MultiFieldMapper - 複数フィールドへの一括マッピング

入力ストリームの選択したフィールドへ同じマッピングを行い、Recordへと変換します。
例えば、レコードの全フィールドに対してトリム「Trim関数」を行いたい場合などに使用します。
マッピング方法はMapperコンポーネントと同様になります。入力ストリームと出力ストリームのマッピング先は1つで、この間にマッピングの処理を設定します。ここで設定したマッピングの処理が、選択した全てのフィールドで実行されます。
選択していないフィールドは入力値がそのまま出力されます。
フィールドを1つも選択しない場合は、コンパイルエラーが発生します。

■ストリーム情報

入力フォーマットRecord,CSV,ParameterList,FixedLength
接続数1
出力フォーマットRecord

■コンポーネントプロパティ

名前プロパティ型マッピング説明
入力が無い場合エラーboolean- 入力ストリームのレコード件数が0件だった場合、エラーにするかどうかを選択します。
はい [true] - エラーを発生します。
いいえ [false] - そのままマッピングを行います。

■ループ処理

なし。

■トランザクション処理

コミット何もしません。
ロールバック何もしません。

■エラー処理

タイプパラメーターエラー処理フロー
へのストリーム
エラー
コード
説明
汎用 なし コンポーネントの入力ストリーム なし 入力フィールドに対してマッピングが行われており、入力が無い場合エラー が「はい」で、入力のレコード件数が0件の場合
なし マッパー関数でエラーが発生した場合

■マッピング方法

  1. 入力側にマッピング処理を行いたいストリームを出力するコンポーネントを連結します。
  2. 右クリックメニューより「マッピングの編集」を選択しタブを開きます。
  3. 開いたタブの左端のフィールド名の一覧よりマッピングを行いたいフィールド名のチェックボックスをクリックし選択します。
  4. 入力から出力へのストリームのマッピングを作成します。
    マッピング方法はMapperコンポーネントと同様になります。「フロー変数」、「外部変数」、「システム変数」をマッピングに使用することができますが、それらの変数へ値をマッピングすることはできません。