ファイル・フォルダーを削除します。
本コンポーネントでファイルを削除する場合、対象ファイルはクローズされている必要があります。
入力 | フォーマット | すべて |
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接続数 | 1 | |
説明 | すべてのストリームを入力できます。 | |
出力 | フォーマット | すべて |
説明 | 入力ストリームをそのまま出力します。 |
名前 | プロパティ型 | マッピング | 説明 |
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ファイルパス | remoteFile | 入力&出力 |
削除するファイル・フォルダーのパスを指定します。フォルダーが指定された場合は、そのフォルダー内のファイルもすべてまとめて削除されます。
UNIXシステムの場合は、パス名は接頭辞が "/" の場合に絶対パスとみなします。Windowsシステムの場合は、パス名は接頭辞がドライブ指示子のあとに "\\" が続く場合、または接頭辞が "\\" の場合に絶対パスとみなします。 相対パスで指定した場合は、相対パスの起点 で指定したホームからの相対になります。 「**」と「*」と「?」の3つのワイルドカードが使用できます。「**」は0個以上の任意のパスセグメントに、「*」は0個以上の任意の文字に、「?」は任意の1文字にマッチします。 例: directory/file.txt C:\directory\file.txt \\server\share\file.txt **/*.txt - 相対パスの起点 以下のすべての「*.txt」ファイル C:\directory\*.txt - C:\directory直下の「*.txt」ファイル |
ファイルパスの詳細設定 | group | - | ファイルパスの詳細設定を行うプロパティ群です。 |
相対パスの起点 | pathResolver | - |
相対パス指定の場合にベースフォルダーを指定します。
|
絶対パスを許可 | boolean | - | 絶対パスを許可するかどうか選択します。 |
「..」を許可 | boolean | - | 上のフォルダへ移動する記述に「..」を許可するかどうか選択します。 |
コミット | 何もしません。 |
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ロールバック | 何もしません。 |
タイプ | パラメーター | エラー処理フロー
へのストリーム | エラー
コード | 説明 |
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ファイルが存在しない | なし | コンポーネントの入力ストリーム | 2 | ファイルパス で指定したファイル・フォルダーが見つからなかった場合 |
削除できない | なし | コンポーネントの入力ストリーム | 3 | ファイルパス で指定したファイル・フォルダーの削除に失敗した場合 |
汎用 | なし | コンポーネントの入力ストリーム | 9 | ファイルパスの指定が誤っている場合や、相対パスの起点 が「実行ユーザーのホームフォルダー」の場合に、実行ユーザーが存在しないため相対パスが解決できなかった場合 |
10 | その他のIOException |
本コンポーネントでファイルを削除する場合、対象ファイルはクローズされている必要があります。 フローがトランザクション化されている場合、FilePutコンポーネントの書込み処理が「追加」で作成したファイルはトランザクションの完了時にクローズされるため、同一フロー内で削除することはできません。詳しくは、 FilePutコンポーネントのトピック「ファイルのクローズとフローのトランザクション化」を参照してください。