ファイルシステムからCSVまたはFixedLengthのストリームをレコード単位で読み込みます。
出力ストリームは1レコードのCSVまたはFixedLengthになります。
大量レコードのファイルを1行ずつ処理する場合などに有効です。
入力 | フォーマット | すべて |
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接続数 | 無制限 | |
説明 | 入力ストリームは使用せず、すべて無視します。 | |
出力 | フォーマット | CSV,FixedLength |
説明 | 読み込んだファイルのデータに応じて設定します。 |
名前 | データ型 | 説明 |
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FileName | String | 読み込んだファイルのファイル名 |
FilePath | String | 読み込んだファイルのファイルパス |
FileDate | DateTime | 読み込んだファイルの最終更新日時 |
FileSize | Integer | 読み込んだファイルのサイズ |
名前 | プロパティ型 | マッピング | 説明 | ||||||||||||||||||||||||
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ファイルパス | remoteFile | 入力&出力 |
読み込むファイルのパスを指定します。区切り文字「\」と「/」は区別されません。 相対パスの場合は相対パスの起点 の指定に基づいて解釈されます。 「**」と「*」と「?」の3つのワイルドカードが使用できます。「**」は0個以上の任意のパスセグメントに、「*」は0個以上の任意の文字に、「?」は任意の1文字にマッチします。
例: |
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ファイルパスの詳細設定 | group | - | ファイルパスの詳細設定を行うプロパティ群です。 | ||||||||||||||||||||||||
相対パスの起点 | pathResolver | - |
相対パス指定の場合にベースフォルダーを指定します。
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絶対パスを許可 | boolean | - | 絶対パスを許可するかどうか選択します。 | ||||||||||||||||||||||||
「..」を許可 | boolean | - | 上のフォルダへ移動する記述に「..」を許可するかどうか選択します。 | ||||||||||||||||||||||||
ファイルのエンコーディング | choice | 入力&出力 |
読み込むファイルのストリーム型がCSVの場合にそのエンコーディングを指定します。 「自動判別」が指定された場合は可能な限りエンコーディングを自動検出します。 ここでの指定がストリームプロパティのエンコーディングと異なっていても構いません。
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読込み開始行 | int | 入力&出力 |
読み込みを開始する行を指定します。 例えば「2」とした場合、1行目のレコードが読み飛ばされます。詳しくは、下記トピック「読み込み開始行について」を参照してください。 ファイルパス に複数ファイルがマッチする場合はファイル単位で評価されます。 |
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取得行数 | int | 入力&出力 |
1回の実行で取得する行数を指定します。 例えば「10」とした場合、入力のファイルから10行ずつデータを読み込んで出力します。 |
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空行をスキップする | boolean | - |
読み込むレコードがCSVの場合に、空行を読み込むかどうかを指定します。
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常にこのコンポーネントがループの起点となって、ファイル中のレコードを1つずつ出力します。
コミット | 何もしません。 |
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ロールバック | 何もしません。 |
タイプ | パラメーター | エラー処理フロー へのストリーム | エラー コード | 説明 |
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ファイルが存在しない | 「ファイルが存在しないのパラメーター
」
を参照してください。 | コンポーネントの入力ストリーム | なし | ファイルパス に指定したファイルが見つからなかった場合 |
汎用 | 「汎用のパラメーター
」
を参照してください。 | コンポーネントの入力ストリーム | なし | 相対パスの起点 が「実行ユーザーのホームフォルダー」の場合に、実行ユーザーが存在しないため相対パスが解決できなかった場合 |
なし | ファイル内のレコード数が読込み開始行 の指定に満たない場合 |
No. | 名前 | 説明 |
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1 | FilePath | エラー発生時のファイルパス の値 |
No. | 名前 | 説明 |
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1 | FilePath | エラー発生時のファイルパス の値 |
ファイルを読み込む時に使用される区切り文字、囲み文字などは、ストリームプロパティの値が使用されます。
読込み対象のファイルが1ファイルでサイズが0byteの場合はエラーになりますが、ファイルパス にワイルドカードを使用して複数ファイルが読込み対象となった場合、全てのファイルが0byteのときはエラーとなり、1つでも0byteではないファイルがあるときはエラーになりません。
ループで処理するレコードの開始行は、コンポーネントプロパティの読込み開始行 とストリームプロパティの読み込み開始行という2つのプロパティで決まりますが、本コンポーネントでは指定する値に注意が必要です。
コンポーネントプロパティの読込み開始行 には、ファイルを読み込むときに何行目から読み込むかを指定します。
ストリームプロパティの読込み開始行には、CSV、FixedLengthストリームが標準で持っているプロパティで、ストリームの元となったデータから何行目以降を処理対象のストリームとするかを指定します。
読み込んだファイルの内容から先頭行を読み飛ばすには、コンポーネントプロパティの読込み開始行 に「2」を指定します。
このコンポーネントの出力は、取得行数 で指定した行数となりますが、ストリームプロパティの読込み開始行を「2」以上の値に設定した場合、指定行数よりも少ない行数が出力されます。
ワイルドカードを使用した場合の取得するファイルの順序は、抽象パス名を語彙的に比較した結果でソートします。
ソート順はシステムに依存します。UNIX システムの場合、パス名の比較でアルファベットの大文字と小文字が意味を持ちます。Win32 システムの場合は意味を持ちません。