DeleteFile - ファイル削除

ファイル・フォルダーを削除します。
本コンポーネントでファイルを削除する場合、対象ファイルはクローズされている必要があります。

■ストリーム情報

入力フォーマットすべて
接続数1
説明すべてのストリームを入力できます。
出力フォーマットすべて
説明 入力ストリームをそのまま出力します。

■コンポーネントプロパティ

名前プロパティ型マッピング説明
ファイルパスremoteFile入力&出力 削除するファイル・フォルダーのパスを指定します。フォルダーが指定された場合は、そのフォルダー内のファイルもすべてまとめて削除されます。
UNIXシステムの場合は、パス名は接頭辞が "/" の場合に絶対パスとみなします。Windowsシステムの場合は、パス名は接頭辞がドライブ指示子のあとに "\\" が続く場合、または接頭辞が "\\" の場合に絶対パスとみなします。
相対パスで指定した場合は、相対パスの起点 で指定したホームからの相対になります。
「**」と「*」と「?」の3つのワイルドカードが使用できます。「**」は0個以上の任意のパスセグメントに、「*」は0個以上の任意の文字に、「?」は任意の1文字にマッチします。
例:
directory/file.txt
C:\directory\file.txt
\\server\share\file.txt
**/*.txt - 相対パスの起点 以下のすべての「*.txt」ファイル
C:\directory\*.txt - C:\directory直下の「*.txt」ファイル
ファイルパスの詳細設定group- ファイルパスの詳細設定を行うプロパティ群です。
相対パスの起点pathResolver- 相対パス指定の場合にベースフォルダーを指定します。
プロジェクトフォルダー [Relative]
プロジェクトファイルと同じフォルダーを起点にします。
ホームフォルダー [ProjectOwner]
ユーザーのホームフォルダーを起点にします。
実行ユーザーのホームフォルダー [ExecuteUser]
実行ユーザーのホームフォルダーを起点にします。
絶対パスを許可boolean- 絶対パスを許可するかどうか選択します。
「..」を許可boolean- 上のフォルダへ移動する記述に「..」を許可するかどうか選択します。

■トランザクション処理

コミット何もしません。
ロールバック何もしません。

■エラー処理

タイプパラメーターエラー処理フロー
へのストリーム
エラー
コード
説明
ファイルが存在しない なし コンポーネントの入力ストリーム2ファイルパス で指定したファイル・フォルダーが見つからなかった場合
削除できない なし コンポーネントの入力ストリーム3ファイルパス で指定したファイル・フォルダーの削除に失敗した場合
汎用 なし コンポーネントの入力ストリーム9ファイルパスの指定が誤っている場合や、相対パスの起点 が「実行ユーザーのホームフォルダー」の場合に、実行ユーザーが存在しないため相対パスが解決できなかった場合
10その他のIOException

■コンポーネントの操作について

■FilePutコンポーネントで出力したファイルの削除

本コンポーネントでファイルを削除する場合、対象ファイルはクローズされている必要があります。 フローがトランザクション化されている場合、FilePutコンポーネントの書込み処理が「追加」で作成したファイルはトランザクションの完了時にクローズされるため、同一フロー内で削除することはできません。詳しくは、 FilePutコンポーネントのトピック「ファイルのクローズとフローのトランザクション化」を参照してください。