LINEReply - LINEの応答メッセージを送信します

ユーザー、グループ、またはトークルームからのイベントに対して応答メッセージを送信します。
イベントが発生するとWebhookで通知されますので、HTTP実行設定のフローで通知を受信し、起動されたフローでイベントを解析した後に本コンポーネントを使用して応答メッセージを送信することができます。
テキスト、スタンプ、画像、動画のメッセージを送信できます。
LINEのMessaging APIを使用しているため、その機能制限に準拠します。また、送信するメッセージの詳細などについてはLINE Messaging APIのヘルプを参照してください。

■ストリーム情報

入力フォーマットすべて
接続数1
説明 入力ストリームは使用せず、すべて無視します。
出力フォーマットXML,CSV,FixedLength,Text,HTML,Binary,MIME
説明LINE Messaging APIのレスポンスが出力されます。

出力ストリーム変数

名前データ型説明
StatusCodeintHTTPレスポンスのステータスコード

■コンポーネントプロパティ

名前プロパティ型マッピング説明
アクセストークンstring入力&出力 LINEのアクセストークンを指定します。
LINE Developersコンソールで発行できます。
プロバイダーとプロバイダーのチャネルを選び「メッセージ送受信設定」の「アクセストークン(ロングターム)」にある「再発行」のボタンをクリックします。
応答トークンstring入力&出力 Webhookで受信した応答トークンを指定します。
メッセージ種別choice入力&出力 メッセージ種別を指定します。
テキスト [text] - テキストメッセージ
スタンプ [sticker] - スタンプメッセージ
画像 [image] - 画像メッセージ
動画 [video] - 動画メッセージ
テキストstring入力&出力メッセージ種別が「テキスト」の場合に、送信するテキストを指定します。Unicodeで定義された絵文字やLINEが独自に定義した絵文字を含めることができます。
パッケージIDstring入力&出力メッセージ種別が「スタンプ」の場合に、スタンプセットのパッケージIDを指定します。パッケージIDについては、スタンプリストを参照してください。
スタンプIDstring入力&出力メッセージ種別が「スタンプ」の場合に、スタンプIDを指定します。Messaging APIで送信できるスタンプのスタンプIDについては、スタンプリストを参照してください。
画像のURLstring入力&出力メッセージ種別が「画像」の場合に、画像のURLを指定します。
プレビュー画像のURLstring入力&出力メッセージ種別が「画像」の場合に、プレビュー画像のURLを指定します。
動画ファイルのURLstring入力&出力メッセージ種別が「動画」の場合に、動画ファイルのURLを指定します。
プレビュー画像のURLstring入力&出力メッセージ種別 が「動画」の場合に プレビュー画像のURLを指定します。
タイムアウト(秒)int入力&出力 リクエスト時およびコネクション接続時のタイムアウトまでの時間を秒単位で指定します。
プロキシ設定を使用boolean- 管理コンソールで設定したプロキシ設定を使用するかどうかを指定します。
はい [true] - プロキシ設定を使用します。
いいえ [false] - プロキシ設定を使用しません。
リトライ回数int入力&出力 リクエスト時にLINE Messaging APIサーバーに接続できなかったときに自動的にリトライするカウントを指定します。リトライしない場合は0を指定します。
リトライ間隔(秒)int入力&出力 上記リトライ時に再度接続リクエストを送るまでの間隔を秒単位で指定します。

■トランザクション処理

コミット何もしません。
ロールバック何もしません。

■エラー処理

タイプパラメーターエラー処理フロー
へのストリーム
エラー
コード
説明
汎用 なし コンポーネントの入力ストリーム なし LINE Messaging APIサーバーに接続できない場合
HTTPException「HTTPExceptionのパラメーター 」
を参照してください。
サーバーから返されたHTTPレスポンスのMIMEHTTPレスポンスのステータスコードLINE Messaging APIサーバーがエラーを返した場合

■「HTTPException」のパラメーター

No.名前説明
1HTTPStatusLineサーバーから返されたHTTPステータスラインが返されます。
2HTTPBodyサーバーから返されたHTTPレスポンスのボティが返されます。

■フローの強制終了

フローを強制終了すると、通常は実行中のコンポーネントの処理が終了してから次のコンポーネントに制御が遷移する時点でフローがアボートしますが、本コンポーネントでは実行中の処理を強制的に終了してフローがアボートします。