トリガーによる起動と実行設定
フローデザイナーからフローを直接起動する以外に、トリガーによる起動があります。トリガーによる起動には、必ず実行設定が必要であり、実行設定後にそれぞれの起動方法ごとのトリガーでフローを実行します。実行設定とは、フローとその起動方法を関連付けと実行時情報の定義のことです。フローデザイナーからは実行設定ダイアログボックスで定義を行うことができます。
トリガーによる起動の種類
トリガーによる起動には、以下の5種類の方法があります。
URL
実行設定でURLとフローを関連付けます。任意のHTTPクライアント(主にWebブラウザ)からURLに対してリクエストを送ると、フローサービスがもつHTTPリスナー、HTTPSリスナー、AJPリスナーの対応するいずれかでリクエストを受けて、フローが起動されます。
HTTPSリスナーで通信を行う場合、管理コンソールで登録された証明書を使用してPKI基盤に従ってクライアントと通信を行います。
起動するためのURL形式は以下のようになります。
http://<サーバーアドレス>:<ポート>/<ユーザーコンテキスト>/<相対パス>
実行設定で<相対パス>の部分を指定します。サーバーアドレス、ポート、ユーザーコンテキストは自動設定されます。
メモ
ユーザーコンテキストは、サーバーに接続しているユーザーのコンテキストが自動設定されます。コンテキストパスは、管理コンソールの「ツール」-「アカウント」のユーザー情報の詳細設定で表示される「コンテキスト設定」で確認、変更できます。初期値はユーザー名です。
例
http://localhost:21380/guest/Project1/Flow1
SOAP
実行設定でメソッド名とフローを関連付けます。任意のSOAPクライアントからメソッドを適切な引数をつけて呼び出すと、フローが起動されます。
HTTPSリスナーで通信を行う場合、管理コンソールで登録された証明書を使用してPKI基盤に従ってクライアントと通信を行います。
実行に使用するURLの初期値は以下のようになります。
http://<サーバーアドレス>:<ポート>/soap
Endpointを指定した場合は以下のようになります。
http://<サーバーアドレス>:<ポート>/soap/<ENDPOINT>
FTP
実行設定で、監視するフォルダを定義します。フローサービスのFTPサービスに対してアカウントで接続し、FTPサービスの仮想ルートディレクトリで指定したディレクトリ(初期状態ではユーザーのホームディレクトリ)の下のフォルダにファイルが置かれると、フローが起動されます。
メール監視
実行設定で、管理コンソールで接続設定したPOP3のコネクション名と時間間隔を設定します。また、メール本文を処理するフローとメールに添付されたファイルを処理するフローをそれぞれに設定します。設定したメールサーバーのアカウントでメール受信するとフローが起動されます。
メールサーバーとの通信にSSLを使用する場合、管理コンソールで登録された証明書を使用してPKI基盤に従って通信を行います。
注意
メール監視起動で実行するフローは、続けて別のフローを呼び出すことはできません。つまり、実行するフローではNextFlowコンポーネントは使用できません。
メッセージキュー監視
実行設定で、管理コンソールで接続設定したQueueのコネクション名と時間間隔を設定します。設定したメッセージキューでメッセージを受信するとフローが起動されます。
スケジュール起動
実行設定で指定日時や任意の実行間隔を設定します。設定すると、フローサービスのスケジューラーに登録され、指定した時間になるとスケジューラーによってフローが起動されます。また、実行設定で指定した固定値のパラメータをフローに渡すことができます。
スケジュール起動の種類には以下のようなものがあります。
| スケジュール起動の種類 | フローの実行 |
|---|---|
| 日時 | 指定日時に一度だけ実行する |
| 間隔 | 指定時間間隔で繰り返し実行する |
| 毎日 | 毎日指定時間に実行する |
| 毎週 | 毎月指定日の指定時間に実行する |
| 毎月 | 毎週指定曜日の指定時間に実行する |
実行設定
フローデザイナーから実行設定を定義するには、(1)フローデザイナーから直接表示できる実行設定ダイアログボックスを使う、(2)フローデザイナーに同梱されているトリガー管理ツールを使う、の2つの方法があります。実行設定ダイアログボックスからの実行設定の定義方法は、トリガー管理を参照してください。
トリガーによる起動と実行設定
トリガーによる起動と実行設定については、以下を参照してください。