GravioBAPUserCreate - Gravio BAPのユーザー登録

Gravio BAPにユーザーを登録します。

登録するサムネイル画像および顔認証画像の最大サイズは幅、高さともに4096ピクセル。サポートしているファイル種別はpngとjpegです。
顔認証画像は最大で3画像登録することができます。

■ストリーム情報

入力フォーマットすべて
接続数無制限
説明 入力ストリームは使用せず、すべて無視します。
出力フォーマットRecord
説明 次のようなフィールド定義の固定のレコードが出力されます。
フィールド名データ型説明
CountInteger
CreatedByString作成者
CreatedTimeDateTime作成日時
DataString説明
DisplayNameString表示名
EnrollImageSaveDaysInteger登録画像保存期間
FaceDetectedBoolean顔検出
FaceRectHeightInteger顔の矩形の高さ
FaceRectWidthInteger顔の矩形の幅
FaceRectXInteger顔の矩形のX値
FaceRectYInteger顔の矩形のY値
FaceImageNameString顔画像ファイル名
InactiveModelSaveDaysInteger使われていない画像の保存期間
BiometricString生体
EnrolledBoolean登録済み
EnrolledTimeDateTime登録日時
NameStringユーザーID
TypeString登録タイプ
VerifyImageSaveDaysInteger照合画像保存期間

■コンポーネントプロパティ

名前プロパティ型マッピング説明
コネクション名connection- 接続先のサーバーを指定します。コネクションペインまたは管理コンソールにて作成されたGravioBAP接続名を選択します。
IDstring入力&出力 ユーザーのIDを指定します。
この値はシステム内のユーザー全体で一意である必要があります。
「_」と「-」を除く特殊文字と記号は許可されません。
表示名string入力&出力 ユーザーの表示名を指定します。
「_」と「-」を除く特殊文字と記号は許可されません。
グループstring入力&出力 ユーザーを登録するグループを指定します。
説明string入力&出力 ユーザーの説明を指定します。
顔認証画像ファイルパス1remoteFile入力&出力 顔認証に使用する画像ファイルのパスを指定します。
UNIXシステムの場合は、パス名は接頭辞が "/" の場合に絶対パスとみなします。Windowsシステムの場合は、パス名は接頭辞がドライブ指示子のあとに "\\" が続く場合、または接頭辞が "\\" の場合に絶対パスとみなします。
相対パスで指定した場合は、相対パスの起点で指定したホームからの相対になります。
例:
directory/face.jpg
C:\directory\face.jpg
\\server\share\face.jpg
顔認証画像ファイルパス2remoteFile入力&出力 顔認証に使用する2つ目の画像ファイルのパスを指定します。詳細は顔認証画像ファイルパス1と同様です。
顔認証画像ファイルパス3remoteFile入力&出力 顔認証に使用する3つ目の画像ファイルのパスを指定します。詳細は顔認証画像ファイルパス1と同様です。
サムネイル画像ファイルパスremoteFile入力&出力 サムネイルに使用する画像ファイルのパスを指定します。
UNIXシステムの場合は、パス名は接頭辞が "/" の場合に絶対パスとみなします。Windowsシステムの場合は、パス名は接頭辞がドライブ指示子のあとに "\\" が続く場合、または接頭辞が "\\" の場合に絶対パスとみなします。
相対パスで指定した場合は、相対パスの起点で指定したホームからの相対になります。
例:
directory/thumbnail.jpg
C:\directory\thumbnail.jpg
\\server\share\thumbnail.jpg
ファイルパスの詳細設定group- ファイルパスの詳細設定を行うプロパティ群です。
相対パスの起点pathResolver入力&出力 相対パス指定の場合にベースフォルダーを指定します。
プロジェクトフォルダー [Relative]
プロジェクトファイルと同じフォルダーを起点にします。
ホームフォルダー [ProjectOwner]
ユーザーのホームフォルダーを起点にします。
実行ユーザーのホームフォルダー [ExecuteUser]
実行ユーザーのホームフォルダーを起点にします。
絶対パスを許可boolean入力&出力 絶対パスを許可するかどうか選択します。
「..」を許可boolean入力&出力 上のフォルダへ移動する記述に「..」を許可するかどうか選択します。

■ループ処理

なし。

■トランザクション処理

コミット何もしません。
ロールバック何もしません。

■エラー処理

タイプパラメーターエラー処理フロー
へのストリーム
エラー
コード
説明
汎用 なし コンポーネントの入力ストリーム1必須パラメーターが指定されていなかった場合
2顔認証画像ファイルパス1顔認証画像ファイルパス2顔認証画像ファイルパス3サムネイル画像ファイルパスに指定したファイルが見つからなかった場合
3顔認証画像ファイルパス1顔認証画像ファイルパス2顔認証画像ファイルパス3サムネイル画像ファイルパスに指定したファイルのファイル種別がサポートしていないファイル種別だった場合
4顔認証画像ファイルパス1顔認証画像ファイルパス2顔認証画像ファイルパス3サムネイル画像ファイルパスに指定したファイルの読み込みに失敗した場合
5指定したグループが見つからなかった場合
APIエラー「APIエラーの
パラメーター」

参照してください。
コンポーネントの入力ストリーム201APIの実行でエラーコードを受け取った場合
接続エラー なし コンポーネントの入力ストリーム301サーバーへの接続に失敗した場合

■APIエラーのパラメーター

APIエラーが発生したときに設定されるエラーのパラメーターです。

No.名前説明
1MessageGravio BAPから取得したエラーメッセージ。エラーの詳細につきましては、Gravio BAPのサイトを参照ください。