コマンドライン

起動・停止のコマンドラインツールとして、通常の起動・停止用とサービス制御用の2つが用意されています。

コマンドラインからの起動と停止

Windows以外のプラットフォームでのフローサービスの起動・停止、およびWindowsのコマンドプロンプトからの起動・停止を行う場合には、以下の実行ファイルがあります。これらをコマンドラインから実行してください。

UNIX起動[INSTALL_DIR]/boot/bin/flowsvc
停止[INSTALL_DIR]/boot/bin/fsstop
Windows起動[INSTALL_DIR]/boot/bin/flowsvc.exe
停止[INSTALL_DIR]/boot/bin/fsstop.exe

これらのコマンドを実行したOSユーザーの権限で各種リソースへのアクセスを行います。 必要に応じてこれらをOSの起動・終了スクリプトに組み込むことで、OSの起動・終了とフローサービスの起動・終了を連動させることが可能です。組み込み方法の詳細は、それぞれのOSのマニュアルを参照してください。

サービスプロセスのコントロール

よりきめ細かなサービスの制御を行うために、「fsctrl」というコマンドラインツールが[INSTALL_DIR]/server/binに用意されています。fsctrlのオプションには以下のものがあります。

fsctrl shutdown フローサービス全体を終了させます。
fsstopと同等です。
fsctrl shutdown killall フローサービス停止時に、停止要求を出さずに次々とプロセスを強制終了していきます。
fsctrl shutdown タイムアウト時間(秒) フローサービス停止時に、停止要求を出してから指定時間経っても終了しないサービスを強制終了します。時間内に終了できる場合は通常終了と同等です。それぞれのサービス毎にタイムアウト時間が適用されます。
例) fsctrl shutdown 15
fsctrl start [ServiceName] 指定サービスを開始させます。
例) fsctrl start FlowService
fsctrl stop [ServiceName] 指定サービスを停止させます。
fsctrl restart [ServiceName] 指定サービスを再起動させます。
fsctrl kill [ServiceName] 指定サービスを強制終了させます。
fsctrl status [ServiceName] 指定サービス(指定がなければフローサービス全体)のステータスを表示します。
fsctrl gc [ServiceName] 指定サービスでガベージコレクションを実行します。

※ [ServiceName]はフローサービス管理コンソールの「ツール」-「サービス」-「一覧」で表示される「サービス名」のことです。

終了コード

fsctrlコマンドの終了コードは以下のとおりです。(statusオプションを除く)

終了コード 説明
-1 コマンドの送信に失敗(サーバーに接続できない場合)
0 コマンドの実行に成功
1 コマンドの実行に失敗

statusオプションの終了コード

終了コード 説明
0 Unknown(不明)
1 StartPending(開始中)
2 Running(起動)
3 StopPending(停止中)
4 Stopped(停止)
5 Down(異常終了)
 

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