SOAPFault

SOAP1.1のSOAPFaultを作成します。

■ストリーム情報

入力フォーマットXML,Text
接続数1
説明 SOAPFaultのdetail。
入力がXMLの場合、それがそのままdetail要素の子要素となります。 入力がTextの場合、detail要素の子に「string」という要素が作成され、そこにそのテキストが差し込まれます。
出力フォーマットXML
説明 このコンポーネントはフローの終了コンポーネントなので、このコンポーネントが実行されるとそこでフローは終了します。
(フローがサブフローやエラー処理フローとして実行されている場合でも、このコンポーネントが実行されるとそこでリクエストは終了します。)
この場合フローの出力ストリームはこのコンポーネントによって作成されたSOAPFaultのEnvelopeとなります。
フローがHTTPまたはSOAP実行設定によってクライアントから起動されている場合、クライアントにはSOAPFaultが戻ることになります。

■コンポーネントプロパティ

名前プロパティ型マッピング説明
トランザクションchoice- トランザクションが有効な場合にコミット、またはロールバックを実行するかどうかを指定します。 トランザクションが無効な場合は無視されます。
コミット [Commit] - コミットを実行します。
ロールバック [Rollback] - ロールバックを実行します。
ステータスコードstring入力&出力 フローの返り値です。
フローがHTTP実行設定から起動された場合はHTTPのステータスコードとなります。その場合、「NNN XXXXX」のように「数字3桁 文字列」の形式で指定します。
フローがSOAP実行設定から起動された場合、またはこのプロパティが空の場合のHTTPのステータスコードは「500 Internal Error」になります。
faultcodeの名前空間string入力&出力 SOAPFaultコードのNamespaceURIを指定します。
通常はデフォルト値の「http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/」から変更する必要はありません。
faultcodechoice入力&出力 SOAPFaultコードを指定します。
通常はSOAP仕様で定義されている「VersionMismatch」「MustUnderstand」「Client」「Server」のいずれかを選択しますが、 faultcodeの名前空間 とあわせて独自のエラーコードを定義することもできます。
faultstringstring入力&出力 SOAPFaultのfaultstringを指定します。
faultactorstring入力&出力 SOAPFaultのfaultactorを指定します。
指定されなかった場合はフローの起動されたURLが設定されます。

■ループ処理

なし。

■トランザクション処理

コミット何もしません。
ロールバック何もしません。

■エラー処理

タイプパラメーターエラー処理フロー
へのストリーム
エラー
コード
説明
汎用 なし コンポーネントの入力ストリーム なし SOAPFaultが作成できなかった場合