入力のJSONに対してJSONPath式を使用して、JSONの一部を出力します。
| 入力 | フォーマット | JSON |
|---|---|---|
| 接続数 | 1 | |
| 出力 | フォーマット | JSON |
| 名前 | プロパティ型 | マッピング | 説明 |
|---|---|---|---|
| JSONPath式 | string | 入力&出力 |
取得するJSONの部分を指定するJSONPath式を記述します。
式の中ではフロー変数などの各種変数が使用できます。 JSONPath式は、「JSONPath式エディタ」を使って指定することができます。 JSONPath式にマッチしなかった場合はエラーになります。 |
JSONPath式の結果が複数になった場合、それぞれがループで出力されます。
{
"部署": [
{
"名前":"営業部",
"従業員数": 10
},
{
"名前":"開発部",
"従業員数": 20
}
]
}
|
上のような入力JSONに「$.部署[*]」という式を適用した場合、
{
"名前": "営業部",
"従業員数": 10
}
|
{
"名前": "開発部",
"従業員数": 20
}
|
という2つのJSONがループで出力されます。
| コミット | 何もしません。 |
|---|---|
| ロールバック | 何もしません。 |
| タイプ | パラメーター | エラー処理フロー
へのストリーム | エラー
コード | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 汎用 | なし | コンポーネントの入力ストリーム | 1 | JSONPath式が不正な場合 |
| 2 | JSONPath式にマッチしなかった場合 |
JSONPathは、JSONデータ内の特定の要素や値にアクセスするためのパス指定方法です。 ファイルの階層をたどるように、目的のデータにアクセスできます。 詳細はJSONPathのRFCをご参照ください。
| 書き方 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
$ | ルート(JSONの先頭) | $ |
. | 子要素にアクセス | $.user.name |
[] | 配列やキーを指定 | $.items[0] |
* | ワイルドカード(すべての要素) | $.items[*].name |
?(@.<フィールド名>==<値>) | 条件式に一致する要素 | $.items[?(@.name=="製品A")] |
{
"ユーザー": {
"名前": "太郎",
"年齢": 30
},
"商品": [
{ "名前": "製品A", "価格": 1000 },
{ "名前": "製品B", "価格": 2000 }
]
}
|
| 取得したいデータ | JSONPath | 結果 |
|---|---|---|
| ユーザー名 | $.ユーザー.名前 | "太郎" |
| 最初の商品名 | $.商品[0].名前 | "製品A" |
| すべての商品名 | $.商品[*].名前 | ["製品A", "製品B"] |
| すべての商品価格 | $.商品[*].価格 | [1000, 2000] |
| 製品Aの商品価格 | $.商品[?(@.名前=="製品A")].価格 | 1000 |
JSONPath式の中ではフロー変数とシステム変数、外部変数セット、ストリーム変数が使用できます。
以下の様に条件式内に変数を埋め込むと、実際の値に置き替えてJSONPathを評価します。
$.商品[?(@.名前==$flow.<フロー変数名>)].価格 |
| フロー変数 | $flow.<フロー変数名> |
|---|---|
| システム変数 | $system.<システム変数名>(英語名) |
| 外部変数セット | $exvar.<外部変数セット名>.<変数名> |
| ストリーム変数 | $stream.<ストリーム変数名>(英語名) |
JSONPath式エディタはプロパティ値にJSONPath式を指定する場合にその入力をサポートするためのエディタです。ツリーからJSONフィールドを選択して、そこまでのJSONPath式をプロパティに設定することができます。
JSONPath式を指定するフィールドの右にある「...」をクリックすると起動します。
ツリーにはJSONPath式の対象となるストリームのフィールド定義が表示されます。コンポーネントの入力側にリンクが繋がっていない場合や入力ストリームにフィールド定義がされていない場合は初期状態では何も表示されません。
任意のJSONを読み込み、その構造をツリーに表示させることができます。
サンプル参照からJSONを読み込んでいる場合、[保存する]チェックボックスをオンにすると、読み込んだJSONがxfpファイル(プロジェクトファイル)に保存され、次回xfpファイルを開いたときに、同じサンプルを利用できるようになります。
注意:サンプルJSONはコンポーネントの実行に必要な情報ではありません。ファイルサイズの大きなJSONを保存するとxfpファイル(プロジェクトファイル)のファイルサイズが大きくなり、保存やコンパイルに時間がかかってしまいます。そのため、サンプルJSONの保存は開発やテストの段階のみ行うようにしてください 。
ツリーでノードを選択すると、そのJSONPathが「選択パス」欄に表示されます。「↓」ボタンを押すとそのパスが「JSONPath」欄にコピーされます。 「JSONPath」欄は編集可能なテキストフィールドで、複雑なJSONPath式を指定する場合はそこに直接記述することができます。
JSONPath式エディタの「カーソル位置への挿入」ボタンで変数タブで選択した変数を「JSONPath」欄のカーソル位置に追加する事が出来ます。
テストボタンをクリックする事でJSONPath式のテストダイアログを開き、JSONPath式の動作をテストする事が出来ます。
実行ボタンをクリックすると、左側の「JSON」テキストエリアに入力されたJSONに対して、「JSONPath」欄に入力されたJSONPath式を評価した結果を確認する事ができます。
「JSONPath」欄は編集する事が出来、編集後は「適用」ボタンをクリックする事でJSONPath式エディタの「JSONPath」欄に反映する事が出来ます。