterコンポーネントで条件不一致なレコード出力 RecordFilterコンポーネントで条件に一致しなかったレコードも条件に一致したレコ ードとは別に出力できるようになりました。 ★HttpEndコンポーネント追加 ブラウザから実行するフローを作成するためのHttpEndコンポーネントが追加されま した。 HttpStartコンポーネントとあわせて使用するとCookieが扱いやすくなります。 (通常のEndResponseコンポーネントを使用してもブラウザから実行するフローを作成 することができますが今後はHttpEndコンポーネントを使用することを推奨します。) ★サブフローコンポーネント拡張 サブフローコンポーネントに「入力をそのまま出力する」プロパティが追加されまし た。 また、これまでは呼び出すフローの全フロー変数がプロパティとして表示されていま したが、公開設定されているフロー変数だけがパラメーターとして表示されるように変 更されました。 ★終了コンポーネントでXMLとMIMEのPackRecordに対応 終了コンポーネントの出力形態(PackRecords)プロパティでXMLのパックとMIMEのパッ クに対応しました。 MIMEをパックするとMultipartMIMEになります。 ★終了コンポーネントでコンテナ化 終了コンポーネントで複数のストリームをコンテナ化して出力することに対応しまし た。 例えばサブフローで複数のストリームをコンテナ化して、メール添付して送るような ことができます。 ★Velocityでインラインモードサポート Velocityコンポーネントにテンプレートファイルを使用しないインラインモードが 追加されました。 またテンプレートを編集するための簡易エディタが追加されました。 ★ファイル操作コンポーネントの変更 ファイルを操作するコンポーネントに「絶対パスを許可」と「..を許可」プロパティ が追加されました。 ★JavaInterpreterコンポーネント追加 任意のJavaコードを実行し、出力ストリームを作成できるJavaInterpreterコンポーネ ントが追加されました。 ★Encrypt/Decryptコンポーネント、関数追加 ストリームの暗号化/複合化コンポーネント、および値の暗号化/複合化関数が追加 されました。 ★スケジュールリストコンポーネント追加 フローから登録したスケジュールを参照できるScheduleListコンポーネントが追加 されました。 ★Graphコンポーネント追加 PNG形式のグラフを作成するGraphコンポーネントが追加されました。 ★ExcelSlimコンポーネント追加 セルデータの処理に最適化されたExcelSlim(Input)/ExcelSlim(Output)コンポーネント が追加されました 【マッパーの変更】 ★任意のプロパティが入力値で置換可能に ASTERIA3ではIF関数などで上から順にすべてマッピングすることしかできません でしたが、途中をスキップしてマッピングすることができるようになりました。 ★JavaInterpreter関数でマルチアウトプットサポート JavaInterpreterで出力数を指定できるようになりました。 ★Split関数追加 文字列を分割するSplit関数が追加されました。 ★StrCompare関数追加 文字列を比較するStrCompare関数が追加されました。 ★Max、Min関数追加 最大値、最小値を出力する関数が追加されました。 ★FILENAME関数のマルチアウトプットサポート FILENAME関数でフォルダーとファイル名の両方を同時に出力できるようになりまし た。 ★Constのデータ型指定とユニコードエスケープ Const関数でデータ型が指定できるようになりました。(nullも出力できます。) また「\uXXXX」というユニコードエスケープ書式をサポートしました。 ★TABLEDBが入力なしでも使えるように TABLEDB関数が入力なし(つまりパラメーターなし)で使用できるようになりました。 【実行設定の変更】 ★トリガー管理 デザイナーとは別にトリガーを管理するためのアプリケーションが追加されました。 ★URL実行設定でプロトコルが指定可能 URL実行設定でhttp/httpsのプロトコルが指定可能になりました。 ★Http直接実行 ユーザーのコンテキスト設定でドキュメントルートとして指定されたフォルダー 配下にあるフローは実行設定なしで直接実行することができるようになりました。 ★スケジュール実行設定で引数が指定可能 すべてのスケジュール実行設定で引数(実行するフローの公開フロー変数)が指定 できるようになりました。 ★スケジュール実行設定で再起動時の動作が指定可能 すべてのスケジュール実行設定でサーバー停止中にスケジュール日時が経過した 場合の動作を指定できるようになりました。 ★時間間隔実行設定で有効時間が指定可能 時間間隔実行設定で実行設定が有効な時間帯を指定できるようになりました。 ★SOAP実行設定でTargetObjectURIとEndpointの指定 SOAP実行設定でTargetObjectURIとEndpointが指定可能になりました。 (Endpointは「/soap」以降のパスのみ指定可能です。) ★FTP実行設定 任意のフォルダーでのファイルアップロードをトリガーにフローを実行するFTP実行 設定が追加されました。 (フローサービス管理コンソールにあったFTP通知の設定は廃止されました。) ★メール実行設定 POPのメールボックスを監視してフローを実行するメール実行設定が追加されました。 ★XMLのフィールド定義にラベル列を追加 XMLストリームのフィールド定義にラベル列が追加されました。 実際の要素名/属性名とは別の表示名でマッパーで表示させることができます。 ★エクスポート/インポートのファイルフォーマット変更 エクスポート時のファイルフォーマットがflow-ctrlのスクリプト形式から、XML形式 に変更されました。(flow-ctrlからのインポートはできません。) -------------------------------------------------------------------------- -- 制限事項 -------------------------------------------------------------- -------------------------------------------------------------------------- 【共通】 ★インストール時の「ショートカットフォルダを選択」の画面で「すべてのユーザーに アイコンを作成」をチェックしてもインストーラーを実行したユーザーにしかショート カットが作成されません。(Windows Vistaのみ) 【パイプラインサービス】 ★パイプラインサービスを実行する環境のホスト名 ホスト名(Windowsの場合には「コンピュータ名」)に半角英数字、「-」以外の文字が 含まれる場合にはパイプラインサービスを起動することが出来ません。 ★ジョイント ・データベース関連のアクションは、テーブルの自動生成にチェックし、作成するテー ブルのSQLを空にした場合はテーブルへの保存設定から自動的にテーブル作成SQLを生 成します。ただし、ここでサポートされる型は文字列型、整数型、日付時間型の3種 類のみです。