JsonUpdate - JSONフィールドの更新

入力のJSONに対してJSONフィールドまたは配列の要素をJSONPath式で指定して値の更新を行います。

■ストリーム情報

入力フォーマットJSON
接続数1
出力フォーマットJSON
説明入力のJSONを更新したJSON

■コンポーネントプロパティ

名前プロパティ型マッピング説明
更新category入力&出力対象JSONPath式で指定されたJSONフィールドまたは配列の要素をで指定された値で更新します。 対象JSONPath式は、「JSONPath式エディタ」を使って指定することができます。
フィールド名
マッパーで参照するための定義名。
対象JSONPath式
更新箇所を選択するためのJSONPath式。
式にマッチしなかった場合はエラーになります。
式に複数マッチした場合は、マッチした全てが更新されます。
データ型
更新後のJSONフィールドの値の型。
選択されたJSONフィールドを更新する値。
マッパーで値を差し込むことができます。

■トランザクション処理

コミット何もしません。
ロールバック何もしません。

■エラー処理

タイプパラメーターエラー処理フロー
へのストリーム
エラー
コード
説明
汎用 なし コンポーネントの入力ストリーム1対象JSONPath式が不正な場合
2対象JSONPath式にマッチしなかった場合
3更新中にエラーが発生した場合
4データ型に変換出来ない場合

■例

オブジェクトのフィールドに別のオブジェクトを挿入する例

下記入力JSONの「年齢」フィールドの値を31に更新します。

入力JSON
{
  "役員": {
    "名前" : "山田太郎",
    "年齢" : 30
  }
}
					

設定
対象JSONPath式$.役員.年齢
データ型Integer
Value役員を出力するコンポーネント

出力JSON
{
  "役員": {
    "名前" : "山田太郎",
    "年齢" : 31 <-- 値を更新
  }
}
					

■JSONPath

JSONPathは、JSONデータ内の特定の要素や値にアクセスするためのパス指定方法です。 ファイルの階層をたどるように、目的のデータにアクセスできます。 詳細はJSONPathのRFCをご参照ください。

基本的な書き方

以下にJSONPathの基本的な文法を紹介します。
書き方意味
$ルート(JSONの先頭)$
.子要素にアクセス$.user.name
[]配列やキーを指定$.items[0]
*ワイルドカード(すべての要素)$.items[*].name
?(@.<フィールド名>==<値>)条件式に一致する要素$.items[?(@.name=="製品A")]

以下にいくつかのJSONPathの例をご紹介します。
{
  "ユーザー": {
    "名前": "太郎",
    "年齢": 30
  },
  "商品": [
    { "名前": "製品A", "価格": 1000 },
    { "名前": "製品B", "価格": 2000 }
  ]
}
				
取得したいデータJSONPath結果
ユーザー名$.ユーザー.名前"太郎"
最初の商品名$.商品[0].名前"製品A"
すべての商品名$.商品[*].名前["製品A", "製品B"]
すべての商品価格$.商品[*].価格[1000, 2000]
製品Aの商品価格$.商品[?(@.名前=="製品A")].価格1000

■変数の使用

JSONPath式の中ではフロー変数とシステム変数、外部変数セット、ストリーム変数が使用できます。
以下の様に条件式内に変数を埋め込むと、実際の値に置き替えてJSONPathを評価します。

$.商品[?(@.名前==$flow.<フロー変数名>)].価格
					

使用できる変数
フロー変数$flow.<フロー変数名>
システム変数$system.<システム変数名>(英語名)
外部変数セット$exvar.<外部変数セット名>.<変数名>
ストリーム変数$stream.<ストリーム変数名>(英語名)

■JSONPath式エディタ

JSONPath式エディタはプロパティ値にJSONPath式を指定する場合にその入力をサポートするためのエディタです。ツリーからJSONフィールドを選択して、そこまでのJSONPath式をプロパティに設定することができます。
JSONPath式を指定するフィールドの右にある「...」をクリックすると起動します。

ツリー

ツリーにはJSONPath式の対象となるストリームのフィールド定義が表示されます。コンポーネントの入力側にリンクが繋がっていない場合や入力ストリームにフィールド定義がされていない場合は初期状態では何も表示されません。

「サンプル参照」ボタン

任意のJSONを読み込み、その構造をツリーに表示させることができます。

「保存する」チェックボックス

サンプル参照からJSONを読み込んでいる場合、[保存する]チェックボックスをオンにすると、読み込んだJSONがxfpファイル(プロジェクトファイル)に保存され、次回xfpファイルを開いたときに、同じサンプルを利用できるようになります。

注意:サンプルJSONはコンポーネントの実行に必要な情報ではありません。ファイルサイズの大きなJSONを保存するとxfpファイル(プロジェクトファイル)のファイルサイズが大きくなり、保存やコンパイルに時間がかかってしまいます。そのため、サンプルJSONの保存は開発やテストの段階のみ行うようにしてください 。

JSONPathの設定

ツリーでノードを選択すると、そのJSONPathが「選択パス」欄に表示されます。「↓」ボタンを押すとそのパスが「JSONPath」欄にコピーされます。 「JSONPath」欄は編集可能なテキストフィールドで、複雑なJSONPath式を指定する場合はそこに直接記述することができます。

変数の挿入

JSONPath式エディタの「カーソル位置への挿入」ボタンで変数タブで選択した変数を「JSONPath」欄のカーソル位置に追加する事が出来ます。

JSONPath式のテスト

テストボタンをクリックする事でJSONPath式のテストダイアログを開き、JSONPath式の動作をテストする事が出来ます。
実行ボタンをクリックすると、左側の「JSON」テキストエリアに入力されたJSONに対して、「JSONPath」欄に入力されたJSONPath式を評価した結果を確認する事ができます。
「JSONPath」欄は編集する事が出来、編集後は「適用」ボタンをクリックする事でJSONPath式エディタの「JSONPath」欄に反映する事が出来ます。