入力 | フォーマット | すべて |
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接続数 | 1 | |
説明 | すべてのストリームを入力できます。 | |
出力 | フォーマット | NONE |
説明 | 入力ストリームをそのまま出力します。 |
名前 | プロパティ型 | マッピング | 説明 | |||||||||
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トランザクション | choice | - |
トランザクションが有効な場合にコミット、またはロールバックを実行するかどうかを指定します。
トランザクションが無効な場合、または、トランザクションが有効でもエラー処理後の動作が「次のコンポーネント」の場合はこの設定は無視されます。
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戻り値 | string | 入力&出力 |
フローの戻り値です。
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出力形態 | choice | - |
ループによって複数回このコンポーネントに入力されるストリームのレコードをまとめるかどうかを指定します。
詳しくは、下記トピック「出力形態」を参照してください。
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エラー処理後の動作 | choice | - |
エラー処理フローからの復帰先を指定します。
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コミット | 何もしません。 |
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ロールバック | 何もしません。 |
タイプ | パラメーター | エラー処理フロー
へのストリーム | エラー
コード | 説明 |
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汎用 | なし | コンポーネントの入力ストリーム | なし | 出力形態 が「ストリームをまとめる」で、かつフィールド定義の異なるストリームが入力された場合 |
エラー処理フローがこのコンポーネントで終わった場合、呼出し元フローに復帰します。その後の動作は、エラー処理後の動作 の値によって決まります。エラー処理フローがこのコンポーネント以外の終了コンポーネントで終了した場合、フローの実行がそこで終了し、リクエストも終了します。
呼出し元フローのエラーが発生したコンポーネントに戻り、そこからリンクしている次のコンポーネントに制御が移ります。次に実行するコンポーネントは、前のコンポーネントでエラーが発生しなかった場合と同様に処理を継続します。
コンポーネントの出力ストリーム、つまりエラー処理フローが返す出力ストリームは、そのコンポーネントが正常に実行された場合と同じ型のストリームでなければなりません。たとえば、メインフローで出力ストリームがCSVであるFileGetコンポーネントでエラーが発生したとき、エラー処理フローの出力ストリームは代わりのCSVデータを用意するなどの処理が必要になります。
エラー処理フローとしての戻り値(このコンポーネントの戻り値 の値)はコンポーネントの非表示プロパティであるエラーメッセージというプロパティに設定されます。 エラーメッセージはマッパーやBranchByExceptionコンポーネントからのみ参照可能であり、エラーの有無によってブランチして処理を切り替えることも可能です。 たとえば、メインフローでFileGetコンポーネントの次にBranchByExceptionコンポーネントを配置しておき、FileGetコンポーネントのエラーメッセージを判定して処理を分岐することができます。
エラーが発生したコンポーネントを含む呼出し元フローを終了させます。
呼出し元フローがメインフローの場合、フローの終了はリクエストの終了となるため、そこでフローの実行は終了します。
呼出し元フローがサブフローの場合、エラーが発生したコンポーネントでサブフロー自体が終了したものとして処理が継続されます。エラー処理フローが返す出力ストリームは、そのサブフローが正常に実行された場合と同じ型のストリームでなければなりません。
呼出し元フローがサブフローの場合、エラー処理フローとしての戻り値(このコンポーネントの戻り値 の値)はSubFlowコンポーネントの戻り値プロパティで参照できます。
出力形態 ではフローがループしている場合の出力ストリームの形式を指定します。このプロパティの指定により複数レコードのストリームをひとつにまとめたり、コンテナに入れて出力することができます。
いずれの場合もループによって処理されるストリーム、つまり本コンポーネントへの入力ストリーム型とフィールド定義はすべて同じである必要があります。ブランチして異なるストリーム型のストリームをまとめることはできません。
また、ループがなく入力ストリームがひとつしかない場合は最後のストリームが出力ストリームとなります。 MIMEの場合は子パートがひとつのマルチパートMIMEになるのではなく元のMIMEがそのまま出力されます。XMLの場合フィールド定義がなくともエラーにはなりません。
「ストリームをまとめる」を指定した場合、ストリーム型によって次のようにストリームがまとめられます。
Binary, Text | ストリームが連結されます。 |
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Record, CSV, FixedLength | ストリーム中のレコードをすべてまとめて単一のストリームとします。 |
ParameterList | String[]以外のデータ型のフィールドでは最後のストリームのフィールド値になります。
String[]型のフィールドではフィールド値が配列になります。 |
XML | フィールド定義に添ってXMLが再構成されます。
フィールド定義がされていない場合はエラーになります。 |
MIME | マルチパートMIMEになります。 |
「コンテナ」は、後続のフロー処理で複数のストリームを添付ファイルにする場合などに使用します。