PDFMerge2 - PDFデータの合成

PDFコンポーネントで「出力形式」プロパティを「XML(合成用)」として出力したXMLからPDFを生成します。
複数のPDFコンポーネントやPDFMergeコンポーネントからの入力をマージし、1つのPDFイメージに合成することができます。
また、PDFコンポーネントやPDFMergeコンポーネントから出力されたXMLバイナリイメージをファイルとして出力し、それをFileGetコンポーネントなどで読み取った結果をPDFMergeコンポーネントでPDF化することもできます。この時、単一のFileGetコンポーネントなどから複数ファイルをストリームコンテナとして入力された場合にはそれらは1つのPDFイメージとして合成されます。

■ストリーム情報

入力フォーマットBinary
接続数無制限
説明 PDFコンポーネントまたは別のPDFMergeコンポーネントが出力したXMLのバイナリイメージを入力します。
ページの合成順序は、コンポーネントを接続した順序となります。
出力フォーマットBinary

■コンポーネントプロパティ

名前プロパティ型マッピング説明
出力形式choice入力&出力 ストリームに出力するデータの形式を選択します。
PDF [PDF] - PDFファイルイメージがストリームに出力されます。
XML(合成用) [XML] - 合成用のXMLが再度出力され、後で本コンポーネントの入力とすることができます。
ページ番号を振り直すboolean入力&出力 ヘッダ・フッタ中のページ番号・ページ数を合成時に振り直すかどうか選択します
はい [true] - 振り直します。
いいえ [false] - 振り直しません。
日時を振り直すboolean入力&出力 ヘッダ・フッタ中の日付・時刻を本コンポーネントの合成時(実行時)のものに振り直すかどうか選択します。
はい [true] - 振り直します。
いいえ [false] - 振り直しません。

■トランザクション処理

コミット何もしません。
ロールバック何もしません。

■エラー処理

タイプパラメーターエラー処理フロー
へのストリーム
エラー
コード
説明
汎用 なし コンポーネントの入力ストリーム201入力ストリームが有効な書式ではない場合

■PDF生成機能の利用プラットフォーム制限について

PDFMergeコンポーネントの機能は、PDFの特性上、PDFコンポーネントのPDFビルダーで定義するときに用いたフォント(例えばMS ゴシックなど)がサーバー側にも存在していなければPDFを生成することができません。サーバーをUNIXで運用する場合、[DATA_DIR]/system/fontsにフォントをコピーする必要があります。