PDFDigitalSign - PDFに電子署名します

PDFファイルに電子署名を付加します。
電子署名で使用する証明書は、管理コンソールで作成またはインポートしたユーザーの証明書を使用します。
また、長期署名や可視署名を付加することもできます。長期署名については「長期署名について」を、可視署名については「可視署名について」を参照してください。

■ストリーム情報

入力フォーマットすべて
接続数1
説明 入力ストリームは使用せず、すべて無視します。
出力フォーマットすべて
説明 入力ストリームをそのまま出力します。

■コンポーネントプロパティ

名前プロパティ型マッピング説明
PDFファイルパスremoteFile入力&出力 電子署名するPDFファイルのパスを指定します。区切り文字「\」と「/」は区別されません。
相対パスの場合は相対パスの起点 の指定に基づいて解釈されます。
例:
directory/file.pdf
C:\directory\file.pdf
\\server\share\file.pdf
保存先PDFファイルパスremoteFile入力&出力 保存先のPDFファイルのパスを指定します。
区切り文字「\」と「/」は区別されません。
相対パスの場合は相対パスの起点 の指定に基づいて解釈されます。
例:
directory/file.pdf
C:\directory\file.pdf
\\server\share\file.pdf
ファイルパスの詳細設定group- ファイルパスの詳細設定を行うプロパティ群です。
相対パスの起点pathResolver- 相対パス指定の場合にベースフォルダーを指定します。
プロジェクトフォルダ [Relative]
プロジェクトファイルと同じフォルダを起点にします。
ホームフォルダー [ProjectOwner]
ユーザーのホームフォルダーを起点にします。
実行ユーザーのホームフォルダー [ExecuteUser]
実行ユーザーのホームフォルダーを起点にします。
絶対パスを許可boolean- 絶対パスを許可するかどうか選択します。
「..」を許可boolean- 上のフォルダへ移動する記述に「..」を許可するかどうか選択します。
パスワードpassword入力&出力 PDFファイルのパスワードを指定します。PDFファイルパスで指定したPDFファイルにパスワードが設定されている場合に使用します。
電子署名されたPDFファイルも同じパスワードで保護されます。
署名者の証明書string入力&出力 署名者の証明書を指定します。
管理コンソールでユーザーの証明書を作成・インポートしたときにつけたエイリアス名を指定します。
署名者の場所string入力&出力 電子署名を付加する場所の情報を指定します。
例:東京
署名理由string入力&出力 電子署名を付加する理由を指定します。
例:受領済み
サーバーURLstring入力&出力 タイムスタンプサーバーのURLを指定します。
ユーザー名string入力&出力 タイムスタンプサーバーのユーザー名を指定します。
パスワードpassword入力&出力 タイムスタンプサーバーのパスワードを指定します。
長期署名を付加boolean入力&出力 長期署名を付加するかどうかを指定します。詳細は下記トピック 「長期署名について」を参照して下さい。
はい [true] - 長期署名を付加します
いいえ [false] - 長期署名を付加しません
プロキシ設定を使用boolean入力&出力 管理コンソールで設定したプロキシ設定を使用するかどうかを指定します。
この設定は、サーバーURLが指定されている場合、または、長期署名を付加が「はい」の場合に使用されます。
はい [true] - プロキシ設定を使用します。
いいえ [false] - プロキシ設定を使用しません。
ハッシュアルゴリズムchoice入力&出力 電子署名を作成する時のハッシュアルゴリズムを指定します。
署名者の証明書で指定した証明書の署名アルゴリズムが「DSA」の場合は自動的に「SHA1」となります。
また、サーバーURLが指定されている場合、タイムスタンプを作成する時のアルゴリズムとしても使用されます。
SHA-256 - SHA-256アルゴリズムを使用します。
SHA-512 - SHA-512アルゴリズムを使用します。
可視署名を付加boolean入力&出力 可視署名を付加するかどうかを指定します。
可視署名はPDFの最後に新規ページを追加してそこに付加します。もしも、PDFにすでに電子署名が付加されていた場合は、最終ページに可視署名を付加します。
はい [true] - 可視署名を付加します。
いいえ [false] - 可視署名を付加しません。
背景画像ファイルパスremoteFile入力&出力 可視署名の背景画像を指定します。
推奨サイズは幅300px、高さ215pxで、pngやjpgなど一般的な画像形式をサポートしています。
背景画像が指定されなかった場合は、コンポーネント標準の画像が使用されます。
相対パスの場合は相対パスの起点の指定に基づいて解釈されます。
標準フォントファイルstring入力&出力 可視署名の標準フォントのファイル名(.ttc または .ttfファイル)を指定します。
デフォルトのフォントファイルは「YuGothR.ttc」です。
標準フォント名string入力&出力標準フォントファイルが .ttcファイルの場合に、可視署名の標準フォントのフォント名を指定します。
デフォルトのフォント名は「YuGothic-Regular」です。
ボールドフォントファイルstring入力&出力 可視署名のボールドフォントのファイル名(.ttc または .ttfファイル)を指定します。
可視署名のタイトル部分のフォントとして使用されます。
デフォルトのフォントファイルは「YuGothB.ttc」です。
ボールドフォント名string入力&出力ボールドフォントファイルが .ttcファイルの場合に、可視署名のボールドフォントのフォント名を指定します。
デフォルトのフォント名は「YuGothic-Bold」です。
上書きを許可boolean入力&出力保存先PDFファイルパス で指定したPDFファイルがすでに存在する場合の動作を指定します。初期値は「はい」です。
はい [true] - 上書きします。
いいえ [false] - 出力先ファイルがすでに存在する のエラーを発生します。
元のPDFファイルを削除するboolean入力&出力 コミット時にPDFファイルパスで指定したPDFファイルを削除するかどうか選択します。初期値は「いいえ」です。
はい [true] - ファイルを削除します。
いいえ [false] - 何もしません。

■トランザクション処理

コミット元のPDFファイルを削除する が「はい」の場合にPDFファイルパスのファイルを削除します。
ロールバック何もしません。

■エラー処理

タイプパラメーターエラー処理フロー
へのストリーム
エラー
コード
説明
汎用 なし コンポーネントの入力ストリーム3保存先PDFファイルパスが指定されていなかった場合
4対応していないアルゴリズムを指定した場合
5キーストアファイルが取得できない場合
6キーストアファイルが復元できない場合
7キーストア名が指定されていない場合
8鍵が不正な場合
9PDFファイルパスで指定されたファイルがPDFファイルじゃない場合
10電子署名を作れない場合
11キーストアが初期化されていない場合
12パスワードが不正な場合
13署名者の証明書が不正な場合
14署名に失敗した場合
15タイムスタンプを付加することができなかった場合
16If LTV revocation data could not be added.
17標準フォントファイルまたはボールドフォントファイルに指定されたフォントがサポートされていない場合
18標準フォント名またはボールドフォント名で指定されたフォントが.ttcファイルに存在していなかった場合
19元のPDFファイルを削除するが「はい」でPDFファイルパスで指定されたファイルが削除できなかった場合
ファイルが存在しない なし コンポーネントの入力ストリーム1PDFファイルパスで指定されたPDFファイルが存在しなかった場合
出力先ファイルがすでに存在する なし コンポーネントの入力ストリーム2上書きを許可が「いいえ」で、保存先PDFファイルパスで指定したファイルが既に存在している場合

■長期署名について

長期署名とは、電子署名に使用した証明書が期限切れになった後でも有効な電子署名です。
本コンポーネントでは、長期署名を付加を「はい」に指定することでPDFに長期署名を付加することができます。
長期署名を付加すると、証明書、証明書失効リスト(CRL)またはOSCP応答など電子署名の検証に必要なすべての情報が付加されます。

本コンポーネントではユーザーの証明書チェーン内のすべての証明書についてCRLまたはOSCP応答を取得します。そのため、管理コンソールで登録するユーザーの証明書には完全な証明書チェーンが含まれている必要があります。
CRLやOSCP応答を取得するために使用されるURLは各証明書に設定されているURLを使用します。

また、CRLやOCSP応答に付加されている電子署名がユーザーの証明書チェーンに含まれている証明書で検証できない場合は、長期署名の検証に必要なすべての情報を付加することができないため、本コンポーネントで付加した電子署名が長期署名とならないことがあります。長期署名は市販のPDFリーダー、PDFビューワーで確認することができますので、本コンポーネントの動作検証時などに事前に確認してください。

■可視署名について

可視署名を付加を「はい」に指定した場合、次の3つの要素を含む可視署名が付加されます。

可視署名の例