ファイル、フォルダーをコピーします。
入力 | フォーマット | すべて |
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接続数 | 1 | |
説明 | すべてのストリームを入力できます。 | |
出力 | フォーマット | すべて |
説明 | 入力ストリームをそのまま出力します。 |
名前 | プロパティ型 | マッピング | 説明 | ||||||||||||
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コピー元ファイルパス | remoteFile | 入力&出力 |
コピー元のファイル、フォルダーのパスを指定します。 UNIXシステムの場合は、パス名は接頭辞が "/" の場合に絶対パスとみなします。Windowsシステムの場合は、パス名は接頭辞がドライブ指示子のあとに "\\" が続く場合、または接頭辞が "\\" の場合に絶対パスとみなします。 相対パスで指定した場合は、相対パスの起点 で指定したホームからの相対になります。 「*」と「?」の2つのワイルドカードを使用して1つ以上のファイル、フォルダーを指定することができます。 「*」は0個以上の任意の文字に、「?」は任意の1文字にマッチします。 ワイルドカードが指定された場合は、コピー先ファイルパス の指定はフォルダー名として解釈されます。 フォルダーが指定された場合は、そのフォルダー下のすべてのファイル、フォルダーもコピーされます。 |
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コピー先ファイルパス | remoteFile | 入力&出力 |
コピー先のファイル、フォルダーのパスを指定します。 UNIXシステムの場合は、パス名は接頭辞が "/" の場合に絶対パスとみなします。Windowsシステムの場合は、パス名は接頭辞がドライブ指示子のあとに "\\" が続く場合、または接頭辞が "\\" の場合に絶対パスとみなします。 相対パスで指定した場合は、相対パスの起点 で指定したホームからの相対になります。 |
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ファイルパスの詳細設定 | group | - | ファイルパスの詳細設定を行うプロパティ群です。 | ||||||||||||
相対パスの起点 | pathResolver | - |
相対パス指定の場合にベースフォルダーを指定します。
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絶対パスを許可 | boolean | - | 絶対パスを許可するかどうか選択します。 | ||||||||||||
「..」を許可 | boolean | - | 上のフォルダへ移動する記述に「..」を許可するかどうか選択します。 | ||||||||||||
更新日時を維持 | boolean | 入力&出力 |
コピーしたファイルの最終更新時刻を維持するかどうかを指定します。
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上書き処理 | choice | 入力&出力 |
コピー先にコピー元と同名のファイルが既に存在した場合の動作を指定します。
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コピー元を削除 | boolean | 入力&出力 |
コピー後にコピー元ファイルパス で指定されたファイルを削除するかどうかを指定します。
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コミット | 何もしません。 |
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ロールバック | 何もしません。 |
タイプ | パラメーター | エラー処理フロー へのストリーム | エラー コード | 説明 |
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コピー元が存在しない | なし | コンポーネントの入力ストリーム | 2 | コピー元ファイルパス で指定したファイルが見つからなかった場合 |
コピー先が既に存在する | なし | コンポーネントの入力ストリーム | 3 | 上書き処理が「エラーにする」の場合に、コピー先のファイルが既に存在していた場合。 フォルダーをコピーする、またはコピー先のパスに含まれるフォルダーを作成するとき、フォルダーと同名のファイルが既に存在していた場合。 ファイルをコピーするとき、コピー先にファイルと同名のフォルダーが既に存在していた場合。 |
汎用 | なし | コンポーネントの入力ストリーム | 4 | コピー先ファイルパス で指定したフォルダーが存在せず、作成もできなかった場合 |
9 | ファイルパスの指定が誤っている場合や、相対パスの起点 が「実行ユーザーのホームフォルダー」の場合に、実行ユーザーが存在しないため相対パスが解決できなかった場合 | |||
10 | その他のIOException。 複数ファイルのコピーを行っている場合は一部のファイルのみコピーに成功し、途中でエラーになることがあります。 |
コピー元ファイルパス でワイルドカードが使用されず、かつコピー先ファイルパス がパス区切り文字で終了していない場合の動作は、実行時の状況により異なります。
コピー元ファイルパスコピー先ファイルパス で指定したパスに対して、以下の3つのパターンが想定されます。
コピー元ファイルパス | コピー先ファイルパス | 動作 |
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ファイル | ファイル | 上書き処理 の指定に基づいて動作します。 |
ファイル | フォルダー | コピー先ファイルパス で指定されたフォルダーの中にコピー元ファイルパス で指定されたファイルをファイル名を変えずにコピーします。 コピー先ファイルパス で指定されたフォルダーの中にコピー元ファイルパス で指定されたファイルと同名のファイルが既に存在する場合は、上書き処理 の指定に基づいて動作します。 コピー先ファイルパス で指定されたフォルダーの中にコピー元ファイルパス で指定されたファイルと同名のフォルダーが既に存在する場合は、"エラーコード=3"のエラーが発生します。 |
ファイル | 存在しない | コピー先ファイルパス で指定されたパスをファイル名として解釈し、コピー元ファイルパス で指定されたファイルのファイル名をコピー先ファイルパス で指定されたファイルのファイル名に変更してコピーします。 コピー先ファイルパス で指定されたパスに含まれる上位フォルダーが存在しない場合は、そのフォルダーを作成します。 |
フォルダー | ファイル | "エラーコード=3"のエラーが発生します。 |
フォルダー | フォルダー | コピー先ファイルパス で指定されたフォルダーの中にコピー元ファイルパス で指定されたフォルダーをフォルダー名を変えずにコピーします。 コピー先ファイルパス で指定されたフォルダーの中にコピー元ファイルパス で指定されたフォルダーと同名のフォルダーが既に存在する場合は、そのフォルダーの下にコピー元ファイルパス で指定されたフォルダー下のすべてのファイル、フォルダーをコピーしようとします。 コピー先ファイルパス で指定されたフォルダーの中にコピー元ファイルパス で指定されたフォルダーと同名のファイルが既に存在する場合は、"エラーコード=3"のエラーが発生します。 (※注) |
フォルダー | 存在しない | コピー先ファイルパス で指定されたパスをフォルダー名として解釈し、コピー元ファイルパス で指定されたフォルダーのフォルダー名をコピー先ファイルパス で指定されたフォルダーのフォルダー名に変更してコピーします。 コピー先ファイルパス で指定されたパスに含まれる上位フォルダーが存在しない場合は、そのフォルダーを作成します。 |
存在しない | ファイル | "エラーコード=2"のコピー元が存在しない が発生します。 |
フォルダー | ||
存在しない |
コピー先ファイルパス がパス区切り文字(/や\)で終了している場合、あるいはコピー元ファイルパス でワイルドカードが使用された場合は、実行時にコピー元として複数のファイル、フォルダーがマッチしたかどうかにかかわらず、コピー先ファイルパス の指定はフォルダー名として解釈され、以下のように動作します。
(※注)コピー元、コピー先でのファイル名、フォルダー名の重複について
コピー元ファイルパス で指定されたフォルダー下のすべてのファイル、フォルダーのコピーにおいて、コピー先にコピー元と同名のファイル、フォルダーが存在する場合の動作は以下の表のようになります。
コピー元 | コピー先 | 動作 |
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ファイル | ファイル | 上書き処理 の指定に基づいて動作します。 |
ファイル | フォルダー | "エラーコード=3"のエラーが発生します。 |
フォルダー | フォルダー | コピー元のフォルダー下のすべてのファイル、フォルダーをコピー先のフォルダー下にコピーしようとします。 |
フォルダー | ファイル | "エラーコード=3"のエラーが発生します。 |