Google Cloud Storageからオブジェクトを削除します。
Google Cloud Storageへの認証にはサービスアカウントを使用します。サービスアカウントの使用方法は下記トピック「認証に必要な準備」を参照してください。
入力 | フォーマット | すべて | |||||||||||
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接続数 | 無制限 | ||||||||||||
説明 | 入力ストリームは使用せず、すべて無視します。 | ||||||||||||
出力 | フォーマット | Record | |||||||||||
説明 |
次のようなフィールド定義の固定のレコードが出力されます。
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名前 | プロパティ型 | マッピング | 説明 | ||||||
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コネクションを使用 | boolean | - |
接続先に以下のコネクション名を使用するかどうか選択します。
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コネクション名 | connection | - | コネクションを使用が「はい」の場合に、GCPコネクションを指定します。 コネクションペインまたは管理コンソールにて作成されたGCPコネクションを選択します。 | ||||||
コネクション情報 | group | - | コネクションを使用プロパティが「いいえ」の場合に使用されるプロパティ群です。 | ||||||
メールアドレス | string | 入力&出力 | Google Developer Consoleから取得したサービスアカウントのメールアドレスを設定します。 コネクションを使用が「いいえ」の場合にこの設定が参照されます。 | ||||||
証明書のエイリアス | string | 入力&出力 |
サービスアカウント認証用の証明書のエイリアスを設定します。 コネクションを使用が「いいえ」の場合にこの設定が参照されます。 |
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アプリケーション名 | string | 入力&出力 |
Google Cloud Storageのアプリケーション名を設定します。 Google Cloud Platformのプロジェクト名ではなく、アプリケーションを区別するための名前です。 コネクションを使用が「いいえ」の場合にこの設定が参照されます。 |
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タイムアウト(秒) | int | 入力&出力 |
リクエスト時およびコネクション接続時のタイムアウトまでの時間を秒単位で指定します。 コネクションを使用が「いいえ」の場合にこの設定が参照されます。 |
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プロキシ設定を使用 | boolean | - |
管理コンソールで設定したプロキシ設定を使用するかどうかを指定します。 プロキシの認証には対応していません。 コネクションを使用が「いいえ」の場合にこの設定が参照されます。
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バケット名 | string | 入力&出力 | オブジェクトを削除するバケットの名前を指定します。 | ||||||
オブジェクト名 | string | 入力&出力 |
削除するオブジェクトの名前を指定します。 フォルダーを削除する場合、「folder_name/」の形式で指定します。 |
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サブフォルダーを含める | boolean | 入力&出力 | オブジェクト名で指定されたフォルダーより深い階層にあるオブジェクトを処理に含めるかどうかを選択します。 フォルダーを削除する場合のみ有効です。
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ループを開始 | loopProcess | 入力&出力 |
結果をまとめて出力するか、ループして出力するかを選択します。
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成功件数 | int | 出力 |
削除に成功した件数が出力されます。 |
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失敗件数 | int | 出力 |
削除に失敗した件数が出力されます。 |
削除対象のオブジェクトが複数あり、ループを開始が「はい」の場合、 このコンポーネントがループの起点となってレコードを1つずつ出力します。
コミット | 何もしません。 |
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ロールバック | 何もしません。 |
タイプ | パラメーター | エラー処理フロー へのストリーム | エラー コード | 説明 |
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汎用 | なし | コンポーネントの入力ストリーム | 2 | 通信に失敗した場合 |
3 | オブジェクトへのアクセス権がなかった場合 | |||
4 | 証明書の取得に失敗した場合 | |||
5 | プロパティが不正だった場合 | |||
7 | 出力ストリームのフィールドのデータ型の定義が不正だった場合 | |||
オブジェクトが無い | なし | コンポーネントの入力ストリーム | 6 | オブジェクトが存在しない場合 |
オブジェクト名に指定したオブジェクトがファイルで、そのファイルが存在しなかった場合は、出力ストリームのMessageフィールドにエラーメッセージが設定されてフローは正常終了します。それに対して、オブジェクト名に指定したオブジェクトがフォルダーで、そのフォルダーが存在しなかった場合は、上記のエラーが発生します。
Google Cloud Storage系コンポーネントを使用するには、Google Developer Consoleからサービスアカウントを作成して認証情報を取得し、管理コンソールで設定する必要があります。
Google Cloud Storage系コンポーネントを使用するには、Google APIs Client Libraries for Javaが必要です。
コンポーネントをダブルクリックするか、右クリックメニューの「Google Cloud Storage Browser」を実行することで、コンポーネントに設定されている接続情報を使用して設定画面が開きます。
この画面ではバケット名とオブジェクト名の設定とバケットの新規作成、そしてバケットとオブジェクトの削除を行うことができます。
まず最初に「プロジェクト」にプロジェクトIDかプロジェクトのナンバーを入力してから「バケットリスト」ボタンをクリックしてください。
バケットとオブジェクトのツリーリストが表示されます。
このリストの中からコンポーネント設定するバケットとオブジェクトを選択します。
バケットのプロジェクトを指定します。
プロジェクトのIDかナンバーを指定してください。プロジェクト名には対応していません。
コンポーネントのバケット名が指定されている場合、そのバケットが所属するプロジェクトのナンバーが表示されます。
指定したプロジェクトのバケットリストを表示します。
選択したバケットの値が表示されます。
選択したオブジェクトの値が表示されます。
バケットを作成するためのダイアログが表示されます。
「バケット」ツリーリストで選択されているバケットをサーバーから削除します。
「バケット」ツリーリストで選択されているオブジェクトをサーバーから削除します。
選択されているバケットまたはオブジェクトの属性情報が表示されます。
ファイル内容はUTF-8で表示します。それ以外のエンコーディングではうまく表示できない場合があります。
リストで選択されたバケットとオブジェクトの情報をコンポーネントのバケット名とオブジェクト名プロパティに設定します。
このダイアログを閉じます。
コンポーネントのバケット名とオブジェクト名プロパティに変更はありません。