入力 | フォーマット | すべて |
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接続数 | 1 | |
説明 |
入力ストリームのフォーマットは、並列実行するフローの入力ストリームのフォーマットと同一にする必要があります。 |
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出力 | フォーマット | すべて |
説明 |
出力ストリームは、並列実行されたフローの出力ストリームをまとめたストリームになります。ストリームをどのようにまとめるかは出力形態 で指定することができます。 |
名前 | プロパティ型 | マッピング | 説明 | ||||||||||||
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最大並列実行数 | int | 入力&出力 |
並列で実行する最大数を指定します。 指定しない場合は、初期値の8になります。 CPU数(コア数)よりも大きな値や、管理コンソールで指定する並列実行スレッド最大サイズよりも大きな値を指定してもほとんど効果はありません。初期値から少しずつ増減させて効果を計測し、適切な値を設定してください。 |
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実行するフロー | subflow | - |
並列実行するフローを指定します。 フロー名は「<プロジェクト名>.<フロー名>」のように「.」区切りで指定します。 プロジェクト名を省略した場合、このフローが含まれているプロジェクト内にあるフローが実行されます。 |
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ループ開始コンポーネント | componentName | - |
ループを開始したコンポーネントを指定します。 プルダウンリストで前に連結してきたループを開始するコンポーネント名の一覧が表示されます。 |
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出力形態 | choice | - |
並列実行したフローの出力ストリームをまとめるかどうかを指定します。 詳しくは、下記トピック「出力形態」を参照してください。
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並列実行エラー時 | choice | - |
並列実行したフローでエラーが発生した場合の動作を指定します。
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パラメーター | category | 入力&出力 |
並列実行するフローのパラメーターです。 並列実行するフローの公開フロー変数を使用して値をやり取りすることができます。 パラメーター名と同じ名前の公開フロー変数に値が受け渡されます。パラメーター名は大文字小文字を区別します。 データ型には並列実行するフローで指定した型と同じ型を指定します。 (可能な限り自動的に型変換がおこなわれますが、特にBinary型では注意が必要です。) このプロパティはサブフローコンポーネントと同様に自動的にストリーム変数となりますが、複数のフローが並列に実行されるため、ストリーム変数を本コンポーネントの後に連結したマッパーで使用することはできません。 |
コミット | 何もしません。 |
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ロールバック | 何もしません。 |
タイプ | パラメーター | エラー処理フロー へのストリーム | エラー コード | 説明 |
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汎用 | なし | コンポーネントの入力ストリーム | 1 | 指定したフローが見つからない場合 |
並列実行エラー | なし |
並列実行したフローでエラーが発生した場合、エラー処理フローに渡されるストリームは空のストリームとなります。 エラー処理フローの開始コンポーネントのストリーム型を「Any」にしてください。 | 2 | まとめるストリームにフィールドが定義されていない場合 |
3 | まとめるストリームのストリーム型が異なる場合 | |||
4 | まとめるストリームのフィールド定義が異なる場合 | |||
5 | 並列実行したフローの出力ストリームが空の場合 | |||
6 | 並列実行でエラーが発生した場合 |
出力形態 では、並列実行するフローに出力ストリームがある場合に、それらの出力ストリームをどのようにまとめるかを指定します。このプロパティの指定により複数レコードのストリームをひとつにまとめたり、コンテナに入れて出力することができます。
MIMEの場合は子パートがひとつのマルチパートMIMEになるのではなく元のMIMEがそのまま出力されます。XMLの場合フィールド定義がなくともエラーにはなりません。
「ストリームをまとめる」を指定した場合、ストリーム型によって次のようにストリームがまとめられます。
Binary, Text | ストリームが連結されます。 |
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Record, CSV, FixedLength | ストリーム中のレコードをすべてまとめて単一のストリームとします。 |
ParameterList | String[]以外のデータ型のフィールドでは最後のストリームのフィールド値になります。 String[]型のフィールドではフィールド値が配列になります。 |
XML | フィールド定義に添ってXMLが再構成されます。 フィールド定義がされていない場合はエラーになります。 |
MIME | マルチパートMIMEになります。 |
「コンテナ」は、後続のフロー処理で複数のストリームを添付ファイルにする場合などに使用します。