UntarFile - Tar形式ファイルの展開

Tar形式のファイルを展開します。

■ストリーム情報

入力フォーマットすべて
接続数1
説明すべてのストリームを入力できます。
出力フォーマットすべて
説明 入力ストリームをそのまま出力します。

■コンポーネントプロパティ

名前プロパティ型マッピング説明
TARファイルパスremoteFile入力&出力 展開するTar形式ファイルのパスを指定します。
UNIXシステムの場合は、パス名は接頭辞が "/" の場合に絶対パスとみなします。Windowsシステムの場合は、パス名は接頭辞がドライブ指示子のあとに "\\" が続く場合、または接頭辞が "\\" の場合に絶対パスとみなします。
相対パスで指定した場合は、相対パスの起点 で指定したホームからの相対になります。
展開先フォルダーパスremoteFile入力&出力 展開後にファイル、フォルダーを保存するフォルダーのパスを指定します。
UNIXシステムの場合は、パス名は接頭辞が "/" の場合に絶対パスとみなします。Windowsシステムの場合は、パス名は接頭辞がドライブ指示子のあとに "\\" が続く場合、または接頭辞が "\\" の場合に絶対パスとみなします。
相対パスで指定した場合は、相対パスの起点 で指定したホームからの相対になります。
ファイルパスの詳細設定group- ファイルパスの詳細設定を行うプロパティ群です。
相対パスの起点pathResolver- 相対パス指定の場合にベースフォルダーを指定します。
プロジェクトフォルダー [Relative]
プロジェクトファイルと同じフォルダーを起点にします。
ホームフォルダー [ProjectOwner]
ユーザーのホームフォルダーを起点にします。
実行ユーザーのホームフォルダー [ExecuteUser]
実行ユーザーのホームフォルダーを起点にします。
絶対パスを許可boolean- 絶対パスを許可するかどうか選択します。
「..」を許可boolean- 上のフォルダへ移動する記述に「..」を許可するかどうか選択します。
ファイル名エンコーディングchoice入力&出力 ファイル名のエンコーディング種別を指定します。
utf-8 - utf-8
shift_jis - shift_jis
euc-jp - euc-jp
圧縮形式choice入力&出力 圧縮の形式を指定します。
自動判定 [auto] - ファイル拡張子で圧縮の形式を自動判定します。
圧縮しない [none] - 圧縮の形式を指定しません。指定されたファイルが圧縮されていないものとして展開します。
Gzip形式 [gzip] - Gzip形式を指定します。
Bzip2形式 [bz2] - Bzip2形式を指定します。
上書き処理choice入力&出力 展開先に同名のファイルが既に存在した場合の動作を指定します。
上書きする [Overwrite] - 展開するファイルと同名のファイルが既に存在する場合は上書きされます。
エラーにする [Error] - 展開するファイルと同名のファイルが既に存在する場合はエラーとします。
TARファイルを削除boolean入力&出力 展開後にTar形式ファイルを削除するかどうかを指定します。
はい [True] - 展開後にTARファイルパス で指定されたファイルを削除します。
いいえ [False] - 展開後にTARファイルパス で指定されたファイルを削除しません。

■トランザクション処理

コミット何もしません。
ロールバック何もしません。

■エラー処理

タイプパラメーターエラー処理フロー
へのストリーム
エラー
コード
説明
TARファイルが存在しない なし コンポーネントの入力ストリーム2TARファイルパス で指定したTar形式ファイルが見つからなかった場合
6TARファイルパス で指定したTar形式ファイルがフォルダーだった場合
展開先ファイルが既に存在する なし コンポーネントの入力ストリーム3上書き処理が「エラーにする」で展開先ファイルが既に存在していた場合。
あるいは展開先ファイルと同一名称のフォルダーが既に存在していた場合
汎用 なし コンポーネントの入力ストリーム4TARファイルパス で指定したファイルパスにワイルドカードが含まれていた場合
5展開先フォルダーパス で指定したフォルダーが存在せず、作成もできなかった場合
9ファイルパスの指定が誤っている場合や、相対パスの起点 が「実行ユーザーのホームフォルダー」の場合に、実行ユーザーが存在しないため相対パスが解決できなかった場合
10ファイルの展開に失敗した場合や、その他の入出力エラーが発生した場合